マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.6

仲良し夫婦に見えるけれど夫に対する不満をSNSに投稿し、ある日バレてしまった二人の夫婦喧嘩と再生を描いた作品。
もっとコメディ寄りかと思っていたら、ヒューマンドラマ強めでした。
強い言葉も抑えられてお
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地雷を踏んだらサヨウナラ(1999年製作の映画)

3.2

実話を基にした作品。
長い間観たいと思っていましたがやっと観ることが出来ました。
戦場の過酷さや非情さを誤魔化さずに直接的に訴えています。
しかしながら作品が古いこともあって表現手法が合わずに作品にも
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

岸井ゆきの目当てで鑑賞。
YouTubeで成功して行くうちに関係性が変わっていく男女。
協力関係がしまいには対立する関係となるが、どこか見えないところでかろうじて繋がっている関係性を見せるのが上手い作
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.6

面白かったけれど東出昌大のあまりにも酷い棒演技にうんざりせられました。
しかしその棒演技も逆手に取るような脚本であり、演技が上手いのか下手なのかもわからずその点でもおちょくられているようで終わってみた
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作既読、大好きな作品で楽しみにしていました。
音が聴こえるような漫画と評判でしたが、アニメになっても素晴らしかったです。
若くから一線で活躍しているジャズピアニストの上原ひとみさんが携わっている楽曲
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

「セッション」が大好きなので、その監督の新作とあってとても楽しみにしていました。
作品は無声映画と音声映画の移り変わり、栄枯盛衰を複数人の視点から描いた群像劇。
映画が大好きな人が作った作品ということ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

お金をかけた悪ふざけのような作品でした。
予告編では面白そうだった記憶がありましたが、内容は皆さんが述べられている通りでした。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

主演俳優が亡くなり、作品にもリンクをさせたシリーズ2作目。
主役の変更ではなく、作品内でも死を乗り越える描写をしていたのが印象的でした。
マーベルとしては展開がゆっくりしていたように感じ、上映時間以上
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.6

相変わらずキャラクターが可愛らしく眺めるだけで楽しめる作品ですが、音楽も素晴らしいです。
目でも耳でも楽しめました。
キャストを調べずに吹き替えで見ましたが、B'zの稲葉さんが出演していて驚きました。
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

親友が自殺し、その遺灰を持ってかつて約束した場所へ旅に出るストーリー。
伝えたいことは伝わりましたが面白かったり、感情に訴えられたかと言われたら響きはしなかったです。
様々なシュールさを交えながら感情
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

中盤までは不穏な雰囲気と謎めいた所作の数々に展開を期待させられましたが、終わってみたらシェフのややこしい拘りに振り回されるようなものでした。
評判になっていた作品で期待していましたが、残念ながら自分に
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.7

日本の原作小説がフランスでアニメ映画化された作品。
10年程前には邦画で実写化されていましたが、原作同様に様々な要素を盛り込んで描いていました。
本作ではほぼ登山一本に絞り込み、山の厳しさと限界に挑む
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

アニメ作品は本当に楽しかったけれど映画版の評判がイマイチで中々観なかった作品。
言われている通り9割総集編でした。
本編の続きが知りたい方はエンディングだけ観れば分かるような作品です。
テレビ版の面白
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ターザン(1999年製作の映画)

3.5

地味な印象から観たことがない作品でしたが、20年以上前の作品ですが映像美に驚かされました。
ゴリラに育てられたターザンが一人前のゴリラになるために成長していく中で初めて人間と出会い、人間に生まれて野生
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.5

タイトル通り、ガーディアンズギャラクシーのクリスマス作品。
ガモーラを失ったクイルを喜ばそうと地球のクリスマス様式で楽しませようと計画し、ドタバタするストーリー。
宇宙人である面々の誤った認識が面白く
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

相変わらずキャストが豪華でそれだけで楽しくなるように仕掛けられており、華やかな作品でした。
物語的には前回の設定をなぞるようなものだったので目新しさはありませんでしたが、好評だった前作の期待を裏切らな
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

数十年振りにウルトラマンに接しましたが、見覚えや聞き覚えのある事柄が出てくるたびにテンションが上がってしまいました。
「シン・ゴジラ」と比べると驚きは少なく感じましたが、ウルトラマンより長澤まさみの存
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.6

宮城リョータを主人公とし、彼の視点を主に描かれた山王戦。
原作を単純になぞったものではないので色々言いたい事もありますが、楽しめました。
特に後半の沢北の使い方が良かったです。
心配していた声優変更や
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

説明不足なところもあるように感じましたが、評判通り重たいテーマもエンタメとして楽しめ、様々な感情を感じられるような作品でした。
また、これまでの深海作品同様に実際の風景が美しい表現で取り入れられており
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.4

凍りの道を走り閉じこめられた仲間達を救いに行くハラハラドキドキ作品。
単純に手に汗握る展開でスッキリ楽しめました。
ながら見をするつもりがしっかり鑑賞しました。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

人気のアクションアドベンチャーゲームシリーズの実写作品。
冒頭のフリで出てくる航空機からの脱出シーンは圧巻でした。
中盤以降にそのシーンの全てが出てきますが、正に本作のハイライトシーンであり、観ている
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

原作がとても良かったですが、映画も良かったです。
石原さとみがこれまでと違うイメージの役を原作を読んでいても違和感なく演じられていました。
時間の制約があるので多少薄まってしまった感はありますが、話が
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.5

ドラえもん系の感動作品かと思って観たら、絆をテーマにしたアクション系の作品でした。
ストーリーは先が読めてしまう単純なものですが、個性的な登場人物によって飽きずに観られます。
分かっていても良い気持ち
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サウンド・オブ・007(2022年製作の映画)

3.7

007シリーズの重要な構成要件である音楽にフォーカスしたドキュメンタリー。
ジェームス・ボンドが彼らしい行動をする際にかかる曲たち。
観客もそれを期待して観に来ています。
作中の発言にもありましたが、
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喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

3.3

ダメダメ夫としっかり者の妻によるコメディ作品。
夫のダメっぷりやキツイ性格の妻のによる罵倒には時折イライラさせられますが、クスッと笑える場面が散りばめられていました。
夫婦二人の性格設定も含めて好みが
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遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

3.4

融通の効かない警察官がリアルな銀行強盗の訓練で犯人役を務め、訓練の域を超えて混乱を引き起こすコメディ作品。
随分前にテレビでの放映等で一度観ていた気がしましたが、改めて観ても面白かったです。
若かりし
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.0

取り壊し目前の団地一棟と子供たちが漂流するファンタジーアニメ。
わたしも団地に住んでいた経験があるので、団地の様子等ノスタルジックになる描写もありました。
ですなストーリーはよく分からないし、子供の声
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新卒ポモドーロ(2020年製作の映画)

3.8

ベンチャー企業の初めての新卒採用を描いた作品。
既存のよくある採用手順ではなく、新たな手法で挑戦をしていきます。
最初は採用手順をなぞるような教材的な内容でしたが、徐々に変化していき採用業務を通してど
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.3

マリリン・モンローを描いた物語ですが、史実を改変しているためフィクション扱いされています。
改変するならもっと美しく幸せに描いた方が良かったように思います。
一般的に知られているような愛されたいと願っ
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.1

頭も時間もあまり使わずに観られそうだと思い鑑賞しました。
テンポ良くストレスなく観られました。
内容的にはよくあるアクションだったので印象は薄いですが、冒頭のスリをするシーンは特徴的でした。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.7

大好きな「サマータイムマシンブルース」と森見登美彦が合体した作品。
原作も読みましたがアニメも楽しみにしていました。
しょうもない事を大袈裟に表現する作風とピッタリで大満足です。
アニメも「夜は短し歩
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.3

よく分からないけれどアクションや映像に代表されるマトリックスの世界観を楽しむような作品であることは分かりました。
お馴染みの演出が出てくると思わずテンションが上がってしまいました。

ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

3.7

ヒマラヤをはじめネパール付近には8,000メートル峰の山々が多数あり、全14の8,000メートル峰をわずか8ヶ月で踏破するネパール人を追ったドキュメンタリー。
素晴らしい自然の景観ですが、人が生きられ
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.0

原作は上下巻の長いストーリーでしたが、あまりにも熱く、面白かったので映画版も観ました。
分かってはいましたが、原作よりもだいぶ薄まっており、エンディングの演出もイマイチで残念な気持ちになりました。
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ミー・タイム(2022年製作の映画)

2.9

コメディらしいコメディ作品。
半分くらいまではそれなりに楽しく観られましたが、やっている事にあまり変わりがないため途中で飽きてしまいました。
はっちゃけた海外コメディのノリが好きな方は好きな作品だと思
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

高度経済成長期の日本の公害病である水俣病を外国人主人公を軸に描いた社会派作品。
知識としては知っていましたが、物語として見せられると違った印象になり、身近に感じられました。
日本の問題を題材にした作品
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