singinggizmoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

全然シリーズのファンでもないけど、ハリソン・フォード最後のインディ、とりあえず観とこうというノリで劇場へ。
最近は名作シリーズの新作が公開されることが、ありがたいなーという気持ちになってきている。
>>続きを読む

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.8

「おにいちゃーーん!!」
と何度も叫びたくなるキモかわいさ。
ベリアル兄さんの造形、行動が斬新すぎていちいち反応してしまう。
目が赤く光ったり、ストップモーションの動きがめちゃくちゃかわいいのだよ。
>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.5

1時間半ずっと泣いてた。
ここまで泣いたのは久しぶり。
泣きすぎて翌日、がっつり一重瞼になってしまった。

余命いくばくかの父親が、4歳の息子に里親を探す物語。
悲しいとかじゃなく、さりげない日常の行
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

圧倒的なクオリティーとセンス。
ずっと全力で情報量も半端ではないので、気を抜くと追いつけなくなる。
完全に今の世界一のアニメーション表現で、一種のアート作品だから全人類とりあえず観てみた方がいいという
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

DCエクステンデッドユニバースは未鑑賞のため、エズラ・ミラーのフラッシュはこれが初見。
結果、エズラ・ミラーの演技が素晴らしくて、フラッシュ=バリー・アレンがとても好きになった。
過去改変したために生
>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.5

リッチで大人な落ち着いたトーンの美術と映像、重いテーマをねちっこくなくドライなタッチであくまでエンタメに描いているのが非常に好き。
全くポーカーは知らないしギャンブラーとはかけ離れた人間だけど、本質的
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.9

母と、先生、子供達の視点からとある事件が描かれる。

コミュニケーションの齟齬が凄まじい。
相手が本当のことを話してくれるとは限らない。
本心の前に、体裁や社会的な常識が無意識に悪気なく優先される。
>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.8

B級感を出してる音楽やタイトルバック大好き。

そして女子が強いお話は好き。
クロエちゃん以外の男性、グレムリンは引き立て役でしかないという皮肉のきいた構図。
なんでこの時代のこの設定で作ったんだ?と
>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

ホラーみは弱めで怖くはないけど、ミーガンちゃんがかわいくて好き。
ミーガンちゃんが暴れるところ、もっとホラーテイストたっぷりで見たかったな。
子供が主役の1人でもあるしPG12てことで、子供も見やすい
>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

大雨の日のレイトショーで鑑賞。
私以外は客が男性のみというのが興味深かった。失礼だけど意外だった。
鑑賞理由は色々だと思うけど、少なくとも多少は性暴力被害にあった女性の権利や感情に関して問題意識を持っ
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

父30歳、娘11歳のトルコでのバカンスの様子が、多くは語らず淡々と描かれる繊細な作品。
ビデオカメラに残された映像と父と同じ年齢になった娘がそのビデオを再生しながら、当時の記憶を思い出す。

空港でバ
>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.6

全編ワンカット撮影が生々しくて臨場感を感じさせるヘイトクライム映画。
いまだにこんな大人達っているのかな?
日本にいると人種差別をさほど身近に感じないため、疑問に思うくらい「白人至上主義」側はアホな人
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

ガーディアンズのみんながそれぞれの居場所、道を見つけられて良かったなーと幸せな気持ちになれる終わり。

ラスト"Dog days are over"が流れる中で、みんなが踊るシーンは何度みても幸せな気
>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.8

アドニス・クリードの家族がほんと幸せそうでなんだか終始安心感。
冒頭の娘ちゃんとのおままごとシーンめっちゃかわいかったなー、思わずにっこり。
優しいパパなマイケルBジョーダンが素敵で可愛くてかっこいい
>>続きを読む

ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.8

度々「ふぇっ、かわえぇっ!」と腑抜けた声が出てしまうくらい、ベニーがおバカかわいくてメロメロです。
「抱っこして〜」はずるいぞ。
本気で抱きしめたくなる可愛さ。
自分ならすぐさま駆け寄ってギュッて抱き
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ケイト・ブランシェットの人を魅了して圧倒させる演技力が尋常じゃない。
指揮者TARという人がそこにいるという説得力。
それを劇場で見れるだけで大満足。
正直、前半の怒涛の会話劇は難しすぎて9割理解して
>>続きを読む

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

ロバの造形ってなぜにこんなに可愛らしいのか。自然におとぎ話感を醸し出す。
ぴんと立った大きく分厚い耳、優しげで寂しげな黒い瞳、おしゃれな立て髪、絶妙にもふっとした短い毛並み、ちょこんと控えめな佇まい。
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

最初から最後までずっとかわいくて、ニコニコ笑顔が止まらない楽しさ。

マリオに登場するキャラってこんなに可愛かったんだ!とこの映画で再認識。
とにかく全キャラかわいい。

ゲームの設定をうまくいかして
>>続きを読む

世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.6

前半は、説明っぽいセリフが頭に入ってこなかったり、よくわからないちぐはぐな世界観に違和感を感じたり色々気になって集中できなかったが、後半は怒涛の展開になんか理屈抜きに感情が持っていかれ涙が出た。

>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

期待以上の壮絶な人間ドラマ。

ブレンダン・フレイザー、それゃアカデミー主演男優賞とるよ…っていう納得の演技。
この演技をみたら、賞をあげたい気持ちになる。
主演のみならず、他の役者さんの演技もやばす
>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

3.8

ジャッロ映画に特有の印象に残る音楽が良き。無条件に好きな音楽。

人が無惨に殺されまくる血みどろ残虐サスペンスでありながら、盲目になった娼婦と孤児になった少年の交流にほっこりもする不思議な映画。
盲目
>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

エアジョーダンが誕生するまで。

全然スニーカーに思い入れはないのですが、楽しめた。
マイケル・ジョーダンやエアジョーダンはあまりにアイコニックすぎるので、誰でも凄さがわかるし楽しめる映画。

今は当
>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

シャマランは「ヴィジット」や「サイン」、「アンブレイカブル」に始まる3部作など、なんか違和感のある変な視点の作品が好きな方なんですが、この作品は個人的に違和感や"変さ"が足りなかった。
何に違和感を感
>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.8

長編初監督とは思えない、すごくよく出来てて面白いホラー作品。
ここ最近観たホラーの中で、ジャンプスケアが1番怖くて1番びびった。
無意味に怖がらせようというものでなく、ストーリーや主人公が陥るパラノイ
>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

全然ファーストキルじゃないってツッコミながら観た冒頭(笑)
いきなり理不尽に殺しまくるリーナ(エスター)。
前作で正体が明かされてるけど、だからこそ怖いという作りにちゃんとなっていて良かった。

エス
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.5

ずっと楽しい映画!
仕事帰りに観に行って、ちょっと疲れ気味で眠いなーなんて思ってたんだけど…。
映画が始まったら、おもしろくて目がらんらんに輝いちゃったよ!(笑)
おもしろさとエモさのバランスが良く大
>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

意外に泣けてしまった。

子持ちではないんで親目線では共感できないし、若い娘ちゃんのようなピュアな気持ちは羨ましいながらも眩しすぎる。

しかし、人生につまずいた中年の気持ちには共感できますぜ。
そん
>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.9

ニコケイとペドロ・パスカル演じるハビの、おじさん同士の友情がかわいくて癒された。
ハビがニコケイ大好きで、彼を信じて疑わない少年のような瞳が最高だった。

そして「パディントン2」は泣くよねー、わかる
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

トム・ハンクス演じる弁護士さんジェームズ・ドノヴァンがとてもかっこ良かったなー。
常に冷静で物腰が柔らかくも強い意思を感じる毅然とした態度。
仕事人であるが冷徹ではなく、人間の本質的な情があり、良心に
>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

メリル・ストリープ演じるキャサリン・グラハムが最高だった。
優しさ、強さ、しなやかな柔軟性、謙虚さという彼女の人間性がよく表現されていて好きになった。
仕事をするなかでも男性っぽく染まらず、あくまで彼
>>続きを読む

BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.7

そんなにクセ強じゃなく軽い感じでさくっと観れて楽しかった。
なんか絶対嫌なこと起きそう…ってスリルを感じさせる演出もうまくておもしろかった。

お前らもう友達やめちまえー(笑)が、いちばん思った感想。
>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.8

アイルランドの自然や、中世の世界観を表現した美術、独自の映像美がすばらしく、やっぱこれスクリーンで観ればよかったなーと思わされた。

カメラを360度回転させて時間経過を表したり、現実なのか幻想なのか
>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

3.7

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の演出センス、映像センスやはりすごいなー。
自分で自分の人生語る形式はよりメタ視点で滑稽にみせてくれて良かった。

そしてトム・ハーディの体当たりで衝撃的なお芝居が
>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.6

"デュード"ことジェフリー・リボウスキーが無職でだらしなくてダメな奴だけど、基本はいい奴で嫌いになれない。
意外とサーファースタイルがおしゃれだし。
こういうキャラはなんか勇気もらえて好き。

ウォル
>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

ひたすらシガーがこわー…な映画。
常識とか話しが通じない感じがめちゃくちゃ怖い。
彼の言動はもとより、ハビエル・バルデムの顔力に圧倒される。ハビエル・バルデムしかあり得ないなっていう説得力。
変なおか
>>続きを読む

ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.7

割と最近はマッチョな印象のライアン・ゴズリングですが、この作品は薬物中毒者の役なんでちょい不健康そうな痩せ型だったのが新鮮。
振り返ると、彼は役に合わせた体型のコントロールが絶妙にうまい俳優なんだと気
>>続きを読む