lessthanzeroさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.1

ゼペットの息子カルロが第一次大戦の爆撃により死亡、プレジャー・アイランドのくだりは兵士養成所でのトレーニングシーンに置き換えられており、戦争の影が色濃い設定。ピノッキオの造形はほぼ木彫の人形でかなり不>>続きを読む

トロール(2022年製作の映画)

3.6

北欧おとぎ話に登場するトロールが現代のノルウェーに出現するというぶっ飛んだ設定。ストーリーは全体的に初代ゴジラに似ており、KOMやシン・ゴジラを思わせるシーンもありオリジナリティはあまり無いが楽しめた>>続きを読む

13人の命(2022年製作の映画)

3.9

実話ベースのレスキュー物。舞台がタイなのにイギリス人のダイバーが主役なのはなんでや?と最初思ったが、世界中からボランティアが駆けつけていたのね。洞窟内の狭いトンネルを潜るシーンは息がつまりそうになった>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.9

魔法物は苦手だが呪文を唱えると変身する点以外の魔法要素は薄めなので違和感なく作品に入り込めた。なんと言ってもブラックアダムが悪人は絶対殺すマンである設定が演者ドウェイン・ジョンソンにピッタリとマッチし>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1969年に殺人容疑で告発されたカイアの裁判シーンを中心として、1950年代から幼くして湿地で自活するカイアの苛烈な人生を描いた物語。犯人探しの描写は無くミステリー要素は薄め。裁判結審時点でも犯人は見>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

通常のマーベル作品と異なりボーズマンを偲ぶオープニングタイトル。音を聞くと催眠状態に陥るセイレーンのような音波兵器とか水爆弾とかのアイデアは良い。2代目ブラックパンサーが華奢すぎて強さの説得力に欠ける>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

3.0

2作目が米国でヒットしてるので観てみた。ピエロのメイクをした殺人鬼が殺しまくるただただグロいゴア映画。殺人鬼はあまり使わなそうな銃を武器の一つとするところは新しい。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

仕掛け連発のクライムムービー。マシュー・マコノヒーとかコリン・ファレルとか配役が渋い。大麻栽培&販売業者ミッキーの右腕であるレイモンド(チャーリー・ハナム)が実質的な主役と言えるくらいの活躍を見せる。>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

全くノーマークの作品だったがDisney +解約前に観てみたら意外と良品だった。陸に上がると人間に変身するシーモンスターがベスパ欲しさにトライアスロンレースに参加する冒険+友情物。水に濡れると正体がバ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

抑圧して本当の自分を隠していた中国系少女メイが本当の自分を解放する物語。メイの容貌が柴田理恵にしか見えず、そこが気になって仕方がなかった。超巨大ヴィランの登場には大興奮だ。元の人間に戻れるチャンスは一>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

魔法物は苦手ジャンルゆえ、序盤はイマイチの感だったが、呪文詠唱能力はあるが魔法知識はからっきしの弟と詠唱はできないがカードゲームオタクで魔法知識は抜群の兄によるチームプレイで魔法を実行する設定がナイス>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

太陽が赤色巨星に変わり将来的に地球の消滅が明らかになった未来、地球自体を4.5光年離れた恒星系まで移動させようとする、妖精ゴラスも真っ青となるトンデモ設定。さらに木星とのスイングバイにより加速を試みる>>続きを読む

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ピノキオが学校を追い出されてからストロンボリーに売られ、プレジャー・アイランドに行き、ゼペットと共に鯨に飲み込まれるまでを1日の出来事として圧縮。アニメ版より17分長いが、スピード感に溢れるゼメキス脚>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

予想してたより随分とコメディ寄りだった。洗脳を解くガスの効き目はいくらなんでも早すぎだろうよ。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは傑作。数千年間、輝き=生きる目的を見つけられなかった22番がジョーの身体に入る事で生まれる前に現実世界で食べ物を味わったり、自然を感じたりとごく普通の体験をする中で、それらの体験こそが生きる理由>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

4.0

濃ゆい霧により、怪物どもが良く見えないことが恐怖を増幅する。映画史に残るバッドエンド。ボンネットに落ちた拳銃を拾わなければ‥。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

SF映画は大好物だが全く心に刺さらなかった。ゆるい設定とガチ設定が混在してバランスが悪い事と、ウラシマ効果により知人達と別れるという大きな代償を払ったにも関わらず、しょうもないミスにより作戦は失敗して>>続きを読む

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

300年前のアメリカが舞台という事なので、どんな設定&物語になるのだろうかとワクワクしていたが、肩透かしを食らった。人間側の武器は先込め式の単発銃などで現代からは大幅に戦力減なのに、プレデター側はプラ>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

伊坂幸太郎の『マリアビートル』を下敷きにキャラクター設定で『キル・ビル』を強く意識して、そこに『スピード』要素とアホアホなテイストをまぶしたヘンテコ日本描写映画。セリフにタランティーノ作品のような妙味>>続きを読む