マンメンミさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

ポップに死んだり結構グロかったり、場面によってバリエーションや色彩が違うところが印象的でした。
ブラックユーモア作品ですが、知っている名前がたくさん出てくるのもおもしろポイントでした。
観たことを忘れ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

「明け方の若者たち」の彼女視点からの本編で描かれなかったネタバレ的作品。
彼女の自分勝手な我儘に男性が振り回されていただけのような印象でした。
ズルい女性でしたが、それが魅力的に見えてしまうのも分かり
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.7

死に感謝しながら精一杯生き、善く生き、善く死ぬ。
余命半年を宣告された大学教授が自信を解放し、自分らしく最期まで生きる作品。
似たようなテーマは無数にありますが、本作は軽いユーモアを交えながら説教臭か
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

MCU映画全作視聴済み、ドラマは全作未視聴状態で鑑賞しました。
ドラマ未見でもセリフから何となくの背景が読み解けたので問題なかったです。
表現手法がこれまでのMCU作品とは異なっていて新鮮であり、更に
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.6

カスカベ防衛隊の友情物語で良い話でした。
今作ではカスカベ防衛隊のみんなでポイント制でエリート度を競う学校に体験入学をし、エリートになりたい風間くんといつものまんまのしんちゃんが衝突して物語が動きます
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.7

10年にも渡り北朝鮮への武器密輸を追いかけたドキュメンタリー。
遠くから追うのではなく、自身の線に操作の記録であるために抜群の臨場感です。
小型カメラでの記録や潜入するための綱渡り、それらが全て曝け出
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知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ(2022年製作の映画)

3.6

マリリン・モンローの死因について1,000人のインタビューから検証するドキュメンタリー。
薬物の服用ミス、自殺、陰謀論と様々な憶測がなされており、それもまた彼女の神格化に寄与している部分があると思いま
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陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

3.0

少年が初恋を通して少し心の成長を遂げる短編作品。
「ペンギンハイウェイ」の監督でもあるそうで、ファンタジー的な表現が共通していました。
ストーリーや表現的には目新しいものはありせんが、彼の柔らかい世界
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.4

車で宇宙に行ったり今回も無茶苦茶していましたが、細かい事は気にせず迫力を楽しめました。
ただ今作はこれまでと比べてアクションに割く時間が控えめだった分ちょっと肩透かしでした。
本シリーズを全部観ていま
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

今回もアクション満載でずっと身体に力が入ってしまうような作品でした。
ニューヨークを馬で疾走するシーンは絵的にカッコ良くも面白くもあり印象的でした。
アクションにユーモアも盛り込まれていてアクションの
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.4

ある程度希望通りに就職が決まって無敵感のある時期から、社会に出てからのギャップを感じて折り合いがつけられるようになるまでの心の成長を描いた作品。
大学を卒業した人なら多くの人に覚えがあるような描写が散
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.7

EU加盟を望む国民とロシア寄りの政策を推し進めたい当時の政府。
現在のウクライナの姿に変わるキッカケとなった 2013年から2014年にかけて起きたウクライナのデモを追ったドキュメンタリー。
最初は平
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.6

警官が犯したマフィアの殺人をボディカメラで偶然撮影した主人公も警察官。
警察組織とマフィアのに追われてしまい敵も味方もわからない状況へ。
ベタと言われてしまうとその通りではありますが、ハラハラドキドキ
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.4

森絵都原作の「カラフル」を実写化した作品。
原作もアニメ映画も鑑賞済みです。
同時期に亡くなった違う高校生に転生し、元の自分に戻るために体を借りている高校生の死因を100日以内に見つけることに。
死神
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.2

未来の自分が子どもだった自分の時代にタイムトラベルし、悪事を正すために共闘するSF冒険アクション作品。
ライアン・レイノルズ出演作品らしく、軽く、テンポの良い作品でした。
下手な作品なので安心して観て
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ペイド・バック(2010年製作の映画)

3.5

スパイものですがミステリー風でもあり好きな作品でした。
30年前の任務失敗を隠蔽して暮らしていたところ、その失敗の源が姿を現そうとし、再び接触を図ります。
過去の任務の経緯をメインドラマとして見せ、現
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.0

公開当時に話題になっていたのを覚えており、期待して観ましたが残念ながら表現の仕方が私には合わなかったです。
最後まで見ると納得は出来たので好みの問題だと思います。
うんと広く考えたら、松岡茉優の「勝手
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.7

映画の音響にフォーカスした作品。
様々な映画で工夫を凝らしてきた音響の歴史を見せてくれます。
音が観衆に与える作品への影響、特に観る側のイマジネーションをいかに刺激するかという工夫ひ改めて驚かされまし
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ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

3.6

過去は強豪だったハイスクールバスケットチーム。
現在は落ちぶれ、かつての英雄だった人物もどん底の生活をしていたがコーチとして赴任し、チームもコーチも再生していく物語。
この手のストーリーのテンプレ的展
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

微妙な表情と間で心情を伝える邦画らしい作品でした。
父親と二人で暮らす高校生の主人公に連れ子の新しい母親ができて四人家族になり、家族の悩み、実の母親への悩み、恋心等を繊細に優しく描いています。
大人に
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AK-47 最強の銃 誕生の秘密(2020年製作の映画)

3.2

銃器開発を描いた作品。
タイトルになっている武器は世界で最も有名なアサルトライフルであり、武器に疎くてもその名前は映画やゲームで度々目にしていました。
そんな武器を無学の青年が熱意を持って開発したこと
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.6

生い立ちも立場も違う二人があらゆる時代の言葉と移り変わりを編纂した壮大な辞典作りを通して情熱を共にします。
辞典作りだけでなく重たく悲しい過去が絡み合い人間ドラマが軸となっていますが、思っていた方向の
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.4

「お父さん、お母さんになろうと思うんだ」と久し振りの帰省時に父親から伝えられた主人公。
流行りの多様性を扱っていますが、のんびりシュールさと人情を詰め込んだ作品でした。
松本穂香が出演していたから観ま
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地に落ちた信頼 ボーイング737MAX墜落事故(2022年製作の映画)

3.5

ボーイング社の新型航空機が半年の内に二度の大規模墜落事故を起こし、その原因を究明するドキュメンタリー。
長年その安全性による信頼感から業界トップを走っていたボーイング社が企業合併による体質変更、外部環
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

ゴジラとモスラ、ラドン、キングギドラのハリウッド版怪獣バトル。
世界を破滅から守るというコンセプトもハリウッドらしかったです。
何気なく見始めましたが面白かったです。
キングギドラのビジュアルがカッコ
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.0

とてもユニークでメッセージ性の強い作品。
本作が大林監督の遺作とのことですが、最期まで情熱を持ち続けられていたことがよく分かる程溢れる想いを感じました。
ただし上映時間は長いし、メッセージ性が強すぎる
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コカインを探せ!(2018年製作の映画)

3.5

バッグの中に入っている大量のコカインがカリブ海に眠っているという都市伝説を信じて発掘する男たちのドキュメンタリー。
テンポも良くユーモラスで面白かったです。
みんながみんな自分を正当化していてそれぞれ
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ホーム・チーム(2022年製作の映画)

3.0

コメディ寄りのスポーツ作品。
ギャグがすべっていたり無理矢理感もありましたが、勝利よりも仲間と楽しみながら同じ目標に向かって協力していく事を大事にするマインドは良かったです。
初めてタッチをした試合で
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.7

三者三様のボクシングにかける情熱を描いています。
試合を軸に構成するのではなく、ジムや日常生活を軸に構成し、それぞれの人物の背景や想いがより伝わる構成だったのが好みでした。
ラストシーンが素晴らしく、
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.5

因果応報、人種差別批判を描いた20分の短編映画。
短編なので当然ですが、伝えたいことが濃縮されていてあっという間に結末を迎えます。
子どもを使って説明的すぎずにメッセージを伝えていたのが良かったです。
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.6

かわいらしいけどイタズラが過ぎたウサギたちの続編。
前作はイタズラを越すレベルで好きになれませんでしたが、今作は毒が抜けて家族でも楽しめる作品になっていました。
今作の方が好みでした。

空白(2021年製作の映画)

3.8

久し振りに重たく息苦しく、ユーモアが存在しない鬱映画を観ました。
事故後の騒動は事実とは関係ありませんが、過去に話題になった実際の事故を問題の発端として作られた作品。
登場人物がみんなそれぞれの言い分
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.7

わずか6分程の短編作品ですがとても面白かったです。
一分間だけのタイムトラベルを扱った作品で、ポップでホラー。
まるで星新一のショートショートのように起承転結もしっかりしていました。
オススメです。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

仕事を求めて各地へ車で放浪する中年女性を描いた作品。
ドキュメンタリーのようなフィクション。
自然や自由を口にしていますが悪いことからはなるべく目を背け、自分で選んだはずなのに普通の人をどこかで軽蔑し
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.5

シリーズ自体を初鑑賞でしたが冒頭でテレビ版の概要を示してくれたので何となく背景が分かりました。
一度は活気を取り戻したアニメ制作会社が再び傾き、オリジナル映画作品の制作を機会にかつての仲間が集結する作
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.7

実話を基にした脱獄映画。
脱獄方法は出口までの様々な扉のスペアキーを作り正面突破するというシンプルながら大胆な作戦。
あまり期待していませんでしたが、ハラハラドキドキの連続で面白かったです。
大別する
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