森田想さんこと葵の登場シーンで高まった。
出だしから世界観に引き込まれるけど、ちょっと話がシンプル過ぎたかなー。後藤のキャラが良かったからもっと欲しくなった。
喧騒の中の孤独、疎外感。
ニナ・メンケスを形作るところを味わえる。
とは言っても実験映画の賞を取るような作品なので観づらくてしびれる。
野球部が試合している間に女子はどこで何をしていたか。
高校演劇だから、子供だから、女だから、というまとわりつくものをぶち破るほどの強い脚本。
数年前になんとなくタイトルを聞いたことがあったけど、な>>続きを読む
真実は裏側にあるから全部撮って、とかづゑさんが宣言する冒頭から掴まれる。
感情豊かで聡明な彼女から表現される言葉や態度から孤独や痛み、親密さに触れることができる。
それにしても、昨年から引き続>>続きを読む
肉体や発声に至るまで冴羽遼に限りなく寄せた鈴木亮平すごい。
Netflixは予算がありそうでいいなー。
パスト・ライブス。あの頃に手をあてて。
震災を経験した過去、避難所団地で生活する今。あの頃好きだった「うた」を通して人生の違う側面に光を当てる。自分の歌声で自分を肯定する。
なんかもうそういった一>>続きを読む
10日目あたりから観るに耐えなくなってきた。
撮影者の息遣いと感情や映り込む人々のその後を追う様子は、ニュース番組で見る編集後の映像では見ることができない。
そして、映画館の暗闇の中で反芻する。>>続きを読む
現在も活躍しているナン・ゴールディンという素敵なアーティストを知ることができ、それだけでも満足。
観る前は「オピオイド危機」の映画だと思っていたが、序盤はゲイ&レズビアン映画で中盤はアクティビスト>>続きを読む
気軽に観られる洗練された作品。フランスで1週間で7万も動員されて、有名俳優が出ている訳でもないのにこんなにお客さんが入ることが素晴らしい。
観終わって1日経ってから思い出すといい味出てくるし、人によって味が違うと思う。
ありがとう、人間ってやっぱり気持ち悪いんだよなー。
そして、青春の終わり、子供時代の終わりを知ることは切ない。
自己嫌悪、自己批判を通り越して自分殺し。潔くて好き。
ミア・ゴスの時代はまだ続く。
人類史の分岐点の映像化と、膨大なテキストの前のめりな編集力がすさまじい。が、馴染みのない赤狩りの様子がザッピング的に繰り広げられるのでやや難解。
その後の世界を生きている私は、"どうしたら核を無くせ>>続きを読む
もうキャーって感じ!
フローレンス・ピュー!キャー!
まさかデューンがワーキャー映画だったとは…
これレア・セドゥだよね。いろんな人が出てきてまさに美の祭典。
とにかく、1970年代にこんな事実があったのかと驚きの連続に前のめりになって観てしまった。知らなかった。
例えばこの史実を文章で読んだら、サラッと読み流して分かった気になっていたかも知れない。こんな>>続きを読む
怖かった…
日常から有事に境目がなく、そしてそれにも慣れ受け入れていってしまう群衆。
武蔵野市に戦闘配備されるとあんなことになってしまうのか。
TARAKOさんのシーンは笑いと同時に切なさが押し寄>>続きを読む
人に助けを求めるのはどうしてこんなに難しいのか。
そして、自身に助けが必要な状況であることを自覚することも難しい。
自分の気持ちや言葉を壁打ちのようにするSNSのポジティブな使い方が良かったし、すぐ>>続きを読む
鉢植えの花がなびくシーンが好き。あれ風を起こしてるよね。
そういった無機物も人も問わずに意識するまなざしが温かい。
飯岡幸子さん撮影の作品群に通じる何か。劇的な瞬間は過ぎ去ったあとの風景。
すべて>>続きを読む
なかなか言語化しづらく、咀嚼がしばらく続く映画だった。
刑事捜査で出会う有害な男らしさと彼自身。その意識を逡巡する120分間。
それにしてもどうしてフランス映画の撮影はどれも美しいのか。
運動、勉強、外見以外のものさしがある。そもそもものさしですらないのかもしれない。
深夜番組でたまに見てた高校生のeスポーツ大会の熱さと生活感。
『遠いところ』の花瀬琴音さんが出てて嬉しくなった。
なんだお前、ピンク映画を差別するのか!?
この映画で世界を変えてやろうとか、変えないとかどうだっていいんだよ!
若松孝二に寄せた井浦新が面白い。
地元でなんとなく行っていたシネマスコーレや、みん>>続きを読む
黄金少年。
序盤の大きな振りかぶりから、最後まで一気に駆け抜けた。
このギラギラした邦画感に、岡田将生がアクセントになってていい感じだった〜
always×アルキメデスの大戦のようで、好きな方の山﨑貴だ。特攻に葛藤する様は君たちはどう生きるか原作のマインドのようでいいなと思っていたら…
クライマックスでひぃーって心が悲鳴を上げた笑
公開時>>続きを読む