lovedOneさんの映画レビュー・感想・評価

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怪物(2023年製作の映画)

4.5

ちょうど最近、小学生の息子が学校の友人と何かあったようで学校を休んだ。
結局はそれぞれの思い違いが原因だったが、息子含め彼らがわたしや教師の前で語った「ソレ」も本当のところは分からないな…と思ったばか
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の方までタネには気づかなかったけど、特に感動はなかった。

通過儀礼にしては妊娠って要素がいただけないなぁと思ったし、

通過儀礼だからDV要素はいいけど、その人間性で結婚する気になった(んだよね
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.0

重いテーマ。

ファーストラブというタイトルは、初めての愛は誰しも親子から始まる…という意味でつけられているのかな。
自分をわかって欲しい。
でも、本当に自分のことを分からなければならないのは、自分。
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人の感情なのか、バックグラウンド全体なのか、奥にある何かが分かってしまう主人公。
それに加えて、小さな生き物を愛する優しくて正義感のある性格。
だから、狡い人間のせいでつらい思いをしている弱い者と関わ
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

3.0

さすがに理不尽過ぎる結末。

だけど、たぶん時間が経てば許しちゃう。
だからこそ、欲でそんなことをした記憶屋を許したくないっていう、憤りを感じる。

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

映画じゃなくて、2時間のドラマスペシャルで良かったようなストーリーだった。

映画特有の迫力ある映像はあったけど、それだけ…っていう感じで、名優さんの無駄遣いが残念に感じた。

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

5.0

すんごいできる男かと思いきや見栄を張る器の小さい部分を持ってたり、歌が上手いのに自信が持てなかったり、夢を諦めたくないけど諦めようとしたり、欲に負けてしまった自分を取り繕おうとしたり、周りの目を気にし>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

5.0

三谷さんの昔の作品は全部見てたと思ってたけど、これは見てなかった。
数年ぶりに視聴したが、面白かったー!
三谷さんの作品って、視聴後いつもほっこりしてる。
中井さんの飄々とした演技も相変わらずたまらな
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

幸せって、思ったより大したことないなって感じるもの。
だけど、心が温かくてじんわり滲む。
「劇的じゃないけど、それも悪くない」
そういう日常の延長に奇跡は転がってるから、気づけないことが多い。

本当
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

5.0

動機は分かるが、人の人生の邪魔しちゃダメだよね。

その苦しみを見て「力になりたい」と思うなら、その苦しみの根本を理解し、受け入れてあげること。
「聴く」という技術を持つこと。
それしかないように思う
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

木村拓哉さんの映画。

しか、感想出てこないんだよなぁ……内容は面白いのに。

存在感があり過ぎるというのも大変だろうな、としみじみ思ったりする。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

途中「警察は?」「救急車は?」って何回思ったことかw
配信してると、おおごとにしてはいけないという気持ちが働くものなのかなぁ……
とにかく終わりまで恨みの連鎖。
善意って、無理してやるものではないし、
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

木村拓哉さんの作品って、本当にただ楽しむためにエンターテインメントとして見る感じ。
良くも悪くも木村拓哉さんの映画。
どの作品を見ても
「木村拓哉さんの映画」
感想がそれしか出てこない。
木村拓哉とい
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

本来、世界はたくさんの側面を持っている。
見ようとすれば、見たい世界を見ることができる。
いくつであっても知らなかった世界をいつだって見せてくれる。味あわせてくれる。
世界は優しくもあり、厳しくもあり
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永い言い訳(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から“こんな卑屈な男が傍にいたら気が滅入るわ……”と思いながら視聴開始。
とにかく劣等感の塊のような主人公。
どんなに売れても劣等感を拭いきれず、挙句の果てに自分の名前にまで不満を持ち出す始末w
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眠りの森~新参者・加賀恭一郎~(2014年製作の映画)

5.0

石原さとみがとにかく美しい。

芸術に特化した作品だからか、思いにフォーカスされていて、隠蔽動機などなど、端々でやや短絡的に感じた。
ただ、それも含めて世界観がしっかり作られてるな、と思う。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

何処でどのように愛が生まれるのか分からない。
そういうこともあるのかと思った。

それよりも、物理や数学の楽しさや美しさというのは、どんなものなんだろう?この人たちからこの世界はどんな風に見えているん
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.5

数年ぶりに視聴。

見失いそうになる大切なもの。
「わたしはどう在りたいか」
それを思い出したい時に見るようにしている。

自分の在り方が人に影響を与え、人と人はこうやって繋がっていくものだ、と。
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

悩み迷い苦しみ。
それでも信じたいものがあるから、人は行動する。
過ごした日々をどうしても信じたい。
相手から愛されていたと思いたい。
自分は愛していたのだと思いたい。
全てが虚構だなんて信じたくない
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百花(2022年製作の映画)

5.0

人の記憶というものは酷く曖昧で、残っているのはどちらかというと身体感覚だと、個人的に思う。
(繋がっていると思い込んでいる目の前の現実部分はさして重要ではないように感じる。)

防衛本能ゆえに苦しい感
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう話を見ると姥捨山を思い出す。
捨てたいわけではない。でも、捨てねば限界だ。
認知症や精神疾患介護の現場を知っている身からすると、現場は残酷そのもの。
身体的介護なんてのは、まだ楽な方だ。
認知
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さくらん(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

数十年ぶりに鑑賞。
菅野美穂さんが美しいです。

親から売られ、時代に負けた無力感や傷ついた心を持ったまま、さらに厳しい環境の中、自分を磨き続けなければならない。
全ては身を売るため。
色々となぜ?と
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アナログ(2023年製作の映画)

4.5

じわーーーっと心が暖かくなった。
ちょうど先日、突然スマホが壊れて丸一日スマホのない生活をしたら、心がとても豊かになったことを思い出した。

丁寧に互いの気持ちや関係を紡いでいくということ。
会えるか
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愚行録(2017年製作の映画)

4.6

全員、愚者。
全員、欲に忠実。
なめくじがずーっと這い続けてるみたいな映画だった。

赦し(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「人を憎まず、罪だけを憎む」
言葉にするのは容易いが、やるとなると物凄い憤りを感じるものだ。

許したくない。
受け容れたくはない。
この子も今はこのように言っていても、忘れる時は来るだろう。
命が亡
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

とにかく医療のリアリティは無視だけど、これは元々ハートフル医療漫画だから、そこは良いとして……

この作品の良いところは、離島医療や過疎地域医療は、人と人との繋がりで成り立っているというリアリティがあ
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