ピットココクーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.5

女性監督の作品なんですね。仕立て屋というとパトリス・ルコントの仕立て屋の恋を思い出しましたが、風貌はミスタービーンを整えたようなキリリっとした眉毛にどこか挙動不審気味な主人公。

親の代から引き継いだ
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.8

バラが咲いたバラが咲いた真っ赤なバラが🎶

偏屈な薔薇狂の生涯独身中年女性と社会からはみ出した者の雑草魂!

サラブレッド同士の交配にも負けない雑種の魂と意地を見ました😊

美のない人生は退屈!

355(2022年製作の映画)

3.3

可もなく不可もなく、でも華はあるよ。

男性スパイものをガールズパワー全開でやってみました。でもヒットガールの方が好きかな。

この映画に足りないものがあるとすればサビーヌ・モローのような非情さ。まゆ
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.6

学生の頃にアルバイトで自閉症の子の支援をしていて作中終盤の事件と似たような状況になった当時の気持ちがフラッシバックし息苦しくなりました。

国や役人に対してあれやこれやで対抗して権利を勝ち取ったぞーっ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

その評判のほどから前から観たい観たいと思っててようやく。

作られた年代を考えてもまるで星新一氏のモットーにも通じそうな無国籍、無時代性を帯びて現代でも十分異彩を放ってるよ、これ。

風の谷のナウシカ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.1

みんな青くさい理想論を振りかざした直球どストレートの真っ向一本勝負好きだろ。私は大好きだぁ!

全国大会決勝の9回裏二死満塁に相手は4番バッター。打たれれば逆転サヨナラ。そんな場面で何を投げ込む?そん
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.9

ビター、ひたすらビター。

この時代を生きた人たちの価値観、時代の空気、当事者の気持ちには現代を生きる私には入り込む余地無し。

教授が当時の法で裁かないと合理的ではないって言ってたけど、被害者は納得
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.0

嫌いじゃない、嫌いじゃないジャンルに世界観だけど、上手くまとまらなかった感じ。ナウシカの映画と原作の関係みたいな消化不良感。

俳優たちの存在感に目を惹かれるけどいわゆるB級グルメ。でも第9地区とかの
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

5.0

公開時映画館で鑑賞。画面に釘付けで身じろぎひとつ出来ず、ただじっと息を潜めてやり過ごす。終わったあとどっと疲れがやってくるような、毎時サニティチェックされるような体験でした。私は戦場に送られたら発狂す>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

これよ、これ、焼き直しと言われようがマンネリと言われようがこういうのが見たいベッソン節。

ラストのトンネルは構図まんまLEONのセルフオマージュでドギドキバクバク🫀

3歩進んで2歩下がるぶった切り
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.5

公開時にTwitterの映画垢で絶賛が多くてハードル上がりすぎたかな。

ネタを知ってもふーんって感じで、全ての人物に感情移入出来る部分がなくて、心動かずちょっと冷めた視点になっちゃった。怒りとか悪人
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

今回のMIも
「バカもん!そいつがルパンだ!」

まるで銭形のとっつぁんのようなイーサン憎し愛しな同僚エージェントの先回り空回りの熱血追跡劇とモブのパトカー、ポリの大集合にピンクパンサーやルパンルパン
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

ストレンジャー・シングスひいてはE・Tでも作中でやってたかなテーブルトークRPG。その源流たるダンジョンズ&ドラゴンズの世界観を映画化。私も箱持ってました。ゲームマスター誰もやりたがらなくてね笑 その>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

既に何十年にも渡ってジブリ沼に浸かってきた大きなお友達らは、既視感の波に溺れるか、たゆたうかの選択を迫られる。様式美はサザエさんや水戸黄門を是とするなら、ここでもありか。

巨匠には自己模倣の罠にハマ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

天井走りマニアとおじさん達と大きなお友達はどう生きるかよりこっち見なさーい!

悪魔のクマさんを見に来たのかと錯覚させるようなローマ産ラッセル・クロウのメタボMAX歩くハルマゲドンなパードレ姿にベスパ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

まさにノスタル爺。インディの年代に合わせ未だにナチの亡霊が跋扈する冷戦時代が舞台!

2023年の映画を見に行ったつもりでいたら、月面着陸の帰還お祝いパレードやってて、あぁ戦前から活躍してましたねと
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

自然に善悪はない。生き延びるのみ!

つーか、テイト帰ってこいや!丸1日待ちぼうけさせてトラウマにさせといて、臆病だから逃げた!?

思春期の苦さだけど、ほんとどの口がいうかだよ笑

沼地の少女は、
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

戦前からデビューだから、元祖子役の闇みたいな、子役残酷物語みたいな泣

スポットライトは眩しければ眩しいほど、その周りの光の当たってないところの闇は深く濃くなる。

もちろんジュディ本人にも当てはまる
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.6

その後が知りたかった。写真は出てるけど、ググッてもイマイチ分からない。みんなどうなったんだろ。無名のいち個人として生きながらえたから特に記録残ってないのかな。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.6

元はハケンアニメの原作者さんの作品なんですね。U-NEXTで鑑賞。ファンタジーやSF好きで子供の頃はポプラ社で育ったから早い段階で仕掛けには気付いたけど、その叙述トリックような引っ掛けがなくても、ジュ>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

今なら迷惑系youtuberなみの脊髄反射系、考えてるようで何も考えてないその場のノリで生きてるアニマルたちの実話ベース物語。

ですよね~、白昼堂々と銀座で高級時計店強盗して、捕まらないとでも?穴だ
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.8

ケイジがケイジを演じるというメタ構造に過去の出演作の映画ネタをぶっぱしてくるニコラスのニコラスによるみんなのためのお祭り映画。ニック、ファッキーーーーーーーーーーーーーーーーン、ケイジィ!!! >>続きを読む

守護教師(2018年製作の映画)

3.4

マ・ドンソク映画。彼の出演作はまだ2、3本しか見てないけどアクターというよりスター。ヴァンダミングとか( -`ω-)bアイルビーバックとか、ベトナム帰還兵やデザートイーグル使いの類縁。

マ・ドン
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