cblsmさんの映画レビュー・感想・評価

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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

アメリカンタイムリープ。やっぱ、最初は弾けるし、段々と飽きて閉塞感から脱出いくよね。弾け方がアメリカっぽくて、むしろそれが1番現実感あって好き。

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

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安田さんの本領発揮。
生命力ある、ものぐさな人。そんな矛盾が同居した人を演じさせると素晴らしい役者さん。そこに変な脚色なく、原色を活かしたつくりに親近感を感じさせる作品。

賛否両論あるみたいで、この
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.5

許さない気持ちと許す気持ちと。
命燃やして生きるという境地は、すべて喜劇になるくらい滑稽になるのかもしれない。
だからピエール瀧が捕まって公開を迎えたときに、池松さんは許すことの大切さを説けたのかなと
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ウルトラミラクルラブストーリー(2009年製作の映画)

2.5

個々の要素にミステリアスな余白残そうとして、観てる側訳分からなくなっちゃったって感じかな。
青森弁で頭使わせるからストーリーも頭使わなきゃと思っちゃうし、謎だわ、作り手の観客への期待が。

麻薬王(2017年製作の映画)

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麻薬王 Netflix
ソン・ガンホって演技力っていうか存在感を支配できる役者ですよね。して、監督のウ・ミンホはKCIAでも1970年代を克明に描いている。この年代が韓国におけるターニングポイントと
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

エンドロールの美しさに魅入る

共依存の悪循環、惰性と悪夢、犠牲になる子供。ガチの人間のガチの恋愛結婚物語。ロマンチックな出会いもリアルに落とし込まれる。争うには個々の自立の上で成り立つ家族。

そん
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.3

気持ち悪くて、理解できない、端っこにいる。嫌いとも言えないやつ。所々拗らせすぎててキモい。けど、たぶん外から見ると自分もそんな部分がある。ラストは訳わからない、けど面白かった。坂本龍馬推し。ひめーーー>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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疲れるくらい面白かった。ひたすらバンバン。気持ち良いくらい殺してる。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

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今度の連続で物語を構成する妙。
プロットはシンプルだが、子ども目線では残酷な現実。
コントに名曲を乗せて少しばかりの繋ぎを演技するかたちで生まれた秀作。

GO!GO!L.A.(1998年製作の映画)

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ヴィンセントギャロがおってよかった。ポンコツスコットランド人の地に足つかない笑えるようで笑えないラブコメディ。いや、もはやコメディではないか。なくはないがアゲインはないかな。
ただ、スコットランドの対
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.9

大傑作。血ではなく、盃で繫がる家族。ループしながらも少しずつ変わっていく家族の話。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

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寅次郎はデビュー作から威勢が良いんですね。人を虜にする落語家のごとき語彙力。ひたすら捲し立ててくる。だからこそいい奴にも憎たらしい奴にも思えて、それがどこか家族的に思わせてくれる。

安市城 グレート・バトル(2017年製作の映画)

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韓国のエンターテイメント力ってすごいなと思える一品。

ローマ法王になる日まで(2015年製作の映画)

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むしろアルゼンチンの近代史。
理不尽な抑圧を受けてきた歴史がある。
それを知れたこと、それをキリスト教徒の観点から観た時。
教科書のような学びのある映画。
物語ではあるが、人の半生を淡々と描く典型的な
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

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善と悪の狭間の灰色に染められる堪らなくすっきりしない映画
常に誰かに銃口を突きつけられてる緊迫感、自分の表層的な正義感、生々しく法と秩序が稚拙に思えるほどの現実。
苦味を楽しむエンターテイメント。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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設定が秀逸
深めな設定は排除してエンターテイメントに徹したのは良くて。
ゾンビもの、好みではないが楽しめた。

ムーンライト(2016年製作の映画)

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引き込む
そして、取り込む

愛だろ愛。

苦痛も矛盾も人生あるけど、愛を信じたくなる。
愛のかたちにこだわったら、それは愛じゃないってこと。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

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背景理解をかなり必要とする映画
そこ抜きに面白いって手放しでは言えない。
勉強してまた観ます。

ザ・コール(2020年製作の映画)

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殺人鬼とつながっちゃったオーロラの彼方に
面白い

麦秋(1951年製作の映画)

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家族という近すぎる距離感を敬っているようにも思えるし、皮肉に描いているようにも思える。

観る側を尊重し、押し付けず、どこかシニカルにも思える冷静な描写。相変わらずの小津調でひたすらローアングル固定の
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東京物語(1953年製作の映画)

3.7

原節子の声がたまらなく好き。紀子三部作ふたつめ。

百円の恋(2014年製作の映画)

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安藤サクラの女優魂をみた。

最高にうだつの上がらない女の鬱憤、それが伸びしろになっていく様。ボクシングというより人生の。
武正晴のボクシング映画は日陰のアンダードッグばかりで、それがたまらなく響く。

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

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ライアン・マーフィ の新作『 ザ・プロム 』が楽しみすぎて予習としてこちら観ました。 ジュリア・ロバーツ が年をとってもこの可愛らしさを持っているのはもはや芸術だなと関心。
すごく美
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.5

不死身のシャーリーズ・セロンを眺めてられる映画
ジョン・ウィッグな感じ。
あまり考えずに観てられるエンタメ作品。

綺麗で強いな。続編ありそうな終わり方。楽しみ。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

UKミュージック、主に80年代の系譜を継ぐビートで心躍らせてくれる。
デュランデュラン、ザキュアー、ディペッシュモードをリスペクトしたオリジナル曲もよろしくて、おじさんでも
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シャイニング(1980年製作の映画)

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私のリアルタイムのジャックニコルソンは恋愛小説家だったので、過去に遡って悲しい上書きをしてしまいました…

怖かった。面白かった。

ホラー系見なれてないので言語化無理。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

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日本アクション映画には岡田准一あり。
配役もピタリ。キレがあってテンポも良い。お笑い要素も散りばめつつ、バランスの素晴らしいエンターテイメント映画。
面白い。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

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今泉力哉監督の生暖かい温度感が居心地良い映画。ボクサーを主線として、どこかで繋がっている人たちが伏線として人間ドラマを展開する。
盛り上がりや派手さは全くなく一歩間違えると寝そうな映画だけど、今のとこ
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

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ヒトラーは最後までヒトラーでいることを選んだ。だが、まわりがヒトラーでいることを求めた側面は大いに強い。


最後の12日間、こういうお終い方をしたのだと、違和感なく受け入れられる作品だった。
発狂し
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

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疲れてるときに見たらクドいミュージカル

体力満タンでミュージカル好きならたまらない

濃口油多めなアメリカンミュージカル

レディ・バード(2017年製作の映画)

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映画っぽくない等身大のアメリカの高校生を見れた気がする。
A24らしい作品。

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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緊迫感で隙間がない。
イ・ビョンホンの笑顔が観たい方がいたらこの映画は見ない方がよいです。
韓国映画の実力、さすがとしか言いようがない。
歴史サスペンスとして脚本もキャストも最高。やはりイ・ビョンホン
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

個人的には21世紀のユージュアル・サスペクツ。

事前知識がないほどに面白いと思う。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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この映画を普通の人が言語化して、口コミとして流行ったことがすごい。
言葉にしにくい映画なのに。

人間の倫理観は大層脆い。

映画の中での話ではなく、映画を観る側の人間として思うこと。

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