この映画をみた今、僕が劣等感を抱えながら生きて行く上で、たとえば眉間に皺をよせ、道行く人を睨んだとしても、それはただ勘違いな奴というレッテルを貼られるだけで、そもそもこの映画の主人公に課せられている苦>>続きを読む
祝!カナダ・モントリオール国際映画祭を征した、戦後の大女優「サユリ・ヨシナガ」の凱旋映画。
テレビやラジオコマーシャルの熱の入れようから、これは涙ちょちょ切れもんやでと期待はしていたのだけれど、まこ>>続きを読む
世界にその名を轟かせることになった、巨匠、黒澤明監督の金字塔的作品。
「羅生門!!」と画面いっぱいに映し出される看板のどアップからはじまる、あまりに唐突・奇抜なオープニング。そして間髪入れずに、凄ま>>続きを読む
園子温がミュージカル映画だって!?
-なんかラップでバトルするらしいよ、メーン。あ、しょこたん出てるよ、メーン。ちなみに今週末で上映終了だぜ、メーン。
…せ、せんえんかして♪
というわけで、お金の重>>続きを読む
何事にも準備期間が必要である。それは例えば世界に誇れるような技術や文化においても言えることで、構築されてきた歴史があれば、そのはじまりは夜明け前の暗闇のようなものかもしれないが、クールジャパンの代名詞>>続きを読む
黒澤明の弟子である小泉堯史監督の時代劇。
10年後に切腹を命ぜられた武士を演じた役所広司の演技は圧巻。
反面、師弟愛とか家族の絆とか友情とか、とにかく描きたいことがありすぎてまとまりきらなかったとい>>続きを読む
きのうの夜、駅前のゲオさんでぼくはDVDを借りた、神聖かまってちゃんとかいうロックバンドの映画だ。向かいのTSUTAYAにごめんと言いながら家に帰って再生開始。しかし、5分たっても10分たっても、なに>>続きを読む
シカゴのストリートに店をかまえる床屋さん、その名もズバリ「バーバーショップ」
約半世紀も昔から受け継がれてきたこの店を3代目のカルビンが切り盛りしている。地元に根づいた床屋は町に住む人たちのたまり場>>続きを読む
自然に根づいて自然に生きてく。
ナチュラルに生きるとはこんな感じだろうかと、鑑賞したあと少しうらやましくなった。
道には隙間なくアスファルトが敷かれ、空を眺めようとすればビルの森がそれを拒む。道行く>>続きを読む
最近なんだかかったるい…なぜだと疑問に思っていたが、そういえば近頃映画を見ていないことに気づき、フィルマークスを久しぶりに訪れてみたら、なんとびっくり最後のレビューが1ヶ月半も前だった。
ということで>>続きを読む
やあみんな、ぼくはグレッグ!
アメリカに住んでるごくごく普通のJr.ハイスクールのスチューデントさ♪
家ではいじわるな兄貴と乳臭い弟の間に板挟みにされた生活を送ってるみじめな次男なんだぜ、かわいそうだ>>続きを読む
2013年に惜しまれつつも他界した名優、三國連太郎主演、唯一の劇場未公開作品。
海辺の寂れた小さな漁村で、一家二世帯で暮らすある家族の葛藤を描いた本作。
認知症、終末医療、尊厳死、核家族化など、現代>>続きを読む
世界中が震撼した実在のテロリスト、カルロスの波乱の人生を描く伝記映画。
上映時間5時間30分、全3部構成ってどんなスケール の映画だ!?ってな感じで興味津々で観に行ったはいいものの…これは予習が必要>>続きを読む
希代の王妃、マリー・アントワネットの半生を、可憐な映像と奇抜な解釈で描く、ものすごく甘くてちょっぴりピリッとくる、お砂糖とスパイスでできた、ソフィアコッポラ監督のガールズムービー。
マリー・アントワ>>続きを読む
ビジュアル面を無視して恋愛要素を取り除いたら、星新一のショートショート作品にありそうな話の展開。あと映画はスマホで観るもんじゃないと痛感させられた記念すべき作品(笑)
綾瀬はるかになぐられる主人公の>>続きを読む
犬神家=にしおかすみこの逆立ちのネタ。
金田一=某推理漫画、じっちゃんの名にかけてる少年の事件簿。
ワオ!すげー組み合わせじゃん!!どんなコメディなんだろ?
←以上、観賞前の私(あほ)
作品に関する>>続きを読む
これはすごい映画だ!
時代は朝鮮戦争の真っ只中。
先の見えない泥沼合戦に、こいつはあかんと先を見かねた映画監督。
ロバート・アルトマンが、テレビ畑出身の彼独特のドキュメンタリータッチで切り取った映像と>>続きを読む
恐竜の園、ジュラシックパーク。
言わずと知られた、スティーブン・スピルバーグ監督のアトラクション超大作。
南米の奥地。大規模な掘削作業が進められている。発掘された物の中にお目当ての品、琥珀がある。中>>続きを読む
核心に迫るVol2。
前作(vol1)とは一変、回想録や内面的な描写の多く、そのギャップに驚かされる(代名詞である戦闘シーンはもちろんあります)。
ついに語られる主人公の過去、復讐の経緯、そしてビ>>続きを読む
噴き出す、鮮血。
降り注ぐ、鮮血。
頬を蔦る、鮮血。
黒部ダムの放水並みに水しぶき…もとい、血しぶき舞う、言うなれば、放水型ぶらっどアトラクション。
ああ、この映画をつくった人は…たぶん自分>>続きを読む
父親の姉が殺されたらしい。名前は
-松子。
叔母にあたる彼女は、ぼろアパートで独り暮らし。住民からは「嫌われ松子」とよばれ煙たがられていた。
存在を知らされていなかった叔母の突然の死。
仕事で都>>続きを読む
シリーズ4作目。そしてコワすぎ初鑑賞。
…恐い。
ホラーがトラウマになった「リング」の10倍こわい(当時小5)。
フェイク(似せ)ドキュメンタリーと銘打っているにも関わらず、なぜか説得力抜群の恐怖>>続きを読む
深田恭子&土屋アンナのザ・はまり役ムービー。
とにかく、このお二方は演技というより素じゃん!というくらい役にはまりまくってます(たぶん台本なくてもアドリブでいけるレベル)。
ロココおフランスに憧れ>>続きを読む
漫画「20世紀少年」の作中にはこの映画を連想させるようなシーンが幾度も出てくる。
どんな映画なのかと気になって、気になりまくって眠れない日々が続いた15の夜(嘘)。
なんやかんやで月日は流れ、今ようや>>続きを読む
ツレションならぬツレ映画鑑賞(初)。
鑑賞するつもりはなかった作品だが、半ば強引に劇場に拉致られ、うわ~ひさびさの映画館やわー、と大スクリーンに感動し涙を流していると、気づいたら映画が終わっていた。>>続きを読む
ナイトクラブの雇われシンガー(ウーピー・ゴールドバーグ)。
彼女は、とある事件の犯行現場を目撃してしまう。
警察に真相を打ち明けたが、とりあえず身の安全が最優先、かくまったるからついてこいや、と連れて>>続きを読む
シンクロ♪チャチャチャ
シンクロ♪チャチャチャ
シンクロ♪チャチャチャ
あゆれでぃ?イェーイ!!
でおなじみ元祖ウォーターボーイズ。
テレビドラマ化もされたが、やはり初代映画が最強。
男のシンクロ>>続きを読む
困ったときには「スパカ…スパカリっ…スパ…」言えない…
メリーポピンズ!僕のところにも来ておくれー!
そしてこの大量にある課題の楽しい終わらせ方を教えておくれー…
と、この映画、マジカルスーパー家庭教>>続きを読む
ハイ!少林最強!!
以上、めちゃくちゃおもろい。
幼少の記憶の数倍おもろい。
優勝杯はたぶん発泡スチロールだけど、おもろい。
一度は見るべし。
世界の北野武、初監督作品。
戦慄の男、我妻。職業、刑事。
その男、登場した瞬間から異彩を放つ。
公園でホームレスに集団リンチをかけた少年グループの主犯格の家に押し入り、暴力で自首を強要。
彼は暴行>>続きを読む
これはあかんやつやー!!
二作目でド壺にはまったゴジラの逆襲。
前作のインパクトが強過ぎたっていうのもあるかもしれませんが、にしてもこれはラジコン大戦ですよ(笑)
明らかにストーリーも前作より遥かに劣>>続きを読む
1シーン1カット74分。
ぶっつけ本番、一発撮りのドキュメンタリー。
時は2009年、元旦。
吉祥寺のとある神社から、事は動き出す。
フォークシンガー、前野健太と
鬼才、松江哲明がタッグをくみ>>続きを読む
高校生からお座敷遊びに憧れている、三度の飯より舞妓好きな主人公が、転属になった勤務先は、なんとメッカ「京都」!
浮かれまくって、早速お座敷の門戸をくぐろうとするが、戸口閉め出しあっさりと、一見さんお断>>続きを読む
うそ…
なにこの威圧感…
ごめんなさい…ゴジラさん。
許して、ただのトカゲの化け物とか言ってごめんね。
こりゃ当時はリュミエール兄弟並みのインパクトだったでしょうね。
今見て粗が探せない完璧なまで>>続きを読む
ニューシネマの傑作として呼び名の高い本作品。
ヤクの売買で稼いだ金を元手に、主人公の二人組(デニスホッパー、ピーターフォンダ)が謝肉祭の開かれる町をめざし、バイクでアメリカ大陸を横断する。
大まかな>>続きを読む
感無量。
今までこれほど強いインパクト、また、人生観が変わるほどの強烈なメッセージ性を感じた作品は見たことがありません。
まずこの映画を観賞した際にとてつもない嫌悪感を抱く可能性を挙げておきます。>>続きを読む