piさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.5

怖さよりも難解さが上回る。
クトゥルフ神話的なクラーケン?やマーメイドは出てくるし、プロメテウス等のギリシャ神話も。灯台を始めとして性的なメタファーも多数。

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.0

どうしたらこうなるのか全く想像つかない頭のおかしい脚本。
中盤の沖縄編は実質的にビートたけしが主人公だが、今後の作風が既に完成されており面白すぎる

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

映画としての編集も凄いけどそもそものショー自体の演出がぶっ飛んでる。
ストップ・メイキング・センスは映画というよりはただのライブ映像に近かったが、こっちは幾分映画的
特に終盤のBLMな演出はスパイク・
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

3.5

アメリカン・ユートピアに備えて。
自然に身体が動いてしまうフィジカルなライブ
ただ、これは映画なのだろうか…?

幻の光(1995年製作の映画)

2.5

是枝裕和の監督デビュー作
江角マキコが役柄もそうだし普通に脱いでるしでイメージと違いすぎる

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.5

3組の男女を描いた群像劇
深田恭子演じるアイドルとそのファンの話、ファンの名前が温井だし完全に谷崎潤一郎の春琴抄が下敷きですね
何でFilmarksの点数がこんなに低いんだろう?

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.5

タイトルについている「Sunset」が無声映画やノーマ・デズモンド自身の斜陽を暗喩してそう。
ラストシーンすごすぎ

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

シリアスなシーンで例のテーマ曲が繰り返し流れるので途中から爆笑してしまった

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.0

N.W.Aはそこまで好きではなかったが背景を知ることができて面白かった。
エンドロールでも「事実を元にしたフィクション」と書かれている通り、Dr. DreとIce Cubeが本作のプロデューサーに就い
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

堀貴秀監督がほぼ一人で作り上げたという狂気のストップモーションアニメ(途中からは3人らしい)
カメラワークや演出など、至るところにセンスが溢れてる
3部作構想の1作目らしく、本作は中途半端なところで終
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

2.5

アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作
一番苦手なタイプの曲が途中で流れるのが気になった(しかも何故かレコードで)

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソンで観てなかったやつ。
音楽はDavid Bowie、Stooges、Devo、Zombies、Sigur Rósあたりの名曲オンパレードで、特にBowieはスペイン語版の弾き語りで
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

松岡茉優目当てで鑑賞
ヨーロッパ映画みたいな色調の撮影は好みだけど、全体的に演技がわざとらしい。松岡茉優もあまりハマっていない気が…
実質的に主人公が4人いるみたいなものなので2時間では深く描けてない
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

2.5

思春期の頃の感情がリアルすぎて、中学二年生なんて遥か昔である自分に対しても共感性羞恥を感じさせるレベル

ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

3.0

コーエン兄弟で観てなかったやつ
杜撰な犯罪によりおかしな方向に進んでいくお馴染みの展開はすでに完成されてる
40年前だから当然だけどフランシス・マクドーマンドが普通に若い、ノマドランドと比べると差がす
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親密さ(2012年製作の映画)

4.5

初めてのポレポレ東中野
色々と見透かされているような気持ちになる。学生時代の自分に見せたい

255分の2部上映と長めだがあっという間。第一部では『親密さ』という演劇を公開するまでの紆余曲折が描かれ、
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

4.0

懐かしい
小学生のとき、友達数人で毎日この映画を見るという流れが2週間ほどあった気がする。風呂のシーンや幼稚園のトイレのシーンは今でも覚えているくらい怖かった

生きる(1952年製作の映画)

4.0

胃がんにより寿命が残り僅かと分かった主人公が何かを成し遂げたいと思い、縦割り組織の役所で自らの属する市民課を飛び越えて公園建設を実現する話。後半は主人公不在の中、周囲の人物が回想を行うことで主人公の生>>続きを読む

うなぎ(1997年製作の映画)

3.0

清水美砂がいい女。何故パルムドールを獲れたのかはよく分からず

モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白い。Biggus Dickus(邦訳:デカ・チン)関係の部分は笑いすぎて涙が出た(笑ってはいけないシリーズっぽい)

ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説(2019年製作の映画)

3.0

相当なボブ・ディラン好きのための映画。自分は名盤とされる作品くらいしか聴いてない一般リスナーなので予備知識が足りなかった感じ。彼のカリスマ性はさることながらパティ・スミスとジョニ・ミッチェルの存在感が>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソンのファンタスティック Mr. FOX以来のストップモーションアニメ。
声優陣がめちゃくちゃ豪華。
日本語ネイティブじゃない俳優が日本語を喋るときは字幕を付けてほしいです!(2連続)

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

完成度の極めて高い脚本と展開で面白かった。それにしても、日本語ネイティブじゃない俳優が日本語を喋るときは字幕を付けてほしいです…。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

フランシス・マクドーマンドが演じる主人公ファーンは口数も少ないし感情もあまり表に出さないので、かなり行間を読む必要がある作品。
派手なアクション映画とかよりも、こういうある意味地味な映画こそ映画館で集
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ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

3.5

意外にも楽しめた。最後に必ずルフィと相手のパワー対決になってしまうのは、派手さを求める映画という媒体ではしょうがないのか?

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

2.5

尾田っちは原作・監修になってるけど深くは関わってないみたいですね。キャラクターが多すぎて収拾つかなくなってるところまで原作に準拠しなくても。

デッドプール2(2018年製作の映画)

2.5

ターミネーターとa-ha / Take on MeのMVの露骨なパロディ。
X-MENがカメオで一瞬出てきたシーンや、デッドプールがケーブルをサノスと呼ぶシーン(どちらもジョシュ・ブローリン)は笑った
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.0

思春期の子供の感情を物語として描いた作品。子供も楽しめると思うが、どちらかというと子供がいる親のほうが刺さるのでは。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.0

ドラマのDARKがとても面白かったので、その製作・監督・脚本を行った夫婦の過去作である本作も。DARKにも出演していた俳優が2人ほど。
雰囲気はウォッチドッグス+ロックマンエグゼ+ペルソナ5で、加えて
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

ヱビスビールの曲で有名なやつ。
ミステリー部分は序盤でも予想できるくらいシンプルなものだが、本作のテーマは人間ドラマの方。
終盤の無駄に長いアクションシーンは何なの?羊たちの沈黙しかり。
ラストシーン
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

忙しかったのでようやく今年1本目。ロバート・A・ハインラインは偉大。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

タイトルの通りDawn of the Deadのパロディらしい。3年後のHot Fuzzでさらにセルフパロディされてる。
Don't Stop Me Nowのシーンは笑う。
2004年の作品ということ
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.5

伝説のカルトムービー。ジョーカーにも通じるものがある。
ジュリーの飄々とした演技も良いが、菅原文太が異常にかっこいい。