A24ってミニシアター的な雰囲気とアート性を持ちつつアカデミー賞レースの有力作品を輩出し続けててすごいなぁと思う。
こちらもオープニングからA24ぽさに期待感を感じさせる。そしてテレンス・マリックぽ>>続きを読む
公開20年の35mmフィルム特別上映(最近の贅沢はフィルム上映を見に行くことになりつつある。)フィルム独特の質感がよく合う作品。
窓越しや鏡越しのショット、シーンを繋ぐ音、たまのロングショット、すべ>>続きを読む
ゴッホ映画はどの時代を切り取るかで観る方の心構えも変わってくるように思う。
その点、これは晩年のオーヴェル時代で、ガシェ医師たちとの交流が軸であり、その時代の景色やコスチュームがゴッホの名作と共に楽>>続きを読む
ミカさんの新作久しぶりで嬉しかった。
とてもおとぎ話的なアプローチだけど、アキさんの『希望のかなた』も日常に突如現れた異邦人との話だったし、他者に対する優しさなど、表現方法は違っても根底の思いは同じ>>続きを読む
映画批評月間にて
ほぼロックダウンされていた2020年のフランスにて、新作公開された数少ない作品とのこと。セザール賞にたくさんノミネートされていたうち、助演女優賞のみ獲得。ヴァンサンも良かったけど、>>続きを読む
東京国際映画祭で観て大好きになった。観るたびに好きになるし、これからも何度も観たくなると思う。
デンマークで感じた色や空気そのままを映し出した感じ。ハマスホイの絵を観るような。
叔父さんも獣医も本>>続きを読む
相米慎二特集上映にて
公開当時、小学生で観たんだけどまったく理解できず、斉藤由貴の『情熱』がヒットした記憶くらいだった。それもそのはず、見直してびっくり。アイドル映画なのにこんな内容だったなんて!>>続きを読む
作家主義相米慎二特集上映にて
好きなシーンはやっぱり、ラジカセからバービーボーイズが流れるところ。2回あるけど、どちらも思春期が凝縮された生々しさ。
「もしも明日が」はその時代のヒットぶりを知ってる>>続きを読む
作家主義相米慎二特集上映にて
マッチを熱唱するシーンが特に好き。
同世代で当時リアルタイムで観てたら坂上忍に恋をしただろうな。と、今の若者に言っても信じてくれなさそうだけど。
シーンの合間に挟み>>続きを読む
とても好みの映画だった!
多くを語らず、なのにとても感じること、考えさせられることがたくさん。映像は美しく、ユーモアたっぷり。
タチに例えられるのも納得。確かにユロおじさんみたいな歩き方をしている>>続きを読む
さすが深田監督。淵に立つ、よこがお、とは違うけど、すごーくザワザワさせられる。
もともと気になる俳優だった森崎ウィンくん、これ観てぐっと好きになりました!オーディションで獲得した役だったとは。
東>>続きを読む
フランス映画祭2020
ユペールの魅力を堪能できる作品。さすがユペールさま、ミステリアスで孤独なカッコイイ女がとても似合う。
サスペンス、コメディ、社会派、パリの街、女の強かさ、を一度に味わえて、>>続きを読む
ばるぼらがとても良かったので、手塚眞作品をスクリーンでもっと観てみたいと思いデジタルリマスター上映へ。
20年前の作品とのことだが、手塚眞って前からすごかったんだね。ただただ映像に呑み込まれた。考え>>続きを読む
トーキョー ノーザンライツ フェスティバル2020
とにかく愛おしいくらい、ゴダールであり、トリュフォーであった。本当に好きだったんだろうな、カウリスマキ兄弟は。
アキさんのイケメンぶりも最高です>>続きを読む
いつか観たいと思ってたので、スクリーン上映してくれてありがたい。
抑えた演出、カメラワークに作家性を強く感じた。これが、賞賛されるロベール・ブレッソンの世界観なんだと。
ロバの佇まいには心を打たれ>>続きを読む
イーサン・ホーク好きとしては見逃せないと思い。さすが、この監督はイーサンの良さをよく分かってる。
内容うんぬんよりは、70年代のスウェーデンの空気感を感じられたのが楽しかった。ファッション、美術に徹>>続きを読む
4K修復版
過去の名作をスクリーンで堪能できる機会をくれて本当にありがたい。
素晴らしいのは承知だけども、作られた時代、その時代の状況を改めて鑑みると、制作者たちの強い矜持と、全てのエンタメ、それ>>続きを読む
東京国際映画祭2020
ワールド・フォーカス部門
郊外の低所得者向け地域に暮らす、ネット社会に踊らされている人々を描く社会派コメディと聞いただけで絶対面白いはずと思ったらやはり大当たり。
ネット社>>続きを読む
東京国際映画祭2020
観客賞上映にて。大九明子監督、のんさん舞台挨拶あり。
綿矢りさ原作、30歳おひとりさまあるある大共感のラブコメディ。
ストーリーや演出も面白かったけど、インテリアもすごく素>>続きを読む
東京国際映画祭2020
深田浩司監督特集上映にて(深田監督、筒井真理子さんティーチインあり)
カンヌ受賞後に再び筒井真理子さんとガッツリ向き合った意欲作。このお年で若手監督にこれほどの魅力を引き出し>>続きを読む