パンダ子パンダさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

表現、平面の持つ、アニメの持つ可能性を全部無限大にごった煮したかんじ。

大人になろうな。
まじで、意味わかんない。意味わかんないのに面白くてこの時代にうれるって。。。

そして嫁のシュガシュガルーン
>>続きを読む

燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.2

ドニーイェンが好きでみた。動けるデブってかっこいい。

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.8

おふたりさん、よかったね。
思い出や田舎の背景と、都会の背景描写の色彩の対比がすごく美しかった。淡くてポワポワした思い出の背景美術。

そして、時たま挟まるやばい色彩のワンカット、あれは本当になんなん
>>続きを読む

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.3

綺麗な映画だった。
こんなにもセリフを用いないのに、映像と音楽だけで、ストーリーや心情を読み取れるの映画だって感じがしてすごく好き。

北野たけしさんの作品は、ずっとなんだか寂しい感じがする。淡々とし
>>続きを読む

男達の別れ98.12.28@赤坂BLITZ(2005年製作の映画)

4.9

大学の頃映画館で見た。
欣ちゃんのドラムが神がかかってたのを覚えている。ライブを通して、一本の物語を見ているような感覚になった。

ふわふわした夢見心地の蜃気楼を見ているような、夢がうつつかわからない
>>続きを読む

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

5.0

高校の頃からずっと好きなフィッシュマンズ。

すぐにおわる幸せさ
すぐにおわる喜びさ

の歌詞が高校の時からずっと胸に残ってる。

フィッシュマンズは初めて聞いた時、未知すぎて、こんなジャンル聞いたこ
>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.6

私はむかし、サミュエルに似てるって言われて以来、サミュエル見ると親近感が湧く。

バッキーとキャプテン、DV彼氏と彼女みたいだよ。半依存じゃん。メンヘラ同士殴り合うなや。確実に、キャプテン、メンヘラア
>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

5.0

シリーズものとして、100点なのでは??
二つの短歌を主題にストーリーが進められた本作。競技カルタを描く上でバチボコなプロットだったのでは???

映画は削る文化だと個人的には思う。特に、原作があるも
>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.2

しのぶちゃんが、しのぶちゃんだった。
松岡茉優さんって、本当に化け物。しのぶちゃんの冷たい笑い方とか、漫画の背景がそのまんま3次元としてぶち抜かれたすごさ。

全員の再現度半端なく高い。ビジュアルだけ
>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

机くんのための映画だったね。
原作が好きでみた。キャラクターの再現性が高すぎてすごくビビった。

須藤さんとヒョロくん好きだから嬉しかったな。原作の競技カルタの熱量を映像として見せてくれてありがとう。
>>続きを読む

どん底(1957年製作の映画)

4.5

トントンチキチキトンチキトン
地獄の沙汰も金次第

狂うくらい酒飲んで、どん底で踊ろうぜ。
最高か。好きすぎる。

どん底で生きる人たちの群像劇。

最近読んだ、ディスタンクシオンという、社会学の本を
>>続きを読む

世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.8

めっちゃウケる。

個人的なツボだわ、フィリップラショー。くだらなくていいんだよ、本当にこんくらいくだらなくていい。

可笑しいことを全力でやってくれてありがとう。ナマケモノが空飛んだ時は泣けたわ。
>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

見る 見られる 視点。で作られた映画。

描く 描かれる関係を、視覚的にもカメラワークや主題を通して表現してるのすげぇな。

見られる 見る への変化。

からの、

見る 見られる へ戻るラスト。
>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ネタ映画としてみたら100点だよね。
モンスターヴァースとして楽しみにしてたのにさ。

前作たちは、怪獣映画に対するリスペクトあったじゃん。ゴジラのテーマもかからないしさ。まぁ、そうだよね。人間ドラマ
>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

4.5


タイムリープの家族もの。

高木正勝とtupera tuperaありがとうございました。こういう、自分の作風に全然違うものをぶち込むアイデアどこから出てくるんですかね。

細田さん、昔みた価値観で苦
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます



クソみたいな駄文。

なぜアニメに、現実の設定を求めるのか教えてくれアーメン。アニメはあくまで、フィクションだからいいと個人的な思ってる。だから、すんげぇバランスのいい作品だった。

細田監督、あ
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

5.0

ヨンドゥガチだった。
2作目で1作目を超えるというシリーズものではすっごい難しいことを淡々とやってのけちゃうのまじですごい。

爆破と音楽とポップに人がザクザク殺される映画好きなのでとってもタイプだっ
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

緩やかな鬱映画

どんな時も希望は捨ててはならない。計画し、努力することを怠ってはならない。

人生で見てみたいものや成し遂げたいことのために努力をし続けられる人は尊いしあこがれる

彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます


割と今私も人生の岐路に立っていて、その環境でこの映画を見られて良かったと思います。

泣いてしまったよ。ウディアレンとノアバームバックは、私の中で割と作風や主題が一貫しているから見ていて安心する、精
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.6

率直な感想です。映画としての評価とか関係無いです。

全共闘は、小学生の頃読んだ宗田理の僕らの7日間戦争での記述くらいしか知らなかった。けど、その当時、何かを信じて戦うことはかっこいいし若く知識もなか
>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トルナトーレの作家性って破壊なんですか??
毎回この人ぶち壊してますよね。今回は人間関係をぶち壊しましたね。

エグすぎる。最後のシーン彼だけ一人だったよね。周りはみんな誰かと一緒にいた。

信じるこ
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.8

お見事です。

黒沢清さんの作る映画って匂うんですよね。この人の作品だってすぐわかるような、不気味な雰囲気。お弟子さんの濱口さんにも同じような雰囲気を私は感じます。

蒼井優さん、改めてバケモノだと思
>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.9

やばすぎる。今まで見たどの映画よりも笑った。
原作は未読です。

アニメーション映画の実写化って、原作未読でも二次元が三次元になった時の作り物感が浮き出てしまってどの映画も割と私の中では好きになれない
>>続きを読む

早春(1956年製作の映画)

4.5

小津監督の映画初めて見た。
映画らしい映画ですんごく好きでした。

いくつグリッド引いてあんの???バケモンかよ??みたいな構図ばっかりでマジでドン引きした。すごく細かいところまで隅々まで設計されてる
>>続きを読む

或る旅人の日記(2005年製作の映画)

4.9

加藤さんの作品は全て好きだ。
私は特にアニメーションの映画が好きなのですが、アニメって実写じゃありえないような表現をしてるからすごく良いなって思います。

旅人の一連の短編集。

色彩は赤い実以外は全
>>続きを読む

就活狂想曲(2012年製作の映画)

4.8

大学生の時に、就活の時期にこれを勧めてきた友人は頭が狂っていたのでしょうか???

凄まじい。たまに夢に出てくる最近。

ラスト・タンゴ(2015年製作の映画)

3.8

ヴィムヴェンダース総指揮。ダンスを撮るの上手いよなぁ。ピナの時も思ったけど。


アルゼンチンタンゴの伝説的ペアを描いたドキュメンタリー。ペアを組み、そこから25年間共に踊り続け、ペアを解消し、現在に
>>続きを読む

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.2

映画を見る時にたまに、むっちゃ集中力が必要だったり、精神的にきそうだから、自分の環境とメンタルを調整してからみたい作品ってあるよね。

わたしにとってのそれがこの作品。
踊りをみることが好きなんだけど
>>続きを読む

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

4.8

最高最高最高。マジで音楽映画の中でいっちばんすきになった。

バカな友達達とみんなで何か作るの最高だよね。リアリティバイツとか、本作もそうだけど、この年代の空気感マジで好き。ファッションとかバカで明る
>>続きを読む

クジラの跳躍 Glassy Ocean(1998年製作の映画)

4.2

とても好きなたむらしげるさん。やっとこ見れたよ、映像作品。ファンタズマゴリアもいつか見たいな。

ノスタルジー、何かを懐かしむ感覚を思い出すような映像。クジラが時間をかけて飛ぶ姿はなんて美しいんだ。自
>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.7

思い出やノスタルジー。会えなくなった人は、会えないはずなのに年々、存在が濃くなっていくのはなんでなんでしょうか。

ものには記憶が宿ると思う。それを体現したようなアニメーション。どんどん高くなる愛しい
>>続きを読む

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

4.7

ジャンピエールジュネは高校の時からずっと好き。

特徴的な赤と緑。月世界旅行を思い出すような、幻想的で少し悪夢っぽい世界観。あのドキュメントにも監督出てきたもんね。

昔の映画とかみて、この作風って、
>>続きを読む

ピナ・バウシュ 夢の教室(2010年製作の映画)

3.8

出来ないって思ったらずっと出来ないまんまだし、出来るって思ったらいつかは出来るようになるんだよなぁ。

ドキュメンタリーも、踊りもすごく好きだから飽きることなくみられたな。やっぱり、感情表現が身体にの
>>続きを読む