マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.6

ハワイののんびりした時間の流れ、空気の中で働く日本人青年。
途中で人が死んだり病気になったりもしますが、それも自然な時間の流れであり、作品全体で大きな変化は少なく、優しい時間の流れを眺めるような作品で
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グレイテスト・ゲーム(2005年製作の映画)

3.5

労働者階級のアマチュアゴルファーがプロゴルファーに混じって全米オープンに挑戦する物語。
実話ベースの作品ですが、主人公と少年キャディの関係性が漫画のように出来すぎており、後日談も含めて二重でビックリで
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

ローバート・デ・ニーロの復讐劇。
不気味で執拗な様子は正に怪演でした。
BGMや演出は古臭く、ご都合主義的展開でしたが、常にハラハラドキドキな展開は目が離せませんでした。
追われる側の登場人物の行動も
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スプリング、ハズ、カム(2015年製作の映画)

3.5

広島から東京に上京した女性を取り巻く優しくゆったりとした作品でした。
みんな良い人で嫌な気持ちにならない作品です。
お父さんと上京を控えた娘のお互いに寂しさを隠している会話が印象的でした。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

映画館で観そびれましたが配信初日に鑑賞しました。
エンドゲームまでの怒涛の流れが一段落してからの作品なので全体的に平和な雰囲気でした。
ガーディアンズオブギャラクシーのキャラ達ともっと絡むのかと思った
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.2

子どもの時以来数十年ぶりに観ましたが、そんな話だったのかと意外に思いました。
もっとファンタジーかと思っていたら意外にしっかりとしたストーリーでした。
ダンボはかわいかったですが人間以外はほぼ分かるよ
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.0

ラブホテルの従業員や客の群像劇。
直木賞を受賞した本作原作はラブホテルという斬新な舞台設定も話題となったことを覚えています。
原作も読もうとも思っていましたが結局読まず、本作視聴が先となりました。
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

自転車メッセンジャーと警察の荷物をめぐる追いかけっこ。
演出はちょっとダサく感じてしまいましたが、自転車のスピード感にアクション、展開の速さなど好みの作品でした。
時間も短めでスッキリと観られます。

シンデレラマン(2005年製作の映画)

3.7

怪我のために一度はランク外まで落ちてしまった子持ちの熟年ボクサーがセカンドチャンスに挑む物語。
ボクシングダクでなく家族愛をテーマにしており、ドラマとしても魅せる作品でした。

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.5

日常のくだらない事の数々に苛立つ主人公を静かに捉えている作品。
様々な人が色々な場面で一見意味のない会話をしていてそれを画面に垂れ流されていますが、その時に感じた気持ちと主人公の抱えている苛立ちが段々
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

練りに練られた構成が素晴らしかったです。
1930年代日韓併合時代の韓国が舞台で日本語と韓国語が入り混じる作品です。
3パートに分かれていますが、それぞれに仕掛けが用意されており、見れば見るほど惹かれ
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.8

Disney作品の代名詞的作品ですが、白雪姫とストーリーと混ざって覚えており、おさらいも兼ねて鑑賞しました。
単純明快なストーリーですがとても面白かったです。
実写版ですがネズミ等小動物の挙動も可愛ら
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.2

メタバース世界を扱った作品。
現実世界と仮想世界での自身の違いと奥底に宿る同一性から心の奥を描きたかったのは伝わりました。
ですが、エンディングに繋がる行動の動機が弱く、それを伝えるための舞台設定や段
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

キャストが豪華で画面の迫力も凄かったですが、割とテンプレストーリーでよく見るライアン・ゴズリングでした。
観たことを忘れてしまいそうな作品でしたが、観ている間は楽しめる作品でもありました。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

映像は豪華ですが、導入部の見せ方から何となく展開や犯人が見えてしまいました。
あんまり考えないで観ていたのでトリック等細かい点は、そうだったんだーと思えたのでそれなりには楽しめました。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.7

続編を制作中ということを知り、その流れでテレビシリーズの続編が2013年に劇場版で公開されていた事も知って今更鑑賞しました。
伏線や設定が入り組みすぎていてもはや理解ができなくなっしまいましたが、練り
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

良いものを観たなー、と爽やかな気持ちになる作品でした。
耳が聞こえない家族の中で唯一の健常者である主人公。
漁師一家である家族の通訳としてこれまで尽くしてきた主人公が音楽を志し、家族と衝突しながらも夢
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

音楽がメインかと思っていましたが、もっと壮大でもあり基本とも言える生きる意味を考えさせてくれる作品でした。
シンプルな設定ですが、それが素直に心に訴えかけてきました。
毎日を無駄にせず、一生懸命に楽し
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

学園ヤンキー漫画の勢力抗争を会社OLに持ち込んだコメディ作品。
バカバカしい事を真面目にやっている感があって好きです。
基本的にヤンキーのノリですが、仕事シーンではちゃんとOLやっているところにクスッ
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン作品であったり「タイピスト」であったり作品全体の画や雰囲気が好きな作品はこれまでいくつかありましたが、本作も画面を見るだけで好みな作品でした。
ちょっと昔の時代を描いたもので、身分
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.5

Disney +に加入して最初に観た作品になりました。
あまりディズニーらしくなく感じましたが、アクション作品としては王道的に楽しみました。
評価がイマイチなのは期待値が高かったからなのかなと思いまし
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

別れてしまった男女の男性の誕生日の想い出を振り返る作品。
出会いから別れまでの温度がうまく表現されていましたが、何より伊藤沙利の自然な演技に惹かれました。
よくあるタイプの作品ではありますが、まるでカ
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

弟に招待された得体の知れないゲームに参加することになった孤独なエリートの主人公。
終始不気味な雰囲気で物語が進行していきますが、難しい話ではなく肩の力を抜きながら観られるような良作でした。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

原作の途中までしか描いていないということなので、原作を知らない私にはストーリーが分からない部分が多かったです。
それでも評判通りの映像美で迫力や説得力を感じました。
きっと続編も公開されると思っている
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前科者(2022年製作の映画)

3.7

評判を耳にすることが多く気になっていました。
保護司という仕事があること、それがボランティアであるという事を初めて知りました。
先が気になる展開でストーリー的にも好みであり、有村架純も森田剛も役に入り
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

エルヴィス・プレスリーがデビューし、スターダムを駆け登り、スターのまま生涯を終えるまでをプレスリーの視点と優秀であるが悪徳でもあったプロモーターの視点を交えて描いた作品。
プレスリーの曲は代表曲数曲程
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スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

3.0

見たまんまお祭り映画でした。
特に面白くもないけれど退屈もしない作品でした。
ワーナーのキャラクターが沢山出てくるので、その部分では楽しめました。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.6

前作は原作を読む前に観てしまったで世界観が掴めずあまり楽しめませんでしたが、原作を読んだ後に観た本作はテンポや原作との比較など楽しめるポイントが増えました。
木村文乃が良かったです。

物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.0

小国ジョージアでジャガイモを基本通貨として物々交換する男の短編作品。
だからどう、という事ではなく淡々と描いていました。
価値観が合わなかったため、イマイチな心象でした。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

続編としても作品単体としても抜群に良かったです。
ファンに向けたサービス精神満載でした。
映像、音響共に映画館で観るべき作品でした。
その体験も含めて素晴らしかったです。
前作が30年以上前ですが、前
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

主に三人の視点から現在過去を交えながら出来事を追っていきますが、それぞれを見せられる事により印象がガラッと変わり興味を惹かれる構成でした。
二転三転どころではなく、怒涛の展開により終始目が離せない作品
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.6

実在のボクシングチャンピオン、ジェイク・ラモッタの反省を描いた作品。
若き日のデ・ニーロの役者魂が画面から感じられる凄まじい作品でした。
体型の変化も狂気の表現も圧巻です。
敢えてのモノクロ映画ですが
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.7

ゲームの中のモブキャラが意志を持ちテンプレ行動から脱し、ゲーム内の平和を取り戻すストーリー。
ゲームのあるあるや設定をストーリーにうまく落とし込んでいて、これまでにないような新鮮な設定だけど馴染みのあ
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.1

価値観が全く違うけれど互いを尊重し、良好な関係を築いている主人公と親友。
そんな女子高生二人と男子高校生二人の四角い片想い関係を描いた作品。
展開が早く想いの移り変わりも早くビックリしました。
ある意
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ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.3

ニコール・キッドマンがただただ美しい作品でした。
国際問題を扱い、二転三転するようなスリリングな展開にしたかったのでしょうが何だか薄っぺらく感じてしまいました。
見所があるのですごく退屈な訳ではありま
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

ポップに死んだり結構グロかったり、場面によってバリエーションや色彩が違うところが印象的でした。
ブラックユーモア作品ですが、知っている名前がたくさん出てくるのもおもしろポイントでした。
観たことを忘れ
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