Ritzさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.0

【闘う。そのために生き残った】

日本発、全世界を虜にしたCAPCOM制作によるホラーゲーム「バイオハザード」の実写映画化。パンデミックアクションホラームービーシリーズの第2作目。

戦場はハイヴ【地
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.6

【生き残る、たとえひとりでも】

有無を言わさぬ圧倒的な知名度。
ミラ・ジョヴォヴィッチが出ている映画-くらいの知識しかなく今までなぜか観賞するのを憚っていたが、ついに手を出してしまった。

日本発、
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.2

【エンジェルズに首ったけ】

プリティ&バイオレンス最強説、ここに極めり。
キャメロン・ディアスのキュートな笑顔とエチエチボディに昇天し、そのビジュアルから考えられないほどのキレッキレアクションに悶絶
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.2

【酒と涙と兄と弟】

佐々木蔵之介×塚地武雅の兄弟っていくらなんでも無理があるだろと思ってたけど観てみてびっくりなハマりっぷり。

顔も性格もまったく違うふたりの兄弟がひとつ屋根の下自分たちのリズムで
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.0

【ウルトラB級ハクションムービー】

設定があまい!アクションがあまい!!敵役のキャラ立ちがあまい!!!と残念要素が三拍子きっちり揃ってしまったB級炸裂アクションムービー。

ヤク中コンビニバイトとそ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

【トーキング屁ッズは笑わない】

スイスアーミーナイフ = 十徳ナイフ
スイスアーミーマン = 万能人間?

ダニエル・ラドクリフにぜひアカデミー主演死体男優賞を。

とりあえず何が起きたのかわからな
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.2

【あのすばらしい日々にさよならを】

浅野いにお原作、ゼロ年代を代表する著者の金字塔的作品の実写化。

ストーリーは原作に忠実、だけど作品としては別物に仕上がってしまっている。

夢を追うことへの恐怖
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.6

【答えはいつも風の中】

イントロダクションからアウトロまで人生は一筋の風のようなものだ。何かがはじまり終わりを迎えればそれは1つの物語となる。人は一生を自分といういち個体と概念を要してその生涯を全う
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.5

【SFオタクはエイリアンの夢をみるか】

こってり背脂豚骨ラーメンなみにがっつりSFだと思いきやSFオタクの愛情満点コメディ映画だった。
E・T、フラッシュゴードン、スターウォーズ。セリフに描写にSF
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

2.0

天才的につまらない映画の最高傑作。

おくりびとを撮った監督の作品とは信じたくない。

言うなれば若き日の野村萬斎、伊藤英明、今井絵理子の観賞用素材。

あまりの出来の悪さに涙が出るレベルのCG。
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

この世界を抜け出したい人のためのゲームか、
あ涙出てきた…

異世界に【入り込む系】ではなく現実世界に【出てくる系】…でもじつは?

くるぞ、くるぞ…ほーら!!!!ギャー!!!!
わかっちゃいるのにな
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14の夜(2016年製作の映画)

3.5

【青春は爆発だ】

気づき、芽生え、葛藤、衝動。

青春のぜんぶ詰め込んだ系ムービーここに爆誕。

パリピさんさよなら、陰キャラさんいらっしゃい。これは僕らの映画です。

すべての童貞に捧ぐ。なんだか
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

走る走る俺たち
流れる汗をそのままに
いつかたどりついたら
きみに打ち明けられるだろう
------

温暖化に対抗しようと化学薬品をばら撒いたら地球が凍死したその17年後の世界。
一年をかけて地球を
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.2

仲間由紀恵演じる自称天才美人マジシャン、山田(貧乳)と阿部寛演じる日本科学技術大学教授の上田(巨根)の凹凸コンビがドッタンバッタン大騒ぎに超常現象やチン事件を解決していくTRICKシリーズ劇場版最終作>>続きを読む

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.0

仲間由紀恵演じる自称天才美人マジシャン、山田(貧乳)と阿部寛演じる日本科学技術大学教授の上田(巨根)の凹凸コンビがドッタンバッタン大騒ぎに超常現象やチン事件を解決していくTRICKシリーズ劇場版3作目>>続きを読む

トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.0

仲間由紀恵演じる自称天才美人マジシャン、山田(貧乳)と阿部寛演じる日本科学技術大学教授の上田(巨根)の凹凸コンビがドッタンバッタン大騒ぎに超常現象やチン事件を解決していく、TRICKシリーズ劇場版2作>>続きを読む

トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.0

アマゾンの呪いによりテレビシリーズ1作目から映画の最終作までイッキ見してしまった。
かねてよりいつかは見ようホトトギスと思っていたこのシリーズについに手を出してしまった奴の末路、【睡眠不足】

仲間由
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.0

インドとパキスタンの国境を股にかけた迷子と正直者の二人旅。
約3時間の長尺があっというま!歌って踊ってウェイウェイウェーイ!な勢いまかせではなくヒューマンドラマとミュージカル要素の融合がまさに絶妙な塩
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.5

世界大戦後のイギリス。滅ぼす者と滅ぼされる者が露呈された世界で、自らの夢を叶えるため勇気に生きたひとりの女性の物語。
どうにもならないことに直面した時、憂いに沈むことはない。仰ぎ見るその先に希望を掲げ
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.0

愛を語るには愛を知らねばならぬのか。
エロティシズムは1つの約束にとらわれない。飽和した自己否定と抜け出せぬ生への柵。無関心に理解を促す同性愛への賛美歌的要素など皆無。ただただ傲慢で退廃的な空虚に飢え
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.0

3年ぶり?の更新。
なるべく自分が感じたままを書いていこうと思います。

ヤク中の息子を更生させようと奮闘する父親と子の記録。
過剰供給された【愛】に目眩がする。それは世の中のすべてを集めても超えられ
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放浪の画家 ピロスマニ(1969年製作の映画)

3.8

【グルジアに私の絵は必要ない、何故ならばピロスマニがいるからだ‐パブロ・ピカソ】

「放浪の画家ピロスマニ」は独学の天才画家ニコ・ピロスマニの半生を描いた伝記映画である。原始主義や素朴派に属される彼の
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.0

<あなたに許されることよりもあなたが幸せになることを望んだ。そして僕は…>

7人の男女の恋物語。男女7人夏物語!(時代)… えーとりあえず泥沼かな♪ ってな感じにわくわくしながら見に行ってきました。
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.0

<スーパーパンクロック・ブラッディバイオレンス・ノンストップローリング・ウルトラクレイジームービー>

『狂い咲きサンダーロード』
タイトルからまったく作品の内容が想像できないがゆえにある種のカルト映
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ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

3.6

<鳴りやまないでロックンロール>

ゼロ年代の邦画ってどこか退廃的っていうかぼんやりした空気感が漂ってて、何をしたってうまくいきっこないよ、みたいな雰囲気の作品が多いような気がする。でもわたくしそんな
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

<Dear,あの日の少年>

グーニーズ、良い映画だったのよさ!なんて口がさけても言えないよなあ。だって全然ワクワクしないんだもの。「まぬけ組」っていうのがグーニーズって名前の由来なんだと。でもよお、
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.0

音楽の力と奇跡の能力(超絶的音楽センス+絶対音感)を信じて、行方の知れない家族との再会をもとめる、フレディ・ハイモアくんの母をたずねて三千里。

チェロ奏者(母)×ロックミュージシャン(父)が運命の出
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野火(2014年製作の映画)

4.8

<戦争を噛み締める>

語弊を招かないためにも、こういった表現はあまり使いたくないのだが、塚本晋也は気狂いにちがいない。でなければおそらくは1960年生まれで御年56歳という公称はでたらめである。なぜ
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生きる(1952年製作の映画)

5.0

<いまに生きる>

今、この瞬間を私は生きているだろうか。…なんていうセンチな自問自答は私生活をいとなむ上であまりしなくなくなった。いや、実のところそのようなことに関心を持たなくなった、といった方が正
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スチュアート・リトル(1999年製作の映画)

2.8

2016年、元旦の衝撃。申年なのにネズミ映画で年明け。
ヤバい、なにこれ。どうしよう、意味わかんない…
人間の家族にネズミが養子にくるとか、マジ設定がラリってる。もはやファンタジーというよりむしろホラ
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ウォータームーン(1989年製作の映画)

-

その男、長渕剛につき制御不能。
今や日本ロック界の重鎮的な存在である長渕剛の主演映画、第二弾。

僧侶で宇宙人という、まさに「ろくなもんじゃねえ」主人公を剛が熱演…って演技じゃねえ!!これ剛のままじゃ
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.9

A long time ago in a galaxy far, far away....(遠い昔、はるか銀河系の彼方で…)

一瞬、劇場に完璧な静寂が起きた。まるで宇宙に放り出されたかのようだ。息が
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.8

この作品は正直、鈴木亮平ありきの映画だなぁ…という感じかと思っていたけども、でも実際そのとおりでした(笑)

しかし!ここまでキャラに似せてくると、もはや彼の演技に対して文句をつけるところなどまるでな
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タイガー 伝説のスパイ(2012年製作の映画)

3.2

"いまを躍進するボリウッドが放つ、インド版「007」!" "インドで歴代興業収入第2位を記録!空前絶後のスーパーアクション!" と、大体こんなような触れ込みだったと思う。つられやすい性格なので、「あ>>続きを読む

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

3.8

<どんな名優も、子供と動物には場面を喰われる>

世の中に野球映画は数あれど、ベアーズほどデタラメなチームはおそらくないだろう。ユダヤ人や黒人、威勢だけは一丁前なちびっこにカロリー摂取が趣味のオデブ
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ぼっちゃん(2012年製作の映画)

3.4

この映画が語る「秋葉原無差別殺傷事件」の核心について、それを100%鵜呑みにするつもりはないのだけれど、それでも観賞後、心のどこかで犯人に同情してしまう自分がいる。

慢性的な孤立感に苛まれた犯人、梶
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