yukiさんの映画レビュー・感想・評価

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

待望の新海誠作品の新作。日本各地を巡りながら「戸締まり」をしていくすずめの物語。ロードムービーになるので、少し単調に感じる人もいるかもしれないが、エンドロール直前でしっかり感動できた。

3.11の震
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

ヘルシンキで食堂を営む日本人女性の物語。ゆったりとしたリズム感があり、ゆったりとした気持ちになれる映画。気づいたら観終わってる感じがまた作品の良さに感じる。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.3

初っ端から金と陰謀を思わせる様な演出だったが、中盤まではエルヴィスのサクセスストーリーに合わせて、リズミカルな音楽が途切れなく流れ、あっという間に引き込まれた。中盤から終盤にかけては、どんより暗い画が>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.5

ジブリ映画で1番好きな作品。劇中で使われる曲も印象的なシーンも何度も観たくなる。

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.6

ゆったりと時間が流れていく中で、一貫した世界観や雰囲気がとても心地良かった。時代を感じさせる価値観や言動も自然だった気がする。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.8

冒頭から中盤にかけての回想シーンは話し言葉や立ち振る舞いに雰囲気があり、この作品ならではのオリジナリティーを感じた。終盤は唐突感もあり、気づいたらエンディングになってしまっていた。ゴウの生き様がもっと>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

無実の罪を着せられた死刑囚と看守の物語。ファンタジー要素もあり、死刑囚ジョンコーフィーのキャラクターに愛着を抱くことができる名作。
ただ、キャラクターの善悪がハッキリし過ぎてるのが、少し気になった。

恋は光(2022年製作の映画)

4.0

原作マンガを読んでいる中で感じる独特の雰囲気ややり取りが忠実に再現しようとされていて、あっという間にエンドロールまで観きることができた。ストーリーも所々違ってはいたが、配役がしっかりハマっていた。〜と>>続きを読む

君に届け(2010年製作の映画)

3.7

三浦春馬の風早があまりにも爽やかで、間違いなく適役。クライマックスが少し駆け足気味だが、原作の良さも伝わる、恋愛漫画の実写成功例と言える作品。

永遠の0(2013年製作の映画)

4.5

観終わった後に言葉を無くす。かなり前に小説を読んでいて、サブスクで久しぶりにタイトルを見つけて観てみたが、もっと早くに観れて本当に良かった。この映画を観て、史実について理解を深めたいと思うきっかけにな>>続きを読む

きいろいゾウ(2012年製作の映画)

3.9

なぜか何度も観たくなる不思議な雰囲気のある、不思議な物語り。正直、直近で観た時は何故?と思うこともあったが、演技力が素晴らしい俳優に圧倒されて、納得させられた気がする。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.1

冒頭の歌唱シーンからこれまでのガリレオシリーズに無い、切なさに満ちていた。終始緊張感があり、ホッとできるシーンも少なかった。特に草薙の疲弊しきった表情が印象的だった。容疑者Xの献身の様な、良い意味でガ>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

ルフィとシャンクスの共演が熱すぎた。
ウタの悲劇的な境遇と救われなさに少し泣けた。

神様のカルテ2(2013年製作の映画)

3.9

一作目と同様に主人公とその周辺の人々の暖かさがとても心地よい作品でした。業務に忙殺される医師の視点で、家族とは?幸せとは?を問いかけられる様な明確なメッセージが有り、考えさせらる作品でもありました。

神様のカルテ(2011年製作の映画)

4.3

終始とても優しく、美しい言葉に彩られた作品。地方の病院に勤める主人公である医師とその妻、同じ宿に住む人々の日常がとても穏やかで、ホッとした気持ちで観ることができた。
ひとりごとの様に悩み事を話す主人公
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

今まで観たことがないタイプの邦画だった。原作村上春樹のカラーを前面に押し出していて、映画を観るというより、小説を読んだ時に近い感覚だった。台詞の一つ一つを聞き逃さない様に、終始集中してみないといけない>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.9

ジュラシックシリーズのファンなら、過去作のセルフオマージュが沢山見つけられるので、楽しめると思う。パークシリーズに出てた、3人が出てきた時はとても胸熱だった。もちろんレクシィも。

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.0

シリーズ2作目を観た後、ふと思い至り観てみたが意外とサラッと残酷な描写が多い事に驚いた。ディズニー的な描写していなかったら、中々シリアスなストーリーになり得るかと。

ストーリー自体は転調もハッキリし
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

王道ロードムービーではあるが、理想の中にふとした瞬間、無言の間のリアルさが降り混ざって、独特の雰囲気がある映画だった。誰も100%の熱量を持ってる訳でもないし、誰もが敵でもなく、味方でもない。そんな雰>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

本当に観るのがしんどかった。。
夫婦のかつての温かみが所々に見えてしまう分、ストーリー全体で容赦のない傷つけ合いが痛々しくリアルに描かれていた。正直、誰かと一緒に観たいと思わないし、1人でも観たくない
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

なるほどこれは伝説的なミュージカルになる訳だ。終わり方は決して爽快感を与えるものではない。むしろ、喪失感と虚しさが残るだけ。人種差別を題材としたロミオとジュリエットとして、教養として観るべき作品。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

観ていてローマーの休日の名シーンを何度も思い出した。華やかで刹那的な美しい叶わないラブストーリーと、紆余曲折があって人間味がある叶うラブストーリー。そんな対比を思わせる、リスペクトを強く感じる作品。

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

4.1

大人向けチップアンドデール。もしもディズニーキャラクターが演者として、実在してるとしたらと言うIFストーリー。ディズニー映画を観た事がある人なら懐かしく思うキャラクター達が様々なシーンで登場している。>>続きを読む

ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1999年製作の映画)

4.4

再投稿
劇中音楽もストーリーもシリーズ1作目に負けない、魅力あふれる作品。We are one、愛の導き、Upendiは何度も聴きたくなる。ラブストーリーが好きな人は抵抗なく観れるはず。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.3

しんちゃんがタワーを傷だらけに、ヘトヘトになりながら駆け上がるシーンはアニメ界だけでなく、日本映画史に残る名シーンって言っても過言でないと思う。過去に帰る事は容易いが、未来を掴み取る事は尊く、素晴らし>>続きを読む

映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.1

上映時間130分という大ボリュームの中で結末まで丁寧に作り込まれていた。原作全巻読破済のファンからしても、各キャラクターの魅力を最大限に組み込まれていると感じ、途中涙腺が緩くなることがしばしばあった。>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

雨の日にニューヨークの街で、様々な人と出会い、「自分」が赤裸々に明かされていく2人の男女の話。唐突な展開が続くが、何故か目が離せなくなった。

リトル・ビッグ・フィールド(1994年製作の映画)

3.8

子供の時、CSで観たのを思い出して視聴。
当時は野球映画をほぼ観た事が無く、とても新鮮な気持ちで観てたのを思い出した。
今観てみると、かなり展開が雑な感じも否めないが、少しませた子どもが監督になる設定
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がんばれ!ルーキー(1993年製作の映画)

4.0

色々な野球映画見たけどクライマックスのはちゃめちゃ感がすごい笑
ただ野球ファンの子供が憧れの選手とプレーをするという点において、とても等身大で描かれていた。スカッと見終われて、オススメできる作品。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.1

誰もが憧れる仕事を手にして、自分らしく生きられるかを問われる昨日。見せたい要素を断続的に見せられてる感があって、感情移入が難しかった。
ただラストで爽快感があり、見応えが有った。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.9

ダンブルドアの秘密、原作読んでたので何となく想像は付いていたが、それ以上に?ってなる設定が多すぎた、、
ただ4作目が公開されたら、きっと観ちゃうんだろうな。

ちなみに、マッツミケルセンは最高にカッコ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

フィクションで描かれる黒人差別だと悪意からの差別が描かれる事が多いが、この作品では悪意の無い差別がリアルに描かれてると感じた。トニーが繰り返し言う、「黒人は〜」は現代で言う「男性、女性は〜」に通じる所>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.1

細田守版の美女と野獣。中盤まではかなり寄せている様に感じていたが、終盤はらしいラストで終わっていた気がする。サマーウォーズや時かけを思わせる様な場面がちらほらあって、細田守ファンにとっても面白い作品。>>続きを読む

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