たこす丼さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

たこす丼

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ロッキー(1976年製作の映画)

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18 Feb 2018 NRT-JFK(機内レビューは★無し)

言わずと知れた有名作品ながら観たことがなかったので視聴。ロッキーの不器用なんだけど「人間」してるところがアツくて良かったけど、日本語字
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

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18 Feb 2018 NRT-JFK(機内レビューは★無し)

どうしてもアート系()とかサブカル系()という形容詞が浮かんできてしまって、これが本当に受けたのか??と思って仕方なかった。ビジュア
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羊の木(2018年製作の映画)

4.2

5Feb2018 TOHOシネマズ新宿

これ以上無いであろう適当な配役、時間を一切気にさせない構成、示唆に富む演出の数々、そしてクライマックスの美しいシーンにはリアルに鳥肌が立った。松田龍平がクライ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.9

4Jan2018 Prime Video

なるほどサブカル。どうしてT2ももうやってないだろうにこれを観たかというと、上映時間が短いからである。さておき、ひっきりなしに流れるオールドスクールな音楽と
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.1

30Dec2017 シネマカリテ

上映時間のほとんど松岡茉優で贅沢…というのは置いておいて、転換していく例の演出が説明過多とか気になる点は少々あれど、痛い程に共感というよりも「飲み込んでいく」演出に
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

1.9

9Dec2017 TOHOシネマズ府中

相変わらずキャスティング上手。ちょっとアタマの弱い女子大生に前田敦子とか。「龍平が強過ぎる」という苦情が多かったのか手強い相手を用意してきたけど、単純に「強い
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

1.8

8Dec2017 DVD

これは……キャスティングの妙もさすがにシリーズ2作目となると目新しさはナシ。相変わらず洋ちゃんは洋ちゃんだし龍平は強過ぎ。そのせいでアクションシーンに期待がなくなってしまう
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.1

26Nov2017 DVD

いかにもザ・邦画なBGMの使い方や凝り過ぎとも思えるカメラワークなどが気になるっちゃあ気になるけれど、大泉洋はやっぱり大泉洋だし、松田龍平はやっぱり松田龍平で、要するにキ
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.9

18Nov2017 立川シネマシティ 4.9
もうだめだ…ありえんほど涙やそれに伴う鼻水を垂れ流した…ラストシーンでそれまで溜まっていた情念が洪水のようにあふれ出した。これからも大切な映画として居続け
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

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12Nov2017 TOHOシネマズ新宿

ホラー映画自体初鑑賞な上映画館で観たのでそれはまぁビビったのですが、忍法半目の術を駆使したのでダメージは最小限にとどめました。BGMの盛り上がり→一瞬の静寂
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ある映画監督の生涯(1975年製作の映画)

3.7

2Nov2017 DVD

溝口健二の周辺人物に、弟子筋の新藤兼人監督自身がインタビューを重ねていく物語。最初は「なんて自分勝手な映画監督だ」と思っていたのがいつの間にか重ねてしまい切ない気持ちに…新
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東京行進曲(1929年製作の映画)

3.0

31Oct2017 YouTube

強いて言えばいい話という感じ…無声映画を初めて観ましたが、内容の把握には長けているものの細かいニュアンスを伝えるのが難しそうだと感じました。最後のシーンで何と声を
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.2

30Oct2017 TIFF @EX THEATER ROPPONGI

いわゆる「昔の日本映画」を観たことがなかった(たぶん)のでいい意味で期待を裏切られた。勧善懲悪に徹しない、というか徹しきれない
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.8

14Oct2017 TOHOシネマズ新宿

ソナチネの再来かと言うとそうではないと思いますが、今度は「やって」見せたというのが何とも感慨深い。たけしのシャレがシリーズの中では一番冴えたように見えたし、
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.6

13Oct2017 DVD

ビヨンドはかなりサクサクしててあとゴア表現がまだやさしいので安心して観れます(バキューン)
最終章が目の前にあることを知っている身としては、なるほど続く流れだなぁという印
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.4

13Oct2017 DVD

たけし映画だと系図がよくわからなくなることが多いのですが、これはすごく分かりやすい。感傷に浸る系たけしではなく、分かりやすく暴力系たけし。時折見せる「遊び」の風景にはやは
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.6

27Sep2017 DVD

美醜の対比が本当にえげつなかったんですけど、美のもつ残酷さ(比喩でない)と、でも、ああやっぱり美しいなっていうところでもう耐えられません。泣き。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

26June2017 立川シネマシティ

PG12ですけど、とにかく容赦ない。映画館の観客がみんなしてあの戦場にいたように感じたでしょう。狂気の中の(元からの)狂気、そして信念という強迫観念。しかし、
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

2.7

31May2017 立川シネマシティ

途中から「この問題、進研ゼミでやったのと同じだ!!」状態(以後略して「進研ゼミ」と称します)になってからはあ〜って感じで時が過ぎていきました。魅力あるキャラ(お
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美しい星(2017年製作の映画)

4.0

31May2017 立川シネマシティ

吉田大八監督作を観るのは『桐島』以来。桐島に関しては当時やたら世間が盛り上がってて、あまのじゃくをこじらせて「きりしまぁ?」という態度だったので映画館では観なか
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.4

20May2017 DVD

音楽がいい。女の子が可愛い。やり終えたときのカットの美しさよ(詠嘆)。
中途半端な終わり方も、中途半端な生き方・行動を示唆してると思えば納得できる。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

14May2017 立川シネマシティ

果たしてオレは壊れてしまったのだろうか?

物を壊したとき、迫られる行動は①、謝る。②に直すか、弁償するか、どちらかの選択を求められる。この映画に関して言えるの
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カポーティ(2005年製作の映画)

4.1

2May2017 DVD

相反する、矛盾した二つの感情が名優フィリップ・シーモア・ホフマンを通じてカポーティという一人の人間から滲出する。ある種、カポーティの死とシーモア・ホフマンの死がどちらも中毒
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.7

12Apr2017 立川シネマシティ

前作で音楽がヒドいと言われた反動か、今回は西海岸の一流ミュージシャンを起用。"演奏は"素晴らしいものが多かったと思いました。ただ、チャゼルくんのジャズ観って、確
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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.7

1Feb2017 新宿シネマカリテ

ミシェル・ルグランの軽快なジャズに乗せて本当に軽々と始まり終わった作品だった。"クラい"と言われる諸兄に安心してお薦めできる方のゴダールです。展開がひょいひょい行
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

6Jan2017 立川シネマシティ(極上音響)
恐れ入ったのは、アニメ映画で陥りがちな「わざとらしさ」がなく、人間の情緒や空襲の描写等があくまでリアルに即した嘘のないつくりとなっていることである。映像
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

31Dec2016 DVD

去年に引き続き大晦日のゴダール。恒例にしようかな笑
内容に関しては教養が足りないのでオーディオコメンタリー付きで見直すつもり
音楽〜文章〜人生を渡り歩く感じ。ヒロインに対
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.4

29Dec2016 吉祥寺オデヲン

SWは1と4しか観ていないので3からの繋ぎとしては理解がなく、3を観てからまた観たいというのは置いておいて‥‥
すらすら疑問なく観れたなぁ(なぜそんな動きを??み
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凶悪(2013年製作の映画)

3.7

13Nov2016 DVD

何と言えば良いか‥‥この映画が恐ろしいのは殺人鬼が恐ろしいとかそういう一般的なことではなく、恐ろしいの矛先が自分(主人公)に飛んでくることだと思う。それはそれはザクザクに
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BUNGO ささやかな欲望(2012年製作の映画)

2.5

13Nov2016 DVD

『告白する紳士たち』の「握った手」(山下敦弘監督)だけ観た。坂口安吾の短編なので映画も短編。童貞くさい演技に定評のある山田孝之、きれいなあひる口の成海璃子、洒脱な都会のお
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Daydreaming(2016年製作の映画)

4.0

22July2016 早稲田松竹

トムヨーク年取っていい感じであるのと、色彩感覚がいい
あとPTA監督の、フィルムを世界中の映画館に送りつける酔狂?マーケティング?心意気?がいいですね

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

22July2016 早稲田松竹

お前が犯人や拳銃バーン血飛沫ブシャー!モリコーネの音楽いいんですよね。なんというか男臭い男達と男みたいな女がメインなのにちょろっと可愛い女の子出してくるあたりタラン
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.1

22July2016 早稲田松竹

初タランティーノ。エンターテイメントに徹しているあたり所謂勧善懲悪的な安っぽいものになることを防いでいるというか、車ええやん、むかつくあいつら打ちのめすの最高やろ!
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

3.4

16July2016 DVD

何者かになることを進んで受け入れることなく、ただただ与える驚くべき人。生き方だなと思った。

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.6

11July2016 DVD

昭和の面影を残す街並み、時化る梅雨の日本海、少し変な人達。不条理ギャグ全盛期と時を同じくしたガロ〜つげ義春の世界にインスパイアされた、2000年代前半の古くとも新しきと
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