ぴんじょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

劇場で見れば楽しめると思います。

バーチャル空間で「歌う」という自分の才能を開花させ、ついでに虐待されている子どもまで助けちゃうといういささかご都合主義のお話でした。

バーチャル空間にアバターで人
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

3.0

万人受けはしないグロテスクコラージュ。

大林監督の若いころの脚本を晩年になって映像化したものだとか。

もう、なにを描こうとしているのかなんてどうでもいいですね。

大林ワールドというか、大林映像を
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ツインズ(1988年製作の映画)

4.0

良い意味でお気楽にみられる佳作。

こういうのをお気楽にみられる映画というんだろうな。
もちろん、いい意味で、ですよ。

政府の極秘実験で生まれた超優秀人間に、似ても似つかぬ双子がいたという設定。
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

「まじかよ!」帝国の逆襲以来の衝撃

久しぶりに大きなスクリーンでの新作映画の鑑賞。

本作は前作と違って、マルチバースのスパイダーウーマンことグウェンの視点が中心になっています。
もちろん、本編の主
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ダレン・シャン(2009年製作の映画)

2.0

原作レベルの出来栄えなんだと思います。

原作を読んでいようが読んでなかろうが、原作のファンであろうがなかろうが、このテンポの悪さにはついていけないのではないでしょうか。

テレビドラマかと思うくらい
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

ハンサム・ヴァンパイア、でもちょっと残念

僕の大好きな『狼の血族』のニール・ジョーダンのこれは吸血鬼のお話。

『狼の血族』よりもグロテスクさが増しているように思えました。

ブラッド・ピットとトム
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ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.0

男たちがいい顔してる。

登場人物がみんな悪人。

強盗集団とならず者集団、強欲なメキシコ政府軍。
どいつもこいつも悪人ばかり、感情移入できる奴なんて一人もいません。

男ばかりの物語なのですが、添え
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五人の軍隊(1969年製作の映画)

3.1

丹波哲郎もうけ役。

いわゆるマカロニ・ウエスタン。

こういう作品が好きだった世代って、ちょうど僕たちみたいに中学生時代にテレビの洋画劇場を見てあれこれ言ったり、テレビで洋物のアクションドラマを見て
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.0

西部劇は苦手…。

クリント・イーストウッドの作品は、どれも風格があってよいのですが、僕自身が西部劇を苦手としているせいか、どうものめりこんで楽しむということができませんでした。

主人公の元荒くれも
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クイック&デッド(1995年製作の映画)

3.0

シャロン・ストーンが美人でよろしい。

何度も言いますが、どうも僕は西部劇が合わないようなのです。

それでも、この作品は現代の作品ですし、どちらかというと変則物の西部劇だったんで、なんとかついていく
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.7

残念、進歩が感じられません。

前作の『Mr.インクレディブル』が2004年の制作ということですから、14年ぶりの続編ということになります。
人気のあった前作でしたから、この長いインターバルは何でしょ
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OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

3.0

アメリカ版浪花節。

実話がもとなのだそうです。

アメリカ人なら、だれでも知っている話なのでしょうか。

日本だったら赤穂浪士とか、清水の次郎長のようなものなんでしょうね。

つまり、日本だったら『
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大いなる西部(1958年製作の映画)

4.0

誠実さを感じさせる西部劇。

西部劇が苦手な僕でも、この作品はわかりやすく、楽しむことができました。

水争いを中心とした二つの家族の確執と、誠実さで争いを終わらせようとする男の姿という構図が、わかり
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

ちと長尺すぎやしないか

『ブラックパンサー』を演じていた、チャドウィック・ボーズマン。
大腸がんで亡くなったとのことでしたが、なんと、『ブラックパンサー』公開時にはかなり進行していたとか。
役者魂で
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.0

志村けんを演じる沢田研二。

泣きました。
正直言うと、初めはあまり感情移入できませんでした。
物語もあまりにベタでお涙頂戴、展開も見え見え、にもかかわらず、泣いてしまいました。

主人公とその友人、
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

映像はすごいけど、新鮮味はなし。

かつてデヴィッド・リンチも映画化したSF大作。

デヴィッド・リンチの作品は公開当時鑑賞しました。
ただし、僕は原作未読。
ちょっとグロテスクだったことは覚えている
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

ゾンビものに(ほぼ)ハスレなし。

ゾンビ映画っているジャンルはしっかり確立しちゃってるんですね。
テーマパークに必ずおばけ屋敷があるようなもんでしょうか。

ゾンビものは設定の段階ですでにハラハラさ
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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

3.9

懐かしきトラウマ・シリーズ。

このシリーズを見てトラウマになってしまったという人はけっこうたくさんいるようですね。

僕が子供時代に見てトラウマになったのは、この作品の前作、『フランケンシュタイン対
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

4.0

ジェンダーについて考える。

インドのヒューマンドラマ。

インド映画というと、とんでも展開とか、集団でのダンスというのが定番なのですが、この映画はごく普通のドラマとなっています。
制作がインド・フラ
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

2.5

当然だけど、1作目ほど面白くはない。

傑作インド特撮SFの続編。
残念ながら1作目のような面白さはありませんでした。

1作目は自分に似せて作ったロボットが、反乱する話でしたから、ロボットが自己のア
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沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

4.8

ハラハラさせられるけど、いい映画でした。

マルセル・マルソーのフランスでのレジスタンス運動を描いたもの。

マルセル・マルソーといえばパントマイムの第一人者だということは知っていたのですが、こんな形
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

CG見るだけの作品かな。

解説を見て知ったんですが、この映画の主人公、ヴェノムという異星人はサム・ライミ版『スパイダーマン3』に登場して、スパイダーマンにとりついた黒い異星人と同じものだったんですね
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バンバン!(2014年製作の映画)

4.0

解説によると、トム・クルーズとキャメロン・ディアスの『ナイト&デイ』という映画のインド・リメイクなんだそうですね。
『ナイト&デイ』は見ていないんですが、主演のふたりの名前から、こちらも豪華な映画なん
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

4.1

児童文学はかわいいだけのものではない。

日本ではムーミンの作者としてのみ認知されている、トーベ・ヤンソンの伝記映画。

以前見た『リンドグレーン』同様、その作品、例えば『ながくつしたのピッピ』とか『
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

2.4

世界観に違和感

旧作の映画版はそれなりに楽しんで見ました。
でも、本作は残念の一言。

エンジェルたちの組織が大きくなりすぎて、収拾がつかない感じでした。
ストーリーには『ミッション・インポッシブル
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死霊館(2013年製作の映画)

4.0

誰でも見られる良質ホラー。

怖いです。
超怖いです。
ハラハラさせられどおしでした。
実際にあった心霊事件をもとにして作られたという触れ込みですが、こういうのは大方インチキ臭いもの。
どうせ嘘だろう
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アマゾン大冒険 世界最大のジャングルを探検しよう!(2013年製作の映画)

3.8

あくまでフィクションね。

飛行機事故でアマゾンに不時着してしまった、フサオザルのサイが、ジャングルの中でたくましく生きていく姿を、ドキュメンタリータッチで描いたもの。

ペットとして人に飼われていた
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.9

もったいないなぁ。

最終戦争で生き残った人間が都市自体を移動させながら、弱肉強食の世界でサバイバルをするという世界観の中での復讐譚。

世界観は面白いけど、はっきり言って観客置き去り。

『ハウルの
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素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

3.0

映像すごいが、内容は詐欺。

予告編で見たキノコのタイムラプス(っていうのかな?)映像が素晴らしかったので、これはぜひ見ようと思った次第。

なかなか日程が合わず、なんとか上映最終日の最終上映に滑り込
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ガス燈(1944年製作の映画)

5.0

こうして女性を支配しようとする男はいる!

『ガス燈』なるタイトルから、なんとなく古風でロマンチックな映画を想像していたのですが、ヒッチコックばりのサスペンス映画でした。

高名な歌手である叔母が殺さ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.5

怖いのが苦手な人も大丈夫。

本作、ホラーとしてきっちり怖がらせてくれる割には、スプラッターじゃないし、ラストは観客を安心させてくれるし、家族で見るにもとっても良いホラーだと思います。

『死霊館』シ
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キャリー(2013年製作の映画)

3.0

勘違いして作っちゃいました?

主人公のキャリーにクロエ・グレース・モレッツを持ってきたことで、この映画の評価はきまったようなもの。

「可愛い」女の子が苛められたら可哀想でしょ、という勘違い映画にな
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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.0

コレクターが行く!

単純に本屋さんのお話(ドキュメンタリー)かと思ったら、古書マニアのお話(ドキュメンタリー)でした。

情報としての書物を提供するという意味の「ブックセラーズ」ではなくて、コレクタ
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(1955年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人間ってなんて悲しいんだろう。

詐欺師のお話。

弱者を食い物にする最低の詐欺師、アウグスト。

そんな、彼にも娘がいて、その娘に会うたびに良心の呵責を感じています。

それでも詐欺をやめることはで
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

2.9

期待の仕方を間違ってました。

『死霊館』、『死霊博物館』という順番で見てしまったので、このシリーズ、ラストでほっこりできるホラーなのかなと勘違いしてました。

シリーズ全編にわたって登場する(のかな
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.9

やっぱり、なんか違うなぁ。

このシリーズ、制作順でも、時系列でもなく行き当たりばったりに見てるんだけど、なんか、どんどん面白くなくなっていく感じです。

「いい人は救われる」ってな展開のシリーズかと
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