こさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

クー!!好きですー。映像がめちゃくちゃ綺麗でした。終始淡々と進むけどずっと観てられるなというか。キン・ザ・ザの人たち、意地の悪い人たちが多かったな。地球人の2人のうちの建築技師の人のクールなおじさんぶ>>続きを読む

将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

3.0

疲れてたのか、館内が暖かったのか、映画自体が眠気を誘うものだったのか、2回ぐらい寝てしまいました。内容は寝ている場合じゃないとんでもない事態が起きているのに。金正日の肉声はたぶんこれが初めて聞いた。ヒ>>続きを読む

SHARING(2014年製作の映画)

3.1

ちょっと中盤うつらうつらしてしまったのだが、全体的には良かったかなと思う。『君の名は。』がポジならこっちはネガ。虚偽記憶という題材に対して、自分自身の小さい頃に体験したと思っているけど本当に体験したの>>続きを読む

食べられる男(2016年製作の映画)

4.0

星新一的なお話。ラストのこれまでのテイストをひっくり返すようなオチが好きですね。なんで飯食うシーンってこんなに切ないんでしょう。

TOKYO INTERNET LOVE(2016年製作の映画)

2.7

また書き直すけど、なんか足りない気がする。前半と後半の雰囲気の違いが大きい。男が部屋で踊るシーンはお、っとちょっとテンションが上がったけどそのシーンがそれ以降の展開に繋がるかというとそうでもないのでい>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

パルシネマでのオールナイト上映【闘え!おんなのこナイト】のラスト。一子がボクシングにのめりこむまでの前半は画面も薄暗いしテンポもゆっくりだし、眠くなりそうかなとか思った(映画の感想とかじゃない)。もち>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

立誠シネマ支配人の田中さんに「まだ観てないの!?」と言われ、シネマート心斎橋のヨーコさんには「あれ観てないでよく学生に映画観ろって言えるな〜!!」と言われ、カレンさんには「多分肥田くん『君の名は。』嫌>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

パルシネマでのオールナイト上映【闘え!おんなのこナイト】にて劇場での鑑賞はお初。ふざけとグッとくる部分のバランスがよいですね。音楽の使い方がほんとふざけてるよね…褒めてるんですけど。復讐に向かうヒット>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

5.0

タイトルと松山ケンイチが主演、東出昌大が出演、村山聖という実在した棋士の話を元にした映画らしい、ぐらいの情報しか入れず、たまたま試写で観る機会があり鑑賞。

いやぁ、凄まじい…。「あなた将棋やめますか
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Every Day(2016年製作の映画)

3.8

詰まるところ、ストーリーにしても打ち出されるメッセージにしても、どこかで聞いたことがあるような、悪く言ってしまうとありきたりなものである。ようは、何でもない日常が実はとてもかけがえのないまのなんだよ、>>続きを読む

天然コケッコー(2007年製作の映画)

4.0

元町映画館の特集上映【二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)】の一本で、元町映画館スタッフSさんのセレクト。

まあ、セレクトで出た時は本人にも「何でなんですか!?」と聞いてしまったぐらいベタだなと
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.0

元町映画館の特集上映【二十歳までに観とかなあかん映画選(本気)】の一本で、支配人・林さんセレクト。

タイトルはもちろん存じてたし、Twitterでのリアクションもこの作品が1番大きかったのでやはり傑
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クン・パオ!燃えよ鉄拳(2002年製作の映画)

5.0

その昔、小4ぐらいに家族でレンタルして観て爆笑した。死ぬほどくだらないし、観なくても人生に何の損失も与えない映画には違いないけど、何年も経ってこうして朝6時前にFilmarksに投稿しようなんて気持ち>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.3

元町映画館での特集上映【20歳までに観とかなあかん映画選(本気)】の1本。セレクトしたのは僕ですが、高1ぐらいにレンタルで観て以来で、もちろん劇場で観るのは初、しかも35mmフィルム上映。去年の『博士>>続きを読む

みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

5.0

朝6時過ぎから観て泣かされた。カナザワ映画祭が終わってから完全にカナザワロスで全く映画を観たいという気が湧かず(2本観てどちらも悪いとは思わなかったが心を鷲掴みにされた感もなく、という感じ)、もう今年>>続きを読む

アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.4

ゴダールが「これはSFだ!」と言ってしまえば全編パリロケだろうがSFの世界、未来都市αヴィルが画面に現れる。ゴダールマジックと言わざるをえないと思います。まあ、そもそも僕らにとって60年代のパリってぜ>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ悪い映画とは思いませんでした。女目当てでバンド組むという不純な動機は良かったし(めちゃくちゃ不良!ってやつがタバコ当たり前に吸うのよい)、バンドメンバー集めから最初の1曲目のMV撮影するま>>続きを読む

What Is It?(原題)(2005年製作の映画)

3.3

【カナザワ映画祭2016五十六本目】
(現状として)カナザワ映画祭最後の上映作品。えーとですね、クリスピン・グローヴァーの作品に関しては、映画本編よりもとにかくその後のQ&Aの異常な長さの方が強烈に記
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花に嵐(2015年製作の映画)

4.5

【カナザワ映画祭2016五十五本目】
前評判の高さを軽く超えてきました。いますわ、いわゆる天才タイプの監督登場ですね。自分が同世代で映画撮ってたらムカつきます(笑)

POVで映研サークルに入った大学
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さいなら、BAD SAMURAI(2016年製作の映画)

4.0

【カナザワ映画祭2016五十四本目】
世にも恐るべき自主映画残酷物語。もうどうしようもなくなって絶望的な現状に慣れてしまってる感じもが1番怖くて面白い。ちゃんとおっぱい出てて良かった。女優さんみんな綺
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狂える世界のためのレクイエム(2015年製作の映画)

2.0

【カナザワ映画祭2016五十三本目】
非常にカナザワ映画祭的な題材ではありました。んーでももっとこうしてくれよーみたいな点は多数。ヒロインのちさとさんは小悪魔感は良かったけどベッドシーンもっとちゃんと
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It Is Fine! Everything Is Fine.(原題)(2007年製作の映画)

3.4

【カナザワ映画祭2016五十一本目】
クリスピン・グローヴァーによる⚫︎ビッグスライドショウ、⚫︎本作上映、⚫︎Q&A、⚫︎サイン会とかなり贅沢な上映。なんですけど、上映後のクリスピンのQ&Aに入るま
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.5

【カナザワ映画祭2016五十本目】
ジャパン・プレミアかつ爆音上映。いやーまあ最高だったでしょう。最初から最後まで主人公ヘンリーの一人称視点だけで描かれる本作、やっぱ序盤はちょっと慣れるまで酔うけど全
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.0

【カナザワ映画祭2016四十九本目】
レンタルやセル、通常の上映では英語版で喋りますが、今回の上映のためにドイツ語版を採用(ドイツ視点の第二次世界大戦物)、わざわざ今回のためだけに字幕も作成という、本
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炎628(1985年製作の映画)

4.0

【カナザワ映画祭2016四十八本目】
言わずと知れたソ連製のトラウマ戦争映画。いやこれホンマもんのトラウマでした。少年と一緒にひたすら地獄巡り。そしてその前に観た『プライベート・ライアン』が、ああ、あ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

【カナザワ映画祭2016四十七本目】
初鑑賞が劇場でしかも爆音というこの上ない贅沢。『プライベート・ライアン』の登場以前と以後で戦争映画の歴史が変わったとよく言われるけど、その意味をまさに体で感じた。
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

5.0

【カナザワ映画祭2016四十六本目】
LIP'Sによるパフォーマンス上映付き。高橋ヨシキさんの煽りまであり。ほとんどパフォーマンスの方見てて映画本編はあんま観てない。面白かったとかじゃなくてただただあ
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ソドムの市(1975年製作の映画)

3.2

【カナザワ映画祭2016四十五本目】
言わずと知れた伝説の作品。かなり覚悟して臨んだものの、その数日前に『ウォーターパワー』を観てたからか何なのかそこまで数々の性描写、スカトロ、残虐描写に驚きを感じず
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

5.0

【カナザワ映画祭2016四十四本目】
ジョン・カーペンターはこれで3本目。いやー好きですわ〜。中盤の殴り合いなげえ〜とか思ったけど。変に登場人物たちに正義感あるセリフとか言わせないのがいいですよね。

カリスマ(1999年製作の映画)

3.1

【カナザワ映画祭2016四十三本目】
今年で黒沢清映画3本目。わけが分かりませんでした。でもこのわけの分からなさ好き。役所広司のこいつ最初から何考えてんのかよく分かんない感が素敵でしたね。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

【カナザワ映画祭2016四十ニ本目】
初めて本作を観たのは2年前の神戸アートビレッジセンターで開催された爆音映画祭の中の1本として上映された時でした。爆音映画祭自体初めてで、自分にとって『ファイト・ク
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山谷 やられたらやり返せ(1986年製作の映画)

3.0

【カナザワ映画祭2016四十一本目】
映画撮影中に出演者が殺人未遂を起こした『ゆきゆきて、神軍』がありますが、本作は撮影中に監督が殺されるというとんでもない映画。意志を引き継いで撮影を続行した次の監督
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