こさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

東京は丸の内ピカデリーで開催されていた爆音映画祭の中で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを一気見できるオールナイトが開催されていたので勇んで行きました。全シリーズ初見。なるほど!これは確かに>>続きを読む

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

5.0

こ、こ、これは…!!!!!スコア5つではとても足りない大大大大大大大大大大大大大大大大大傑作やないですか………!!!!!!!二本立てで観た『孤狼の血』ももちろん素晴らしかったが、その直後のこれは、ちょ>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

ずーっと見逃してたのをやっと観られた!いやーかなり満足!役所広司がヒドい!取調室から出る時点でせめてベルトは締めとけよ(笑)!話が進んでいく中で実はこんな人だった…と分かるのも良い。出てる役者みんな顔>>続きを読む

人魚伝説(1984年製作の映画)

3.6

初めて買った映画秘宝の中で「伝説の反原発スプラッター映画」というような内容で紹介されており、数年来頭の中でその中身を妄想していた本作。念願…!!!とまでは正直言ってはないんですが、ずっと存在だけ知って>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.0

初日初回で観るなんてずいぶんと久しぶりでした。しかも前日夜に着替えもせずに漫喫で一夜明かしての朝イチ鑑賞だったので、主人公とのシンクロ具合はかなり高かったのではないかと思ってます。


自分的には『ブ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

やーーーーーーーーっと観ました。一番率直な感想としては「泣けた」ですね…。もちろん後半のあれやこれやはたくさん笑ったんだけど、それと同時にどうしようもなく登場人物たちが愛おしくなって必死に走り回る姿に>>続きを読む

甘い罠(1963年製作の映画)

3.0

YouTubeに現存する短縮版が公式から公開されていたので観てみた。ずしっと重たいお話。でも分かりやすく楽しめたかなと思います。モノクロ映画を観るのかなり久しぶりだったのでやっぱ時代の雰囲気が出てるな>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.0

国際版である『バーフバリ 王の凱旋』を観たのが1ヶ月以上前だったのでどのシーンが増えたのかははっきりとは分からなかったですが、相変わらずの大満足なボリュームであることには変わりないですね。今回初めて『>>続きを読む

ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.0

自分の中で恒例になってるboidの爆音体験。あんまり面白さ?は分からなかったかもしれないけど、職業柄機械のトラブルにはいつも見舞われているので、劇中の爆弾が発射してしまう!どうする!っていうのはまあよ>>続きを読む

聖なるもの(2017年製作の映画)

5.0

映画を観終わって、「ああ、前作の『花に嵐』はかなりエンタメ寄りだったんだな」と思って買ったパンフを読んだら岩切一空(さん付けはなんかしたくなかった)がはっきりと「『花に嵐』はエンタメであること、分かり>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.0

観終わった後、どうこの映画を受け取ればいいのか分からないという気持ちになりました。でも、この暑い夏の時期に観るのにはぴったりの映画なのかなと。映画の中でもみんな泥臭く汗かいてたし。どうにか自分を、世界>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.0

高校時代にレンタルで観たことがあるので2度目の鑑賞。いやあ、やっぱテーマソングかっこいいっすよね。で、山守組長のクズっぷりがもう爆笑モノ。ほんまクズなんやけど小物感満載なのがたまらん。「ここの飯代、そ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.0

やーーーっと観ました。自分の中で咀嚼することがまだできてないのかなぁと思います。シリアスさと可笑しさが絶妙なバランスですね。人間って複雑やなぁ。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

虚構だけが、このくだらない現実世界を変えられる。虚構だけが、このくだらない現実世界を超えることができる。そんなことを思い出させてくれるとても素晴らしい映画でした。自分の好きな「こと」や「もの」を他の誰>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

大好きか大嫌いかのどっちかだろうなと思って観たんですが、意外にその中間、「あ〜けっこう良かった」と思う映画でした。

同性愛がどうこうの映画ではないですよね、これ。人と人が惹かれあい、好きになって、お
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.0

初の京都シネマでの映画鑑賞。


んーすごいなとは思ったけどそこまで刺さらなかったかな。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

なんだか良かったです。自分はこんなにも地元に対して早く抜け出したいって感情を抱いたりしたことはなかったけど、やっぱ気持ちとしては分かるかなって感じで。この手のこじらせ女子映画って最近よくあると思うんで>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

ウェス・アンダーソンの映画ってこれと『ムーンライズ・キングダム』『グランド・ブダペスト・ホテル』の3本観てるんですけど、全部シネ・リーブル神戸で観てるんだよなぁとふと思いました。本編の感想とは全く関係>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった!!最初は「ああ〜今この記憶失ったんだな」と観客は観ていて分かるけど話が進むにつれて「この記憶を忘れてしまった」とか「いや!この記憶は信じるな!」とかあっちこっちにいきまくって一>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

やっと今さら観たんですけど、いやこらダメでしょというのが感想です。


バーナムの史実と映画で描かれる内容に違いがありすぎる、という批判もあるようですがぼくはそこはどうでもいいです。実話を元にしたフィ
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リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.0

『孤狼の血』が観たくて自転車を爆走させたものの上映に間に合わず、そのまま帰るのもあれなので(家からチャリで猛ダッシュで片道30分)、すぐ上映が始まるこの映画を観た。


ええ感じに適当な気分で観られる
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

3.0

なんか観てて気持ち良い気分になれる映画だった。犬のシーンが好き。あんな狙い通りの動きってしてくれるもんなんかな。

たからくんの行動に場内も思わず笑い声が出るところもあった。

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

どこまでもスッキリしないサスペンス。ゲティ爺さんはもはや人の皮をかぶった金の怪物。人の姿をしていながら人には非ずという感じだった。映画冒頭のゲティ3世のモノローグでも言ってたけど、ゲティ家自体がもはや>>続きを読む

アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

5.0

boidによる同志社大学寒梅館で行われた本作の爆音上映。通常版は過去2回鑑賞、テレビドラマとして作られたこの完全版は初めて。去年から今年のはじめにかけて劇場での上映があったもののことごとく観ること叶わ>>続きを読む

ウィッチ・フウィッチ(2018年製作の映画)

3.0

酒井麻衣と言えば「魔法」なわけですが、これまで以上にカラフルでファンタジックな作品だなと思いました。もっと言うと舞台挨拶でも言われてたけど漫画みたいな世界観。恋愛に関する価値観が小学生レベル。「好きな>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.0

主人公であるスクヒ演じるキム・オクビンがめちゃかわいくてきれいでビックリした。特にショート時代はかわいすぎてキュンキュンしてた。ロングになってからはかわいいというよりきれい。予告や宣伝で出てくる画像や>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.0

致命的なまでに物語に盛り上がりがなく、キャラクター達も呆れるほどに魅力がない。フランク・キッチンの男時代、髪も長いしもうすでに女っぽくね?ミシェル・ロドリゲスになっても声変わらんしなんなんや…って思っ>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

3人のヨーロッパ旅行シーンで舟漕ぎました。噂には聞いてたけどかなり変な映画ですよね。一体なぜこんな映画を作ったのだろうかという、観終わった後に色々考えを巡らせました。よく分からんかったけど(笑)

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

4.0

触れてはいけない何かに触れてしまった気分。何に対して恐怖を抱いているのか観ていても分からなかったのが一番怖かった。

田園に死す(1974年製作の映画)

3.1

初の寺山修司。当然ながらというかわけが分からず、観終わった後に色々ネットで調べてあーまあそういうことなのかと。もちろんそんな解説があったから分かったような気持ちになれるような映画ではないと思いますが、>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

5.0

『ミスミソウ』と同日に鑑賞。どちらもちゃんと青春映画で、しかもどちらも青春の時間に起きることのその先まで描いていた。


いや、『ちはやふる-結び-』に関してはもはや何も言えなかった……。上の句から始
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

5.0

原作未読。傑作でございました………。


予告編でざっくりと内容を把握した上で観に行ったが、主人公の家及び家族が焼き殺されるシーンがかなり序盤で出て、ほんで主人公の復讐が始まった時は「あれ?早くない?
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.0

予告編から得る印象とはだいぶ違う映画だと思いました。ぼくは末井昭さんのことは本作のあらすじぐらいでしか知らない状態で観ました。この映画を観て、末井さんが世に打ち出して来た雑誌の数々がいったいどういうも>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.0

微妙だった。映像はキレイ、というか無菌室みたいな感じだった。まあそうなるかなみたいなストーリーだった。