良い出来。設定を逆手にとったひっかけ展開に不意打ちされたのと、相変わらずゴーストバスター3人のキャラクターが立っているのでシリーズものとして楽しめた。
このシリーズ、ガチホラーではありながらユーモア>>続きを読む
大スペクタクルホラー。邦題の「呪いの秘密」って。ハリーポッターじゃないんだから。
アナベルはトリガーとだけしか機能しなくて、人形ホラーにはなってない。後半は幽霊全員大集合のお祭りホラーになっているのでそういうつもりで観ればそれなりに楽しい。
やはりウォーレン夫妻がいるときの安心感>>続きを読む
前作が凄すぎたので期待感も高くなってしまったが悠々とハードルを越えてきてくれた。
やっぱりアクションの新鮮さ、「うわ」って声を出したくなるアイデアだったり見せ方があってたまらない。あの爆発の色がいい>>続きを読む
物理攻撃通りまくりで後半はなんでもアリの展開に。ビックリはあるけどゾクゾクはない、ところがちょい物足りず。
アナベルもそうだったが「そこに繋がるのか!」というのは死霊館ユニバースならではのお楽しみ。>>続きを読む
めちゃくちゃ良い出来。
ジャンプスケアもあるっちゃあるが、お膳立てもあるしそれ一辺倒ではないので効果的。1作目と比べて、ちゃんと怖い。
見たらこの監督、「ライト/オフ」の方。どうりで心理的に観客を追>>続きを読む
何個かフレッシュなホラー表現はあったけど、死霊館お馴染みのあの怖くない悪魔と平凡な展開が待っている。「ミーガン」が出てから、人形ホラーの期待値がグッとあがってしまった感。
キャッチーなのは結構だけど、コカインならでは...っていう要素があんまなくてやや残念。どストレートにライオンと対峙する「ビースト」の方が楽しめた。
普段目を逸らしている事実を次々と突きつけられ、やりきれないことばかりの中にちょっとした光を見せてくれる良作。
石原さとみ演じる主人公はじめ、「嫌な感じ」を出すのがホントにうまい。全部を説明せず余白が>>続きを読む
「孤狼の血」で任侠映画を現代アレンジしたように、今回も時代劇を白石和彌ブレンド、落語(?)が元というだけあって、良き人情モノになっていて心地よい。
草彅剛演じる格之進のクールな時と頭に血を登らせる時>>続きを読む
圧倒的 松岡茉優力。
序盤やや理屈っぽいかなぁと心配になったが杞憂で、松岡茉優の顔面力で笑ったり泣いたり。「豪華俳優陣」と謳うだけあって脇を固める俳優陣の見どころも確かに満載。
不思議な作風の映画>>続きを読む
攻殻機動隊やブレードランナーにはなれなかったとでもいうか...テンション上がる場面がなく、展開はあるしビジュアルもそこそこ頑張ってるのに退屈という奇妙な時間だった。
スターウォーズのドロイド風ポリス>>続きを読む
シーザーなき続編がどうなることかと心配もあったが充分に堪能できる、新三部作の序章としては満足な一本。
ノアの行動原理がシーザーほど強くはないのでカリスマ性には欠けるものの、悩み揺らぐ主人公として期待>>続きを読む
電気、通信が遮断された中での現地の生々しい映像の価値は計り知れない。もしこの映像が撮られかったら、あるいは届けることができなかったら人々はいま以上にマウリポリの惨劇に意識が向かなかったはずだ。
劇中>>続きを読む
1作目みたいにずっと張り詰めてる緊張感とか独特の空気みたいのようなものが薄く、オーメンの名を被ってなければただの凡作という印象。
あとせめて劇場でかけるときはモザイクない方がいいと思うけどな。AV観>>続きを読む
構成といい音楽といい、ノーランらしさ全開。
被爆国の立場から観ても、オッペンハイマーその人を擁護または批判しているようには映らなかったし、ある種の怒りは覚えたもののどこに向ければいいのかわからないも>>続きを読む
ヤクザを綺麗に描きすぎ、ラストの印象がやや弱いといったところがひっかかるものの、声を出して笑った場面がいくつもあり、コメディとしてとても楽しめた。
安定の山下作品。これだけ多作でどれも外さないとはど>>続きを読む
オリジナルの記憶ほとんどないが現代を舞台にオカルトを自然に取り入れていて、ハラハラが堪能できる。特に言うほど悪くはない。
公開日に2006年6月6日にしたことが最大の功績かも。
冒頭、バスを降りてからの「目隠し取っていいんだよな」っていうセリフでリアリティのなさが匂い立って怪しいとは思ったが、図星だった。作中劇があるものほど、不自然さの排除は必須。
劇中に出てくる「ザ・今っ>>続きを読む
ドラマチックな要素も盛り込んだアクションサスペンスにはなっているものの、「デシベル」あんま関係なかった...。
騒音を出すと爆発する、っていうひっかかりから着想して広げていったからか、あとから足した>>続きを読む
あらゆる要素が盛り込まれていて、映画に取り憑かれた主人公の(辛さたっぷりの)人生と、映画が持つ残酷さ、撮る行為の暴力性を露呈させる。
が、最後のシーンで一気に超前向きな気持ちに持っていくあたり、ジョ>>続きを読む
前作越え、ならず...。
旧2作へのオマージュとユーモアはありながら、単体作としてのカタルシスが弱い。キャストはみんな良いのになぁ。
旧バスターズメンバー登場の場面などもっとエモくできそうな気もするが、全般通して旧作リスペクトが随所にあって十分に堪能できた。
あのエンドタイトルはさすがにグッとくるものがある。
「意外性」を与えようとするのは作り手にありがちな発想で、かといって思った通りの展開になるのはある種の快感以上のものは出しづらい。
裏切った上で面白くカタルシスを与えるにはどうすればいいか、を考えさせ>>続きを読む
杉咲花の芝居が絶賛されているが納得。あの終わり方で「えっ」と観客に思わせるが言葉での説明はなく、表情で語らせるあたり、映画的で素晴らしい。
一方で、介護を巡る描写は果たしてどうなのか...とひっかか>>続きを読む
ドゥニ感MAXで堪らん。
音響の迫力はもちろん、広大な何もない砂漠をこれだけリッチに撮る画作りができるとは。
特にモノクロの使い方、直近観た「哀れなるものたち」とはまた違って文字通りクールなシーン>>続きを読む
原作既読。
キャストが隅々まで良く、序盤ガッキーを可愛く撮らず、終盤で血が巡っているように映すという演出は◎。大也役も虚空な視線が奥行きを持たせているし、「どうやっても理解できない」思考にとらわれる>>続きを読む
扱ってる題材も一見ノーランっぽいが、ノーラン作品のような壮大さ、情報量の多さが全くないのでペラペラ。90分サクッとエンタメとして楽しめはするが、もう一度みたくなることはなさそう。
なぜノーラン作品が>>続きを読む
面白い!
ポスターで使われているメインビジュアルはかなりミスリードで想像していたような内容でなかったというのもあるが、一つ一つタネ明かしして「えっ!」と思わせる展開の連続、各キャラクターの良さ、して>>続きを読む
ほぼアクションのないスパイ映画。ジェニファーローレンスがひたすら美しいのでそれだけでもこの時間見ていられる。
スパイものであればスリルはもっと欲しいところだし、最後のカタルシスもやや弱め。
ロシア>>続きを読む
アリアスター過去作と比べると「いやーおもしろかった!」とは言えない...。コメディとは言ってもアメリカに根付いた文化があってのもののようだし。それがピンとこない日本人観客には正直しんどい。
汲み取り>>続きを読む
ドキュメンタリーとしての面白さはおいておいて、奇跡に近い音楽シーンの一夜に感動。スタジオのやりとりは緊張感があって、スター同士のやりとりに思わず微笑んでしまった。
現代社会を皮肉たっぷりに描くブラックコメディ。予告未見だったので話がどこに向かっていくのかまったく分からず、揺さぶられ続けた。
予告が相当ネタバレ仕切っているので注意するのど、中盤、観ているだけで気>>続きを読む
見応え、はあるものの2時間かなりしんどい...。
実際の事故に遭遇した彼らの辛さは比にならないが、「いつ終わるのか」わからない先行き不安な状況に感情移入し続けるのがツラかった。
訃報を受けて鑑賞。
こんなにスリリングで、歯軋りするドキュメンタリーがあったか。
「もし亡くなったら?」という質問が、まさか現実になるとは。信じられないような出来事が、いまでも世の中では起こってい>>続きを読む
原作は未読。
観たひとならわかるが、思っていたような雰囲気の映画では全くなく、瑞々しくもあり残酷でもある、重量感ある一本だった。
この映画をどう観るか、人によって、またタイミングによって汲み取り方>>続きを読む