不正と戦う人々を力強く描いてはいるが、
松本治一郎という人(と彼の立ち上げた部落解放同盟)を美化している内容を肯定し切ることは難しいようである
悟りに達した時の「私はこれまで周りの人々に甘えていた、足を無くしたのではない、足は元々無かったのだ」という言葉
途中少し寝ちゃったけど無常観、ポストヒューマンの中のそこに生きた人々の確かな息遣いを感じる
ラストは切ないけどエラの覚悟とそれを信じたであろうジョンの姿に胸を打たれる
事件の謎解きそのものより因果を重視した脚本、原作ファンだけどこれはこれで面白かった
炎上する多治見家を見て笑う落武者たち…
大学1年生の時に授業で観て改めて劇場鑑賞した、感情がしんどいけどやっぱり大好きな作品