あくなきチャレンジャーの世界。
映画というのは、もちろん「動く絵」だから。音以前に、絵とその動きがあってこそのものだと思います。
それは、無声映画の、音がないのに生き生きとした画面を見ればわかります>>続きを読む
扇動に乗りやすいのはロシア人も同じか。
ロシアのSF。
ロシア=ソ連のSFといえばタルコフスキーの『惑星ソラリス』のように、静謐な思索SFというイメージがあります。
本作はハリウッドばりのSFXで>>続きを読む
そんなに回り道はしてないと思う。
亡命インド人と、夫に捨てられた初老の女性の心の交流を描いた小品。
大きな事件があるわけでもないし、そんなにドラマチックな展開でもありません。
でも、心が温まり、もう>>続きを読む
あれ、意外に面白かったっす。
はい、『ファーゴ』の後日譚です。
後日譚といっても『ファーゴ』の物語とは関係ありません。
実録と銘打って、実は全くのフィクションである『ファーゴ』を実話と信じて雪の中>>続きを読む
物語に関係ない人物がいいんだなぁ。
実録もの風犯罪映画。
狂言誘拐で、事業の資金を得ようとするものの、誘拐依頼者の暴走で、収集のつかない犯罪になっちゃうって話。
犯罪にかかわってしまう側は、狂>>続きを読む
むちゃくちゃな計画ですわ。
ロバート・アルトマンは、実は僕は『マッシュ』が意外にも苦手。
じゃあ、宇宙開発物はどうなんだろうと、そう期待もせずに見始めました。
うん、『マッシュ!』よりは違和感なく見>>続きを読む
ビジュアル重視ってことで。
キューブリックの名作SF。
学生時代にリバイバル上映を見て以来、何回となく見ています。
1968年の公開だから、50年以上前の作品なのですが、全く色あせることがありま>>続きを読む
オタクはダメよって映画かな。
『恐怖の報酬』のクルーゾー監督が描いた変態さんのお話。
町山智浩氏の解説によると、製作時すでに老境に入っていたクルーゾー監督が、当時流行していたポップカルチャーに対す>>続きを読む
まあ、こんなとこですか。
クラシックなテレビゲームの対戦映像を、地球人からの宣戦布告と考え、テレビゲームの形で対戦を挑んでくる宇宙人。
かつてのゲーム少年たちが挑戦してくる宇宙人たちと戦います。>>続きを読む
ふざけるなディズニー!
と叫びたくなりました。
ディズニーは『スター・ウォーズ』をグタグタにしたのにも懲りず、『インディー・ジョーンズ』をもグタグタにしてしまうつもりなのでしょうか。
ジョージ・ルー>>続きを読む
いいじゃん、いいじゃん
しっかり予習・復習もして、体調も整えて見に行ってきました。
思えば、昔は映画は大きなイベントでした。
『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』なんか日本公開の1年も前から話>>続きを読む
テレビ放映、カットされすぎ(2008年の話)
インディ・ジョーンズのシリーズでは一番好きなものです。
ハリソン・フォードとショーン・コネリーの掛け合いもいいし、敵も第1作同様、ナチスと大変わかりや>>続きを読む
意外に面白かった。
インディー・ジョーンズのシリーズでは一番面白くない作品だと思っていました。
確か公開当時「アジア人を馬鹿にしている」という抗議も出たのではないかと思います。
グロテスクさや気>>続きを読む
やっぱり思い出の「レイダース」
多くのみなさん同様、テレビ放映で『クリスタルスカルの王国』の予習をしました。(2008年当時の話)
この作品は、思い出の作品です。
公開当時、アメリカのドライブイ>>続きを読む
それなりに楽しめる。ハードル下げれば。
1作目を見たんで、2作目も惰性で見てしまいました。
どうせたいしたことないだろうと思ったのですが、なんと意外に楽しめてしまいました。
実写キャラに慣れたせ>>続きを読む
暇つぶしなら許してあげられるかな。
原作はそこそこ読んでいて、割と好きな方。
アニメもよく見ていました。
劇場版も見ました、ただしテレビで。
そこそこ『銀魂』好きで、まあ、そこそこの「期待せず>>続きを読む
日中戦争の泥沼へ。
もちろん、質は前作同様、堂々たる戦争大作ではあります。
でも、第一部に比べるとどうしてもつなぎの感が否めません。
『スターウォーズ』のエピソードⅤのようなものでしょうか。
そ>>続きを読む
これぞ日本映画、大作中の大作!
これを大作と言わずしてなんとする。
まさにオールスター。
物語も骨太。
満州事変から太平洋戦争にいたる大歴史絵巻。
だいたいタイトルからしてド・ストレートな『>>続きを読む
上質のサスペンスを楽しむ。
平凡な家庭に三人組の脱獄囚が押し入ります。
命の危険に晒された家族と、必死に逃亡しようとする脱獄囚との息詰まる駆け引きが見事。
監督は『ローマの休日』でも有名なウィリアム>>続きを読む
子供向きじゃないからご注意を。
アメリカの作品と知って驚きました。
いかにもイギリスって感じのシニカルなコメディでしたから。
もちろん原作のピータラビットとは全く違います。
あののびやかで優し>>続きを読む
久しぶりにビンビンきましたよ!
これは面白い。
スパイダーマン・ファンならずとも、アニメ・ファン必見の作品じゃないかな。
物語は、異次元から集まったさまざまな「スパイダーマン」たちが、主人公を支>>続きを読む
これがアスリートでもいいじゃないか。
モデルとなったトーニャ・ハーディング、アルベールビル、リレハンメルの冬季オリンピックに出場。
驚いたことにもう30年も前なのだ…。
オリンピック出場経験者で>>続きを読む
狂気によって更生するネオナチ君。
ネオ・ナチに傾倒し反社会的な傾向を持つアダムは、更生施設である教会で、更生を誓わせらます。
アダムは近くにあったリンゴの木を見て「リンゴを育ててアップルケーキを作>>続きを読む
視点は違うけど、こっちも面白いよ。
『新感染』と同じ監督のアニメ作品。
『新感染』の前日譚という触れ込みですが、ウイルス流出の秘密が解き明かされるわけではありません。
同じゾンビものを、舞台と視>>続きを読む
アジアらしいゾンビ映画でした。
さすがは韓国映画です。
ゾンビものをかくも面白く…ってことは「怖く」ってことだけど…作り上げてくれました。
閉じ込められた超特急車両の中、一方通行の行き場のない中で>>続きを読む
意外にも、暗い設定の物語でした。
ディズニーの作品としては、他の作品とはやや趣を異にするように思えます。
クラシックで言えば『くまのプーさん』のような感じでしょうか。
スティッチのキャラクターはよ>>続きを読む
カーペンター節は、楽しめる人だけのもの。
さすがジョン・カーペンター。
B級魂が息づいています。
火星を植民化したら、そこにいた幽霊が植民した人々に取り付いて、お互いに殺しあいさせちゃう。
まあ>>続きを読む
『時計仕掛け…』そのまんまじゃん。
『時計仕掛けのオレンジ』のマルコム・マクダウェルが、コーヒーのセールスマンから大金持ちの秘書になるも、転落して…というなんだかわけのわからない不条理劇。
そう、>>続きを読む
さらにまっとう。
1作目がそれなりに楽しめたので、2作目も続けて見ました。
なんと、1作目よりもさらにまっとうになっているではありませんか。
冒頭で最愛の彼女を殺されてしまうところから、物語は終>>続きを読む
意外にまっとう。
DCコミックスの中でも無責任ヒーローということで売っているようだけど、心意気があるというか、筋の通ったヒーローだと思いました。
ただしゃべる言葉が多少過激なだけ。
導入が唐突な>>続きを読む
邦題からうけるイメージとはちょっと違う。
ほのぼのとした邦題からイメージするものと、描かれているものはずいぶんと違います。
文科省特選どころか、かなりハードな内容です。(PG12ですからね!)
8>>続きを読む
美しい映像に心洗われる。
物語は、修道院で育てられた幼い孤児が、「死んだ母に会いたい。」と言って神に召されていくというもの。
僕たちの感覚からすれば、「いい子だから天国につれて行ってあげる。」とい>>続きを読む
おっさん版『海のトリトン』
スーパーマンやバットマンと同じDCコミックスのヒーロー。
先に『ジャスティス・リーグ』の方で登場して後、単体として登場。
スーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンに>>続きを読む
食べ物を粗末にしてはいけない。
1作目の原作は、たしか絵本だったと思います。
この2作目はたぶん、原作からは離れたオリジナルストーリーでしょう。
もっとも、1作目もかなり原作の絵本から逸脱はして>>続きを読む
一流の物まね作品
はっきり言ってモノマネ。
『ルパン三世』を3DCGで描いたのではなく、宮崎駿版『ルパン三世』のモノマネです。
純情な少女を助けるルパンのお話という『カリオストロの城』をちょっと>>続きを読む
原作にはかなわんが、それなりに面白い。
黒澤明の『七人の侍』の翻案で、大変有名な西部劇。
たぶん、過去にテレビで見たこともあるんだろうけど、細部はしっかりと忘れていたんで、きちんと見直してみました。>>続きを読む