piさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

史実ベースの作品は通常あまりハマれないんだけど、アーロン・ソーキンが脚本なだけあって上手く脚色されており面白かった。
アカデミー作品賞のノミネートは堅いと思うが、ウィリアム・クンスラー弁護士を演じたマ
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

休憩込みで207分と時間は長いが、最初から最後までずっと面白い。
7人のキャラが立っている。菊千代様…!
結局百姓と侍の身分の差は埋まらないというシニカルなラストも良い。
最初に仲間を集めるというのは
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茶の味(2003年製作の映画)

3.5

前半は石井克人監督のアイデアが詰め込まれている結果、浦安鉄筋家族やコント番組みたいなノリになっているが、終盤は意外にも上手くまとめている。俳優陣が超豪華。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

フランス映画らしくセリフも少なく淡々としているがどのカットも美しい。
主演2人の表情の表現力がすごい。
背景としての音楽が全く流れないからこそ、劇中の音楽(マリアンヌの弾く鍵盤、謎の儀式っぽい歌、ラス
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.5

全員殺意に溢れている。
単品で完結しているものの、ドラマ版の続きらしい。
かなりの賛否を巻き起こしたらしい漫画が原作ということもあり、かなりエグいストーリー。
主演の池松壮亮、蒼井優を筆頭に俳優陣の演
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.5

久石譲の劇伴音楽は有名曲のSummer以外も全曲最高。

GO(2001年製作の映画)

4.0

天才俳優窪塚洋介。萩原聖人演じる警官とのシーンが癒やし。

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.0

12月に観たほうが雰囲気出たかも。
監督はクリス・コロンバス、音楽はジョン・ウィリアムズというハリー・ポッターコンビ。何気に製作・脚本はジョン・ヒューズ。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

面白い~~
伏線満載の見事な脚本!

映画を記録し始めてから400本目でした。(Filmarksとはずれてる)

劇場(2020年製作の映画)

2.0

大好きな松岡茉優が不憫すぎて観ていられない。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.0

極彩色の映像と貧困に苦しむ人々の対比。
でもいくら貧しいといっても母親ヘイリーの倫理観がぶっ壊れすぎ(というかただの犯罪者)。
ラスト10分だけは鳥肌立つくらい良かった。
ウィレム・デフォーの熟練した
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.0

3時間40分!

白黒でもカラーでもないセピアな映像が不思議な雰囲気。
役所広司と幼い宮崎あおい(中学生?)が良い演技してる。
前半は素晴らしいけど後半は少し強引さが目立つ気も。

思わせぶりな演出が
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.5

原作は昔読んだので内容は既知。叙述トリックをどんな技法で映像化するのかと気になっていたが、極めてド直球。
宮城で生まれ育った身としては懐かしい場所が多かった。でもこんなにめちゃくちゃ訛ってる若者はいな
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

2.5

良くどんでん返し映画として挙げられるけど、ラストまでの流れは至って丁寧で全くどんでん返しではないと思う…。
むしろ、SF然としてるのにオチはファンタジーで締められたことの方がもやもやした。
十三機兵防
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.5

懐かしい映画を見返してみようシリーズ。
1回目のシンクロでアフロが燃えるところめちゃくちゃ笑った。

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

銀獅子賞おめでとうございます。
ラストは虚実入り交じっており分かりづらかった。
Cureというタイトルが何とも恐ろしい。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

鬱ヤクザコメディという新ジャンル。
沖縄で無邪気に遊ぶヤクザたちの姿と、彼らがあっさりと殺されていくバイオレンスの対比が極端で不思議な雰囲気。
この作品も久石譲の劇伴が最高。

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.5

終始一貫してラリっててこっちまで頭がおかしくなりそう。
主演2人のうちベネチオ・デル・トロは分かったけどジョニー・デップは様変わりしすぎて全く気づかなかった。

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.5

公開当初も映画館で観たやつ。やっぱりいつ観ても面白い

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.5

実はチャップリン作品は初めて。
トムとジェリーなどのアニメーションや、コントを中心としたお笑いに大きな影響を与えたであろう、動きによって笑わせる根源的なコメディ。
今のコントでは所謂”お約束”の連発だ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

ギャグが普通に面白くて笑いまくった。
伏線回収が丁寧。
BGMが自分好みのUKバンドばかりで最高(XTC、キンクス、T.Rex、スーパーグラス etc.)

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.5

ビートルズ映画と思って観ていたらチープな恋愛映画に変貌していった。
劇中にジョン・レノンが出てくるけど台詞が全然ジョンっぽくない。ジョンはそんなこと言わない。
ちなみに、「僕はビートルズ」って漫画と設
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ハピネス(1998年製作の映画)

2.5

かなりきつめのブラックコメディ。
ジャレッド・ハリスが演じるロシア人周りの部分は面白かったけど、コメディを通り越してただの犯罪者が数名いて不快さもあった。
エンディング曲はR.E.M.のマイケル・スタ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品の主題はアイデアとギミックによる純然たるエンターテイメントであり、物語は意図的に排除されている。主人公は名前も出自も語られず、ひたすら与えられたミッションをこなす操り人形的な存在。ほとんどのキ>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.0

1993年にしてはCGがすごい。
字幕が台詞と全然合ってなくて違和感が凄かったが、案の定戸田奈津子だった。
1万Vの電圧を食らっても無傷な少年とハッカー少女が最終的に最強。

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

3.5

デカローグ版鑑賞は5年前。
中盤まではほとんど変わらないはずだが後半に多くのシーンが追加されている。
本質は変わらないものの映画版はやや冗長に感じる。ドラマ版の方が必要不可欠なシーンのみを見せるクシシ
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.0

自分には難しすぎた。
ストーリーは何となく分かるものの、セリフ回しが独特で(それぞれ独り言を話している感じであまり会話になっていない)場面がどんどん移り変わっていくのでとても疲れた。
映像は当時にして
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.5

北野武と久石譲の黄金コンビ。曲自体が良いのはもちろんのこと、使い方が素晴らしい。
ラストシーン(有名らしいですね)は、普通の映画であれば中盤に位置すると思うんだけど、それを最後に持ってきてその後を暗示
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

野球をする側ではなく応援する側が試合中に成長し葛藤を乗り越えたりするのが独特で面白い。

シリアスマン(2009年製作の映画)

2.5

当たり外れが激しいコーエン兄弟のハズレ作品。