このレビューはネタバレを含みます
世界を人間の理性の枠組みに縮減するような機能を持つ数学と宗教をかなり皮肉的に描いてるのが超好き
鉄男的世界観と90年代電子音楽超親和性高い、ボディホラー最高ー
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悲哀に満ちた話。だけど、最初顔が影で隠れていたり、背後から無機質に画面へと囚われてたアンナカリーナが、映画に涙して哲学を語る一個人へとなっていく過程にも見える。
とにかくスタイリッシュだった
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本当に好きだ…
特に何か特別なことが起きたわけではない、むしろ主人公の老医師にとっては空虚さのようなものが押しつけられているのにこの暖かさはなんなんだ…
老医師の自身の空虚さや後悔・死への不安といっ>>続きを読む
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居場所を求め続ける人達をただ遠くから静かに眺める目線。
<政治家・男>と<婦人>の再会の場面が本当に素晴らしいかった。DVDのブックレットで監督本人が、「婦人は「彼では無い」と一言、突き放すよう>>続きを読む
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『エル・スール』『ミツバチのささやき』時のゴシック絵画のような絵作りではなく、もっと柔らかで、自然光に包まれた世界。本当に素晴らしかった…
それは、油絵をやめてデッサンに切り変えた主人公の画家との類似>>続きを読む
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ちょっとすごかったな…こんなにも絶妙で温かな人間関係の距離感を生み出せるなんて…
これはあくまで虚構であり一つの理想的な世界だと分かってはいるけど、ノスタルジックな映像とミニマルで繋がりのある世界観か>>続きを読む
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ドキュメンタリー的な写真の連続からなるSF
最初はその形式に戸惑ったけど、それぞれの美しい写真のつなぎ目を詩的なストーリーになぞらえながら自身で埋めていく作業が本当に楽しくて、素晴らしかった。
こん>>続きを読む