主人公の立場上より強まっていた、人間誰しもが抱いているだろう（と私が勝手に思ってるだけかも知れない）孤立感が生々しく、自分の経験の一部であるこのように錯覚させられる映画だった。
自分という人間をきち>>続きを読む
目黒シネマにて、アフターサンとの二本立てで初鑑賞。主人公一人の葛藤だけでなく、登場人物それぞれに試行錯誤と悩みがありありと感じさせられた。実際の生活とは、一人だけが悩んでるわけじゃないし、それぞれの悩>>続きを読む
SNSありきの生活が、思春期から当たり前になっている世代の私ですが、今の世の中に対して、関わり合うということの身体的実感を伴わない、宙ぶらりんな感覚を抱いています。
人と人の心地のいい距離感というも>>続きを読む
私が行ったことのない沖縄の世界観に、まさに自分がいま体験しているかのように、スッと入らせてくれた、、、気がついたら沖縄の人たちの息吹に心が包まれポカポカしていた、例えるなら春先、雲ひとつない良い天気の>>続きを読む
人の中で記憶がいらっしゃる場所も輪郭もフワフワしてる気がするが、その温かさとも形容できる、ふかふかのベットでまどろんでいるような心地よさに終始包まれながら見れた、不思議な映画だった。
３パートに分か>>続きを読む
古いものが再注目されている今の時代で、ただ古いものをイイッ！っていうのではなく、その物ひとつひとつにその人なりの想いが込められてこそのモノだ。だから持って行かれたカセットも結局帰ってきたのかもしれない>>続きを読む
ここが良かったとか、ここが泣けたとかをシーンごとに挙げていったら自分でも追い切れないほど出てくるのがもう幸せ。こういう人の根源的な美しさを伝えてくれる映画は滅多にないから、劇場で見れてよかった。本当に>>続きを読む
自分も世界も絶え間なく変わり続ける世の中で、ただ一つ変わらずにあり続けるものがその人の中にあることの大切さを認識することが、特に今のご時世には必要ではないのでしょうか？？と言われてる気がした。
トークショーにて福地桃子さんの仰ってた暖かさが、体の芯まで、ひしひしと感じれました。自己と他者、辛さがあり楽しさが、幸福さがある。生きる糧になりました。
ひとまずこの作品をもう一回みるまでは、生きよう。みた後も、精一杯生きよう。
自分も幼少期に幼いなりに色々感じ取ったことを思い出したし、何より思い出すきっかけを残してくれる父親の偉大さ！これに限ります。年齢関係なく人はそれぞれ考えるし感じるし。そういったことを親としてではなく一>>続きを読む
あぁあるよねそういうの〜！っていう生々しい人間の距離感が、生々しく伝わってきた。人間って美しくていいな。巡り合わせとか運に対する喜び方がとっても好き。もったいないの考え方も好き。
市川市が物心ついた時に住んでたところだったから、妙に親近感が湧いた。懐かしかった。
人をわかるってどういうことか。そもそも完璧に人をわかることは可能なのか。分かろうとするそのプロセスが大事だと思う。>>続きを読む
登場人物みんな、可愛い。それに限る。限っちゃいけないけど、やっぱりそれに限る。
時間軸も場所もバラバラな世界観が同時進行的に進む映画の組み立てと、過去に抱く感情と心の底にある感情にギャップがあるまま進行するストーリーが最後の最後で繋がる映画の構成で、視聴者に畳み掛けてくる映画だっ>>続きを読む
テンポよく進んでいく構成と編集で、何があっても進んでいく人生の様をありありと感じさせられた。日本の恋愛観が定着してる身からしたら不自然に思えた愛の現れ方も、日本を出ればそれが当たり前なのか。
わかりや>>続きを読む
冒頭20分近いカットや黒子の登場などなど…映画の固定概念を真正面から打ち壊してくれた。そこでズームすんのかい！とか。カット同士のカラグレ違いすぎだろ！とか。「映像に意味を持たせる」ことに全振り。だから>>続きを読む
アスリートで言うゾーンに入った状態、何かに夢中になったり没頭したりしたことのある人には、ボクシングをしている時のケイコのような、周りの音が一切聞こえなくなる絵極限の集中状態（のように一瞬思ってしまう>>続きを読む
ジェダイもシスも弱体化し切ってた世界線で、より現実世界に近いバトルシーンだけど、その彼女らがいる世界はスターウォーズそのもの！本編とはまた違った親近感？みたいなので本編とは別種の感動の涙が流れました…
別作で好きになった若葉さんが本作で全くの別人に…当たり前でしょってなるけど最高に狂気的。口悪いけど最高に讃えてます。
フラれた時に観たから尚更涙が止まらない。恋愛って自分だけじゃなくて相手の人生にも大なり小なり何かしら影響与えると思い知らされた。自分の寂しいって気持ちだけで相手の人生辛くはさせたくないって心から思った>>続きを読む
ザ・ワイルドな黒スーツ2人組がかっこえかった。音楽って、ロックって素晴らしいっすね
吐き気がするほどのfukaseさんのサイコパスっぷり、終始圧倒されてました…。
家柄≠紳士じゃなくて人柄=紳士なところに思わずかっこよってなっちゃった。かと思ったらハッデハデなアクションシーン始まってスーツと紳士達の安否心配になってしまった。グロも紳士×ポップにかかればあぁなるの>>続きを読む
映像と白夜の美しさの中で異色の輝きを放ってた村の人のどこか狂気的な微笑みがすっっごい不気味で、でもなぜか目を逸らせなかった。徐々に村に溶け込んでいったのか、それとも村の人が現代に生きる人間の汚れた部分>>続きを読む
テーマが難しいだけに、なんかスッキリしないまま終わってしまった感じがある。それが人間関係の難しさなのでしょうか。
殺人が決して許されない罪なのは明白。しかし何の理由もなく殺人に至ったわけではないのも>>続きを読む
知らない人だからこそ話せることがある。人と人と。関わり合うということ。次！次！って生き急いでるのとはまた違った次元にある、ゆったりとした、だけどそこにある何かを感じさせる世界観。独特で分かりやすい暖色>>続きを読む
常間地監督の卒制らしいです、すごすぎる。淡々と進んでいく日常の中で考えること。ちゃんと目を見張ってないと取りこぼしてしまいそうな出来事。その全てが、あまりにも現実感あるのに、どこかに美しさがあって、そ>>続きを読む
