ぴんじょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

4.0

暖かい文明批評。

ジャック・タチの「ユロ氏」のシリーズ。
抱腹絶倒というわけではないのですが、のんびりとしたユーモアに、幸せな気分にさせられます。

ユロ氏のシリーズは四作あるようで、それらはユロ氏
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

フリークショーの新しい味付け

『オペラ座の怪人』とか、『レ・ミゼラブル』と同じように、ミュージカルの秀作として認知されているもののようですね。

物語は見せ物小屋からサーカスを作り出したP・T・バー
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かわいい毒草(1968年製作の映画)

5.0

可愛いらしくて怖いよぅ。

CSの洋画専門チャンネル『ザ・シネマ』、町山智弘の「ビデオショップUFO」で見ました。
というか、この番組じゃなきゃ見られなかったんじゃないでしょうか。

若干ネタバレの中
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

1.0

馬鹿にするな!!!

長らく立ち上がれなくなるほどの衝撃を受けました。
あまりに酷い内容に…。
この映画にあまりのショックを受けたから、他の映画のレビューまでしたくなくなってしまったほど。

いままで
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.0

もう、スター・ウォーズはやめよう!

ディズニーがスター・ウォーズの権利を獲得してから、スター・ウォーズの劣化は激しいのですが、これもまたひどい作品でした。

ロン・ハワードが監督だというので、そこそ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.0

インフィニティ…に続くかと思うと残念。

敵はソーの姉にあたる「ヘラ」。
強大な力を持ち、ソーもかないません。
ソーの故郷であるアズガルドを支配し、さらには全宇宙をも支配しようとするのですが、その力の
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0

推理物としては難あるも、雰囲気は良い。

その昔、原作を読む前に、ミステリィ・マニアの友人から犯人を教えられてしまっていました。
そのため、原作を読む気持ちがなえてしまっていたのですが、本作公開を機に
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

2.0

無理やり感満載。

とにかく、ストーリーに無理が多すぎます。

取って付けたというべきでしょうか。
そのため、展開にもスピード感がなく、途中で何度も停滞してしまいます。

103分間という決して長くな
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.9

うちの妻が好きなポアロのシリーズ。

ぼくとしては1970年代の明るくてわかりやすいシリーズが好きだったんですが、ケネス・ブラナーのアクティブ・ポアロも悪くはないですよね。

『オリエント急行』の時に
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

終わった終わった、めでたしめでたし。
「ようやく終わった。」見終えた時の感想を一言で言うとこうなります。

40年にわたる大河ドラマがついに終わった、という感慨ではありません。
もうこれで、とりちらか
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.0

マイノリティへの思いが強く出ています。

Xメンのシリーズは必ずしも大好きというわけではないんだけど、なんとなく全作見てしまいます。

今回は未来の危機を救うために、ウルヴァリンが過去に飛びます。
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0

辟易した。

スーパーマン死して後、大きな脅威に対抗するため、バットマンがスーパーヒーローを集めてチームを作るという、DCコミック版「アベンジャーズ」…のようなもの。
アメコミではジャスティスリーグの
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.0

猿はいいんだけどね、猿は。

「猿の惑星」のリプート版の三作目。

猿たちの映像技術はまったく目を見張るものがありますし、それなりに面白くは見ることができたのですが、やはり、初代『猿の惑星』とは方向性
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

ごめん、やっぱり前作と比較しちゃった。

ロボットと怪獣が戦う『パシフィック・リム』の続編。
続編がうまくいったのは『エイリアン2』と『ターミネーター2』くらいだから、これも例によって柳の下にいたのは
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大脱出2(2018年製作の映画)

2.0

こういう続編は見たくない。

これはひどい。

1作目、シュワルツェネッガーとの共演作はなかなか面白かったのに、本作は、ストーリー、演出、そのうえラストまで散漫で、「なにが見せたいんだ!」と怒りたくな
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.0

ごめんなさい、飽きました。

さすがに飽きてきました。

1作目は、豪華アクション・スターの共演というだけでも、男祭としての面白さがありました。

とにかく男臭さで押し切った感があったのです。

2作
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

『モダンタイムス』ですよね?

ベネチア映画祭で最優秀賞にあたる金獅子賞を受賞したという事で一気に期待値が高くなってしまった本作。

バットマンシリーズの人気悪役、ジョーカーの誕生秘話だというのですか
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

長い…。

続編っていうのは難しいと思う。
殊に前作が傑作だったりした場合、よほどのことがないと前作をしのぐことはできないのでしょう。

続編で成功してるのは、『エイリアン2』か、『ターミネーター2』
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

ダイジェスト版

木城ゆきとの『銃夢』が原作、ジェームズ・キャメロン制作、ロバート・ロドリゲス監督っていうんだから、期待するなという方が無理。

だったんだけど、作品は残念極まりないものでした。

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2020(2017年製作の映画)

1.0

この時点で451件ものレビューがあること自体が驚異!

どう考えたって『2012』を意識したというか、「『2012』と間違えて見ちゃったよ。トホホ。」いう、失笑をあえて意識したという裏の裏の裏を狙った
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リラの門 4K デジタル・リマスター版(1957年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人間って哀しいなぁ。

飲兵衛のろくでなし、ジュジュのところにある日、逃亡中の殺人犯が転がり込みます。

いままで、何もするでもなかった、なまけもののジュジュは、その殺人犯をかくまう事に生きがいを感じ
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ブーベの恋人(1963年製作の映画)

5.0

恋人って宿命の人なのね。

音楽がやたらと有名。
器楽のポピュラー曲集には必ず入っていたなぁ。
何度もフルートで吹いた覚えがあるぞ。

モノクロームの映像もいい感じ。
カラーなんかよりもよっぽど美しく
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

4.0

困ったおじいちゃんが楽しませてくれます。

フレンチ・コメディって言うとおしゃれなイメージがあります。
ジャック・タチのような。

ところがこの映画、ひたすらおバカな展開。
前半はどうもテンポにのりき
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嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

不機嫌な美貌が素敵。

病弱で退屈な夫と、冷酷な義母との生活に打ちひしがれている若き人妻テレーズの前に、乱暴だが生命観に満ちあふれたトラック運転手のロランが現れます。
灯に引き寄せられる蛾のようにロラ
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シャレード(1963年製作の映画)

5.0

どこまでも素晴らしくてチャーミング

夫の事故死から、謎の男たちに追われるオードリー・ヘップバーン演じる未亡人を描いたサスペンス映画。

昨今のただ怖いだけの映画とは全く違います。
チャーミングでお洒
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いそしぎ(1965年製作の映画)

3.0

題名も音楽もいいけど…。

いそしぎって鳥のことだったんですね。

某映画レビューサイトを見ても、「初めて知った」という人がけっこういるようですね。
僕もそうです。
「ゆうなぎ」とか「たそがれ」とかそ
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ポーカーナイト 監禁脱出(2014年製作の映画)

3.0

いろいろ工夫してる割には…。
ロン・バールマンは割合と好きなんで、つい見ちゃった。

「痛い」系の映画で、ちょっと韓国映画のテイストを感じちゃいました。

ポーカーをしながら自らの武勇伝を語る刑事たち
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.0

運命論的なセリフが欲しかったなぁ。

ネタバレ
事故のために、コールドスリープから目覚めてしまった男の物語。
1年間の孤独に耐えきれずに、本来目覚める必要のなかった女性を目覚めさせてしまいます。

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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.0

よく考えると無駄が多いコンピューター。

コンピューターの反乱(暴走)を描いたもの。

対テロ戦で判断ミスをしてしまった政府要人。
彼らを「国家の防衛」のためには弊害であると考えるAI。

ただし、A
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.0

好きな人しか見ないから某レビューサイトでは高評価。

ルパン三世のハードボイルドタッチの「ルパン三世」とのことでしたが、そんなに新しい視点を感じるというほどでもありませんでした。

次元大輔をフューチ
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.0

グロくて嫌…。
ハードなタッチのルパン3世で、五右衛門を中心にしたストーリー展開。

ハードというのは描き方で、腕が切り落とされたり血が噴き出したりと、過激な描写が目立ちます。

でも、過激に描けば大
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アルマゲドン2007(2007年製作の映画)

1.0

B級はカルトになれず
「北京原人…」や「死霊の盆踊り」のような傑作になりえないのは、製作者がB級に甘んじてしまっているから。
どうせB級だもんねと思って作るから見る方もB級感を持ってみてしまう。

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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.0

ティーンエイジってところが大事。
『ミュータント・タートルズ』の続編である。
でもどうして1作目は『ミュータント・タートルズ』で2作目は『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』なんだろう。

完全に前作
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.9

カメさん、がんばれ。
モーションキャプチャーのタートルズや師匠のネズミはちょっと気持ち悪いかな。

でも、単純な勧善懲悪の物語に、「カメたちがんばれ!」と素直に声援を送ってしまいました。

製作が『ト
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

この作品の目指すところが分からん。
監督は『銀河ヒッチハイクガイド』や『リトル・ランボー』のガース・ジェニングスらしいけど、なんでこの程度のアニメを作っちゃったんだろう。

歌の好きな動物たちが集まっ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

あの時代の男子、女子って…。
昔、オールズバーグの名作絵本を原作にした映画がありました。

あちらは、ボードゲームのイベントが現実に起こってしまうというお話でしたが、こちらはゲームの中に入り込んでしま
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