マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.0

原作を読みましたが、単行本2冊を2時間で収めるのには無理があったなと感じました。
文庫本は4冊ですが、オープニングの10分程で一冊を終えたスピード感には驚かされました。
仕方がないとはいえ、世界観や関
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.7

「ウィー・アー・ザ・ワールド」という曲や一流スターがチャリティの為のプロジェクトという概要は知っていましたが、どのように作られたのかは知りませんでした。
スターが一堂に介して一夜でレコーディングさせる
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(2023年製作の映画)

3.5

布団の中に毒蛇が入ってきて動けないというシチュエーションの短編ムービー。
特にこれといったことはありませんが、監督の世界観は今作も健在でした

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作大好きで全て揃えています。
それ故にアシリパを大人が演じたりという情報等から実写化を心配していましたが、原作ファンでも大成功と感じるほどの素晴らしい出来でした。
俳優陣もコスプレ感がなく、特に鶴見
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.3

伏線回収もののクライムムービー。
確かに伏線回収と最後の仕掛けは綺麗でしたが、ストーリーの既視感とご都合主義によりインパクトは薄い印象でした。
手軽にハラハラドキドキを味わえる作品です。

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.3

タイトルの通り痛み止め薬の不正を扱った作品。
薬によりおかしくなって行く描写や、倫理観が悪い方向に傾いていく描写は良かったのですが、主人公が悪に振り切れていないところに中途半端さを感じました。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.6

原作がとても良かったので白と黒だけで表現される水墨画の作品が仕上がるまでの過程も含めて期待して鑑賞しました。
無駄に飾らずに文脈を読むような原作の雰囲気を生かした映像化作品になってました。
そのためか
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.6

アンデス山脈に激突したチャーター機に登場していた人々の体験記。
激突した瞬間の描写や生き抜くためのある決断。
事前知識なく、評価が高いから観た作品でしたが色々な意味で強烈でした。
生き残った人が神の存
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

大好きなウェス・アンダーソン監督の短編作品。
相変わらずのシュールな世界観をサクッと楽しめました。
各キャラクターの回想口調による劇中劇で進行するためラジオドラマを聴いているように感じましたが、色彩や
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

仕事が最悪に忙しい一週間をループする自分に置き換えて考えたくない作品。
基本的にコメディですが、教訓めいたことも伝えています。
どんどん効率よく働いていける描写も面白く、サクッと楽しめた作品でした。

ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.6

本作がシリーズ完結編、久しぶりに鑑賞しました。
舞台となる博物館は変わっても物語のコア部分は変わらず安心して観ていられました。
なんでも良いからと適当に選びましたが、安定の面白さでした。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

前作が面白かったけど同じ手法で楽しめるのか期待と心配が半々で観ましたが、やっぱり面白かったです。
テンポよく二転三転するストーリーは目が離せませんでした。
スマートウォッチを活用したり、前作から使用さ
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マイ・ダディ(2021年製作の映画)

3.5

妻との出会いから別れまでと娘と父親の現在を時系列を混ぜて描いた作品。
最初は時系列が混ぜられていたため妻の過去と現在とも取れましたが、徐々に話が分かっていきます。
信じることの大切さと親の愛を描いてい
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

MCU作品は映画作品は全て観ていますがドラマ版は観ていません。
そのためか展開やキャラクターについていけなくなったのか、今作についてもよく分からなかった印象です。
猫のグースの活躍は耳にしていましたが
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

エンドゲームまでが素晴らしすぎたためか以降のMCUシリーズは以前と比べて失速感がありましたが今作は以前と変わらないテンションで楽しめました。
負傷したロケットをみんなで救うために奮闘するストーリー。
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.0

司馬遼太郎原作の映像化。
原作が長いので2時間でまとめるのはだいぶ辛かった印象です。
説明臭く映画的な面白さも物語的な面白さも足りなく感じてしまいました。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

初めから最後まで一貫して戦争の残酷さと悲惨さをまざまざと見せつけられます。
一兵士の視点から祖国のために戦うという目的は薄れ、死なないために戦うことが目的となり、様々な環境の変化から悲惨さが増していく
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.3

ロッキーシリーズの続編ですが、今作にはスタローンが出てきませんでした。
途中までは良かったのですが試合も含めて大きな山も谷もなく全体的にあっさりし過ぎており、観たことも忘れてしまいそうな印象となりまし
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

孫悟飯とピッコロが主役の作品。
全体的にコメディ路線でしたが、最後の必殺技の選択は絆が感じられて胸熱でした。
昔のドラゴンボールの流れを汲んだ描写が多く、懐かしい気持ちになれました。

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.6

コカ・コーラとペプシコーラのマーケティング戦争を描いたドキュメンタリー作品。
知っている情報も多かったですが、時系列に情報が整理されて提示されているため、大変分かりやすかったです。
追う立場と追われる
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

エアジョーダンを世に出した人々を描いたお仕事映画。
エアジョーダンは90年代にはバスケをしない人々にも履かれ、靴の商品名まで知れ渡る社会現象を巻き起こした商品ですが異例ずくめであり、勇気と決断があった
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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.6

2000年に起こったイギリス人のルーシー・ブラックマン殺人事件を当時担当した刑事たちのインタビュー形式で振り返るドキュメンタリー作品。
時系列毎にインタビューが進み、視聴者も捜査過程と同じように真相を
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.7

諦めと妥協で生きてきた主人公が人生の転機に立ち変わっていくシュールコメディ。
自分は所詮中の下の女、というセリフがよく出てきますが、序盤と終盤ではそこから開き直って導かれる行動が変わり、元気をもらえる
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母性(2022年製作の映画)

3.3

原作未読ですが、湊かなえが原作なので内容や雰囲気は視聴前から検討がつき、実際もその通りでした。
原作を読んでいないためか伝えたいであろう事は分かりましたが、言っていることはイマイチ伝わってきませんでし
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

映画作りの裏側を愛らしい作画でコミカルにかつ情熱的に描いた作品。
撮影したシーンを非情にカットしていき贅肉を削ぎ落とし、説得力を持たせる形にしてうくシーンが印象的でした。
我々が完成形を観ている作品に
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.8

高校を舞台にLGBTを扱った短編作品。
私が近年観た中では一番響いた短編でした。
よく見る論点がズレた押し付けではなく、高校を舞台にした事で心の成長と共に自然と訴えかけるような作りにしていたのが響きま
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

田舎街の何気ない日常をちひろさんを中心に周囲の人々の心の動きを描いた作品。
大きな事は起こらないけど自分が少し変わる瞬間を描いていました。
最後はちひろさん自体の寂しさを描き、邦画らしい余韻の残す作品
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アニメ製作現場を描いたお仕事作品。
原作も読んでいますが、原作で感じられた熱量が映画でも感じられ大満足でした。
爽やか系なキャストを起用していますが、内容は泥と汗に塗れているかのような熱を持っています
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

スピルバーグによる名作ミュージカルのリメイク。
元の作品を観たのが高校の授業で大分前のため、新鮮な気持ちで観られました。
長い作品ですが場面場面で印象に残るシーンがありました。
ミュージカル映画らしい
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.2

本作がMCUの軸になるのではと聞き、勇んで鑑賞しましたがよく分かりませんでした。
更なる作品を観ると分かるのかもしれませんが、現時点ではイマイチ合わない作品でした。
アントマンシリーズはもっと明るくコ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

浜辺美波が主役のような作品でした。
ウルトラマンが合わなかったのであまり期待していませんでしたが、今回も合いませんでした。
恐らく放映当時をオマージュした話し方にしたのでしょうが抑揚がなく聞き取りづら
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.8

ドラマ2シーズンに映画2本目となる本作ですが、回をを追う毎に給食前の校歌歌唱の小躍りがオーバーになっていくのが楽しいです。
市川隼人はハマり役で彼以外にあのキャラクターは想像できません。
今作も笑わせ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

Amazonプライムで早くも配信されていたので早速視聴しました。
久しぶりに日本戦を全試合観た大会でしたが裏側も知ることができて感動が増しました。
特に準決勝戦で打たれてしまった佐々木投手を気遣い取り
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

耳が聞こえない女性ボクサーを主人公にした作品。
今作で岸井ゆきのが主演女優賞を受賞されたので期待していました。
少ないセリフを表情や音で表現していて本を読むように集中して観られました。

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.6

ミニオンズのポンコツ具合はやはり可愛いです。
今回も何も考えず、全力で楽しんでいる彼等を可愛いという気持ちだけで観られました。
特に物事の経緯を一生懸命話している様子が可愛らしいです。
落ち込んでも一
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

伊坂幸太郎原作がハリウッド映画に。
原作が大好きなので変な改変を心配しながら鑑賞しました。
トーマスネタをそのままやってくれたように原作を活かそうとしていた事が感じられました。
色彩が独特でしたが、ハ
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