ポチッとなあさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ポチッとなあ

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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.7

2003年公開。子供の頃の思い出したくない記憶で、普段は忘れてるけど、ずっと心の奥底で疼いている何か。その何かを閉じ込めているフタをノックされたような気持ちになった。観てよかっただけでは無い複雑な気持>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

2015年公開。秘密兵器、アクション、美人の豪華三点セットが揃ったスパイ映画を久しぶりに観た。こういう映画っておバカになって観る事で満足度アップの129分。
★気になって調べた
ダルモア62年はクリス
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フライトプラン(2005年製作の映画)

3.2

2006年公開。密室での犯罪は映画では定番だけど、総二階建て飛行機内という設定で乗務員用休憩室、機械室等、なかなか出てこない場所なのでちょっと嬉しかった98分。
設定は世界最大の飛行機E-474で総二
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ダーティハリー4(1983年製作の映画)

3.4

1983年公開。シリーズ最大のヒット作品。この作品でもクリントイーストウッドが走るシーン多数。光と影が印象的な117分。
Go ahead,Make my day. 脅し文句、やれるもんならやってみろ
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ハンコック(2008年製作の映画)

3.4

2008年公開。いつも不思議に思ってたけど、なぜアメリカ人はヒーロー好きなんだろう。この映画のクズなヒーローという設定もヒーロー好きという前提があるから成り立つんだろな。アメリカのヒーローは基本が個人>>続きを読む

トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.5

2009年公開。2作目はダレる事が多いけど、これは破壊大好きには見応え充分。スミソニアン航空宇宙博物館、ペトラ遺跡、ピラミッドなどCGではなく本物で撮影したシーンもあり、売れたら色々出来るし、お金もか>>続きを読む

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.5

2007年公開。破壊大好きの大好物映画。
これだけ破壊、爆破シーンを組み込んで撮影出来るのは凄い。楽しめた143分。
★気になったので調べてみた
変形するロボットはタカラが販売していたが、ハズブロが業
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黒部の太陽(1968年製作の映画)

3.7

1968年公開。黒部第四ダム1956年着工、1963年竣工。日本映画でこれほど規模の大きなのは、なかなか見られない。いま見ても凄いなぁと見入ってしまった195分。
熊谷組の豊川工場敷地内に本物そっくり
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亡国のイージス(2005年製作の映画)

3.3

2005年公開。アメリカでは軍隊を肯定的に描く映画には積極的に軍が協力すると聞いたことがあるが、当時の防衛庁が実物の戦艦や戦闘機で撮影協力してくれたことに驚いた。
この原作は1999年出版。1998年
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.5

1973年公開。未来のレジャーランドでロボットが反乱を起こす。ランド内の制御室マシン類は磁気テープ、真空管式ディスプレイ等、古さを感じさせるものの、それ以外は古さを感じない。客の反応に合わせてロボット>>続きを読む

禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.3

1956年公開。2001年宇宙の旅より12年前に制作されたSF映画。いかにもスタジオで撮影しました感たっぷりだけど、ロボットに3D、光線銃。現代のSF映画に繋がっていると感じられた98分。

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.7

2004年公開。凄惨な行為に目を覆いたくなった。何かの拍子に人種、民族間の争いが起きる。違う民族間で結婚したり、同じ職場で働いたり、友達だったり。それが遠い過去のいさかいがムックリと起き上がり、こんな>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜 エクステンデッド・エディション(2004年製作の映画)

3.7

2004年公開。ヒトラーはなぜこれほど多くの人間を狂気に巻き込んでいったのか。
ヒトラーの登場を熱狂的に支持したのはドイツ国民。そして犠牲者はドイツ国民だけでなく世界中の人々。映画の中で戦争によって国
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.3

2005年公開。20世紀を代表する億万長者と呼ばれたハワードヒューズの飛行機に執着する物語。スコセッシオ監督らしく上映時間169分。壊れてゆくハワードを演じたディカプリオが凄い。
★気になって調べてみ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.2

2003年公開。前作とほぼ同時に撮影。
三部作完結編。コンピュータの電池として生かされていたネオがヒーローになった物語。アクションシーンはその後の映画に大きな影響を与えたと納得した129分。

シリアナ(2005年製作の映画)

3.2

2005年公開。アメリカの中東への関与は石油の利権確保が目的とよく言われる。国の為と言いながら、個人の利益確保が最優先で、その目的達成のためには自国の法も無視する。商人もお代官様も悪人。「お主も悪よの>>続きを読む

マルコムX(1992年製作の映画)

3.7

1992年公開。マルコムXがニューヨークで暗殺されたのは1965年。映画の中に何度も登場する警察官が黒人を警棒で叩いたり足で蹴ったりする暴力シーン。60年以上前の事なのに、同じようなシーンを現在もニュ>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

3.4

1995年公開。1970年頃のラスベガスが舞台。実話に基づいた作品で、暴力、ワイロ、裏切りに染まった地。「カジノの経営は、警備のない銀行で強盗をやるようなもの」
このセリフが納得出来る178分。
ドナ
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.3

2002年公開。2001年に公開予定がアメリカ同時多発テロの影響で延期された。
選挙の投票数より票数を数えるヒトを押さえろ、ネイティブ対移民の争い。やられたら暴力でやり返す。1860年前後の設定だが、
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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.6

2006年公開。単なる記号の連なりにしか見えない数式も、見る時、場所、話す人が違うと、人のこころに響いてくる。寺尾聰、深津絵里、この2人の雰囲気が、ゆったりと時間が流れる良い映画に高めたのかな。観られ>>続きを読む

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

2003年公開。あちこちに日本アニメっぽい雰囲気が感じられるシーンがあり、調べたら監督が映画企画提案時にAKIRA、攻殻機動隊などの実写版イメージをやりたいと言ったとの事。パソコン用語もソース、バック>>続きを読む

南極物語(1983年製作の映画)

3.5

1983年公開。この映画の主人公は樺太犬。犬の困った時、何かを訴える時の表情などが心に伝わってきた。犬がケガをしたり、死んだシーンもリアルすぎて心配になったほど。俳優は頑張っても子供と動物には勝てない>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.5

2005年公開。イギリスの作家、HGウェルズが1898年に発表した小説の映画化。宇宙人が地球の武器ではなく、病原菌に負けるという物語は今作も踏襲している。今はコロナウイルスに人類が苦戦しているが、地球>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.6

2005年公開。オリンピックを開催するには経済力だけてなく、対テロ対策も求められる転換点となったミュンヘンオリンピック。犠牲になったイスラエル選手たちの復讐が実際に政府主導で行われた。復讐は次の憎しみ>>続きを読む

グッド・シェパード(2006年製作の映画)

3.6

2006年公開。スパイ映画のお約束、アクション、秘密兵器、美女がどれも出てこない。アンジェリーナ・ジョリーはもちろん美しいが、この映画ではその魅力をあまり求めていない。
グッドシェパードの意味を調べた
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リンカーン(2012年製作の映画)

3.8

2012年公開。リンカーンが暗殺されるまでの最期の4か月。
日本では南北戦争と言っているが、アメリカではThe Civil Warというのを初めて知った。この南北戦争の激しい戦いの地、ゲティスバーグ国
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

1999年公開。20年以上前の作品とは思えない映像が次々と登場。弾丸をよけるシーンはパレットタイムという手法でカメラ125台で作り上げたとのこと。この作品がその後のSF映画に多大な影響を与えた事が色々>>続きを読む

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.8

2009年公開。オーデションのシーンでスタッフのコメント、彼の世界はケタ外れでないと。それがどうやって作られてゆくのかたっぷり観られた111分。何度見ても凄い。

A.I.(2001年製作の映画)

3.6

2001年公開。ロボットの存在が身近になった時代のピノキオ物語。映画の中のような未来は望んでいないと思いつつ、Siri、OK Googleと何のためらいも無く声に出している毎日。そして便利、快楽を突き>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.9

2006年公開。国家保安省・シュタージはあらゆるところに監視の網を張り、国民6.5人に1人が隣人を監視、密告する社会。思っていることを言えない。いつも誰かに見られているとビクビクしながら生きていた。冷>>続きを読む

ハスラー2(1986年製作の映画)

3.5

1986年公開。ハスラーは1961年公開から25年経っての続編。トムクルーズにとって、トップガンの次に公開された映画。
ポールニューマンは61歳、トムクルーズ24歳。チカラの満ちあふれた若者と、経験豊
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

4.0

2004年公開。戦争は個人的な憎しみとは関係無く人殺しをしあう。しかし戦争が続くと個人的な憎しみが増殖してゆく。この映画のような事は昔話で現在は関係無い、そんな世の中であり続けたい。朝鮮戦争は1950>>続きを読む

ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

2.9

2012年公開。CIAは1947年にその組織名になったアメリカ大統領直轄の組織。映画ではお馴染みだけどあまり信頼されていない組織なのかなぁと、心配になってしまう描かれよう。
ジェレミー・レナーの活躍が
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.6

2007年公開。モロッコ、パリ、ロンドン、ニューヨークとボーンが追いかけ、追いかけられるシーンがとても良かった。本当にそこにいて、疾走するボーンを見ているよう。びっくりするような武器とか、スーパーカー>>続きを読む

アミスタッド(1997年製作の映画)

4.0

1997年公開。自由は本来、万人の権利。だが時に奪われ、奪い返すものだ。
映画の最初のこの言葉がこの映画を最も表していると思った。いまだにBLM運動が必要で、しかもそれに対する反発も存在しているアメリ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

2017年公開。環境破壊の進んだ地球。オレンジ色で視界のきかない空。2020年にカリフォルニアの山火事で同じ様な光景が見られた。レプリカントを都合良い労働力として使おうとしながら、その力に恐れ忌み嫌う>>続きを読む