lessthanzeroさんの映画レビュー・感想・評価

lessthanzero

lessthanzero

映画(1045)
ドラマ(5)
アニメ(0)

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

鬼太郎前日譚で、鬼太郎誕生の経緯と親父が目玉だけになった原因が明かされる。
舞台は昭和31年、哭倉村で起こるおどろおどろしい連続殺人事件をまだ身体がある頃の鬼太郎父と水木が調査する一種のスーパーナチュ
>>続きを読む

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.1

航空機が悪天候で島に不時着するが、その島が無法地帯で人質に取られた乗客を機長と輸送中だった元軍人の殺人犯が助け出すというフライトパニック+ランボー要素のハイブリッド映画。
てっきり機長(ジェラルド・バ
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.2

原作を読んだのはずいぶんと昔なのでストーリーはあまり覚えていないが、鈴木亮平はじめ配役は概ね原作にマッチしている。
ただ香役はちょうど『虎に翼』を観ているタイミングなので、役者の責任ではないが、香が花
>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.4

スタンダードサイズの画角、時代設定もほぼ同じと黒澤版への敬意を感じる。
だが黒澤版より約100分短くした事で、課長と息子との関係性が薄く感じられるし、課長が生まれ変わった後のエピソードも少なくて全体的
>>続きを読む

恐怖の報酬(2024年製作の映画)

2.6

時代設定が現在なのに、爆薬として扱いが厄介なニトロを選択するところが理解不能。
主役兄弟のうちスキンヘッドの奴がヴィン・ディーゼルに似てるな。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

UHDで再鑑賞。
劇場での初回鑑賞時には警察側のアンダーカヴァーであるヤン(トニー・レオン)にばかり注目したが、何度か見直すうちに宍戸錠系濃ゆい顔のウォン警視(アンソニー・ウォン)とガッツ石松系猿顔の
>>続きを読む

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.2

舞台は19世紀末、ロンドンに向かう帆船内の荷物に潜んだドラキュラが1日に1人ずつ乗員を襲って行くというエイリアン1作目の原典的なゴシックホラーで雰囲気はかなり好み。
子供も例外なく襲われるのも良い。
>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

頭空っぽにして観る系シリーズ最新作。コング的キャラとかアイアンマン的キャラとか登場して、もう何でも有りですかと言いたくなるけど、楽しめた事は楽しめた。
ただ死んだキャラクターを安易に復活させるところは
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

3時間の長尺の上、大半が会話劇故に台詞の聴き取りに脳のリソースを使いかなり頭脳が疲労。
ロスアラモスでの原爆開発のくだりにはのめり込む。一方でかなりの尺を取った公聴会のシーン、特にストローズが対象のと
>>続きを読む

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.5

流れ者が酒場の用心棒として雇われ、悪党達を成敗して去って行く西部劇スタイルの頭空っぽにして観るエンタメ。ダグ・リーマンの得意分野だね。
悪党は倒されるが酒場もめちゃくちゃに破壊されてしまうという黒澤『
>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

3.3

イタリアンマフィアの友人が酒場でロシアンマフィアに襲われたところを手助けした事をきっかけに悪党成敗を始めた兄弟のデス・ウィッシュ系の私刑物語で『処刑人』というタイトルは分かりやすいが、原題の”Sain>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

Amazonプライムで近日配信終了という事で駆け込み鑑賞。
一見すると不気味な二人が実は優しいが、溺れている女子大生を救けたところ、その仲間達に誘拐と誤解されてから後、女子大生を助けようとした仲間達が
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

砂虫ライド、砂漠での戦闘など原作世界を見事に映像化。
一瞬しか出ないアニャ・テイラー=ジョイ、無能な設定故に活躍の場がないバウティスタ、皇帝役のクリストファー・ウォーケンなど贅沢過ぎる程の配役。そして
>>続きを読む

マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

UHDで再鑑賞。
所々、粗い箇所もあるが、全体的には予想以上の高画質。
インターセプターのボディとかマックスの革ジャンとかの質感が伝わって来る。
ガソリン輸送用のトラックを運ぶ報酬がインタセプターに満
>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

冒頭の劇中劇でのあり得ないカーチェイスを観た時点で、リアリティは求めず荒唐無稽エンタメとして観る決意を固め、単純に愉しむ。
エリーの小説が現実の預言となっている設定は、朗読会の質疑応答などで伏線仕込ま
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

かつて300人のソビエト兵を殺した伝説の兵士アアタミが掘り当てた金塊を狙うナチスと戦い、殺しまくるフィンランド版イングロリアス・バスターズ(ランボー風味有り)。絞首刑に処されても死なないのは刃牙のドリ>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

吹替版で鑑賞。キャシーの吹き替えに強い違和感を覚えたが、吹替担当の名前を見て違和感の正体判明。事前に吹替担当者を調べておくべきだった。
全体的にはエンタメとして楽しめた。特に2003年の時代設定と若き
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

神経症を患っていると思われる主人公ボーが実家に帰省しようとするが、ほぼ全編にわたって信じられないような災難(とても全てが現実とは思えない)が次から次へと降りかかる地獄ロードムービー。
しかし、襲いかか
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大当たり。
シリアスな物語でありながらコメディ要素もあり、かなり笑いのツボにハマりました。
天才医師(というよりマッドサイエンティスト)バクスターが、投身自殺を遂げた妊婦の脳と妊娠していた胎児の脳を交
>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.0

ほぼスターウォーズ+七人の侍で、ほぼ仲間集めで終わるため、盛り上がるシーンは少なめ。
各々が仲間になる動機を説明するタイミングが遅くて暫くモヤモヤしていた。特にカイはなんで仲間になったのか疑問だったが
>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.3

1作目の公開が4年前の事なので、鑑賞前に前作を観直しておさらいしてから鑑賞。
前作でアクアマンに敗北したブラックマンタが再登場したりラスボスだったオームがアクアマンのバディとなったりするので、おさらい
>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.2

正直なところ、難解です半分以上理解できてない。再鑑賞が必要だなあ。
冒頭で殺された、プラスティックを食べる子どもは、プラスティックを消化できる臓器を生来持っているから、進化した人類だろう。奇しくも、最
>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.5

Amazonプライム鑑賞。
徹頭徹尾イカれててグロテスクな低予算コメディ。
けっこう好き。
8歳の主人公ミミが一番イカれてるけど、考えてみれば8歳の子供がほぼ無敵の生物兵器を手に入れたなら、似たような
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.6

MIシリーズ同様にドラマパートはどうでも良くて、奇想天外なカーアクションを何も考えずに楽しむ作品。
新たな筋肉ゴリラが登場してきたと思ったら、腕力で全てを解決するリーチャー(ドラマ版)役のアラン・リッ
>>続きを読む

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.0

アクション映画として、それなりに楽しめた。
サイコパス殺し屋が警察を襲撃するシーンとか、殺された警官の銃がルガーレッドホークだったり(サラ・コナーが所持)とかはターミネーターのオマージュですよね。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.2

Blu-rayで再鑑賞。
昆虫のような生物アラクニドと人類の戦争が勃発した未来が舞台。
その戦争を肯定するプロパガンダの体を取るように見せかけるが、人類側の軍服はナチスを思わせるデザインだったり、先に
>>続きを読む

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭でいきなり舞台が6500万年前の地球というテロップが出て、堂々のネタバレ宣言。
それにより、宇宙船の事故で生き残った主人公が異星人であると理解し、そこからは生き残り2人によるサバイバル&ロードムー
>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.8

新たなクリスマス向け映画降臨!
例年はダイハードかグレムリンをクリスマスイブに鑑賞するのが恒例行事だが、ちょうどアマプラで配信が始まっていたので観てみたら、これもクリスマスに最適の映画じゃないですか。
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

剣と魔法物とかゲーム原作物は苦手の部類だが、意外にもすんなりと世界に入り込めた。
ミミックの登場するタイミングが絶妙。

トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.1

頭空っぽにして観る系エンタメ映画。
オートボット達のCGバトルが見せ場。
可もなく不可もなしという評価です。

スクリーム6(2023年製作の映画)

3.4

シリーズのフランチャイズ化により、レガシーキャラクターも使い捨てにされるという解説を登場人物が語るメタフィクション構造の物語。
怪しそうな犯人候補は多数いて、推理してみたが大外れに終わりました。
ナイ
>>続きを読む

>|