かふちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

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切ないキラキラ系青春映画かと思って観たら、下ネタ多めのおふざけラブコメだったんですね(笑)

でも、心の奥底に眠っている学生時代の思い出ってだいたいこんな感じだよね~と妙に共感。大人になった今、もう経
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東京夜曲(1997年製作の映画)

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下町の商店街を舞台にしたとても小さな群像劇。みんな誰かの噂をしていて、過去のこともすぐわかってしまうからこその切ないラブストーリー。

人の縁というのはやはりタイミングがあるんだよね。なにかボタンの掛
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殯の森(2007年製作の映画)

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美しい景色と主演2人の演技は素晴らしかった。川に入っていくおじいちゃんを止めようと子どものように泣きじゃくる尾野真千子に狂気すら感じる。

殯=喪あがり。喪失から立ち直るという好きなテーマだけどなぜだ
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サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

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9代続くアオザイ仕立て屋の後継者である主人公が、タイムスリップして未来の自分に出会う。

お洒落でポップで楽しい。ちょっと「プラダを着た悪魔」を彷彿とさせる。

伝統文化を守る大変さと、当事者だからこ
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南極日誌(2005年製作の映画)

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南極探検という極限状態の中でどんどんおかしくなっていく人々の物語。設定はとてもいいのに、絵変わりしないせいかなぜだか途中で飽きてしまった。

昔のイギリスの探検隊の話で謎の匂わせなどせずに、ある種悪役
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道成寺(1976年製作の映画)

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セリフ、ナレーション一切なしのサイレント人形劇。

道成寺の物語は元々知っていたけれど、正直そこまで表情に変化のない人形(そういう仕掛けがない)を用いて、ここまで感情を表現できるのは凄いと思った。追う
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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アクションは前作の方が好きだけど、ゆるゆる加減はパワーアップしていて、こっちの方が好き。

殺し屋界隈のつながりとかルールもはっきりしてきて、登場人物それぞれの行動の理由も分かりやすくなってる。ちさと
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頑固者(2018年製作の映画)

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ウォーキングデッドのグレンとタラの共演ということで探したらYouTubeにあった。ほぼスティーブンユァンの一人芝居&ワンシチュエーション。

いかにも短編な結末だが、最後の奥さんの言葉にゾッとする。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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いかにも冷めたZ世代な2人の、普段のゆるーいやりとりとキレキレのアクションのギャップが観ていて楽しい。切っても切れないような2人の関係性もいい。

なんだかみんなどこかネジが外れてるんだけど、楽しそう
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

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ニコラスケイジが落ち目になった自分を演じる。過去の栄光かのように出演作の話題が登場するのだが、私自身があまりニコラスケイジの作品を観てなくて残念。これはファンは堪らないだろうなぁ。

自分の人生と、脚
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バービー(2023年製作の映画)

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話の流れはフェミニズム映画という感じだけど最終的な着地点は、男女関係なく「ありのままの自分を愛せ」というメッセージでは?実はケンが気付きを得るまでの物語がメインなんじゃないかという印象。

とにかくカ
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監視者たち(2013年製作の映画)

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検挙はせずにあくまで対象を監視するだけの裏方チームの物語。それもあってか登場人物のプライベートな部分はいっさい描かずひたすら追う追われるを描くというハードボイルドさにこだわりを感じる。ストーリーは物足>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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嫌悪感と怒りしか湧かないが見応えある実験だった。顔出しOKな男性との唯一のまともな会話に安堵の涙を流す姿が印象的。仕掛人といえど受けるストレスは相当なものでしょう。でもあの男性も未成年と会話しようなん>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

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えええ、思ってたのと違う!全然違う!!てかソ・イングクよ(笑)!!
なんかアジョシ俳優たちがカッコいい作品でしたね。

面白かったけど、モンスターバースでも始めるつもり??

呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

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黒幕がすごく分かりやすかったのが残念だけど楽しめた。ヨンサンホ脚本ということで、新感染半島に続き再びのカーチェイス。モンスター自ら運転して追ってくるのは笑った。勧善懲悪なラストも一捻りあって良い。>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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夫の浮気を疑う主婦が、プレイボーイな父と探偵ごっこをする話。

年をとっても恋愛脳で、女性にセクハラまがいな声かけを欠かさない父ビルマーレイは今の時代的にはかなり気持ち悪いけど、父娘でドタバタやってる
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テトリス(2023年製作の映画)

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テトリスの版権を巡る駆け引き。これが実話ベースなのがまず凄い。適度な緊迫感とシリアスだけどところどころに差し込まれるドット絵演出がかわいいく緩急ある独特の世界観。音楽もアガる。
しかしやっぱり怖いねロ
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それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

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よくある展開と言ってしまえばそうなんだけど、それでも心は温まるし、感動してしまったのは、やはりパクジョンミンの素晴らしい演技のせいでしょうか?

沈黙、愛(2017年製作の映画)

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タイトルの感じからなんとなくそんな気はしてたけど、さすがにそこまでは思いつかなかった(笑)金持ちのなせる技。

まあ確かに愛なんだけど…それでええんか??って思ってしまい、感動とはならなかったかな。
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

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1997年の韓国のIMF金融危機の話は、韓国作品を追っているとよく出てくるのだが、いまいちよくわかってなかったので、単純に勉強になった。

9.11とか3.11でも同様に混乱に便乗して利益を得た人たち
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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うーん楽しくは観たんだけど、これ別に製作する必要なかったんじゃない?とも思った。インディが古くさい時代遅れのおじいちゃん先生みたいに描かれるシーンは悲しくなっちゃった。やっぱりインディは自分の中でヒー>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

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アセクシャルな主人公の視点から、社会がいかに恋愛至上主義、(そしてそれは必ず異性愛が前提である)かが可視化される。

宇宙戦争観たことないのだけれど、トムクルーズの走りっぷりはかなり気になるな。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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設定はおもしろいんだけど、物語が結局それを超えてこない感。キリスト教的世界観は日本人には理解しにくいというのもありそうだが。

ウェンがなにか重要な役割を果たしそうだったけど、なんの伏線でもなかったな
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陽炎座(1981年製作の映画)

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おイネさんって楠田枝里子だったのか!?

案の定わけがわからなかったので、ちょっと長すぎた。でも抽象的なシーンはやっぱりインパクト抜群、とても美しくて嫌いじゃない。

ほおずきの中に消えていく品子。

猫たちのアパートメント(2022年製作の映画)

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団地全体を巻き込んだなにか大きなムーブメントが起こるのかな?と思ってたがそこはまあドキュメンタリーなので。どちらかというと「岩合さんのねこ歩き」に近い。

避妊手術せずエサを与えまくった団地の元住人た
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

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ホラーのようなおとぎ話のようなよくわからない物語だけど、不思議と144分苦痛なく鑑賞できる。

楽器弾きながらリズムに合わせて股を広げるコメディみたいなエロがあるかと思えば、男の睫毛を舌で舐めたり、熟
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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何度も観てるけど、あのシーンは何作目だっけ?っていうのを毎回答え合わせしてる感はある(笑)プロペラで頭ぐちゃは失われたアークでしたね。あと顔溶けるのと大量の毒ヘビ。

大人になってから、まぶたに
「L
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

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夫を冤罪による死刑で失った妻のその後。罪と贖罪の物語。イランの映画だけど、日本人には独特の文化と価値観に驚かされる。

冤罪もまた神の意思だという考えはとくにびっくり。でも誰もがそれで割りきれるはずも
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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漫画原作だから当然なんだけど、いかにも漫画的展開。都合よく現れる窪田正孝。

永野芽郁がイメージとはガラリと違うやさぐれ女で頑張ってたけどちょっと物足りないかな~なぜあえての永野芽郁だったんだろ!?(
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バニシング:未解決事件(2022年製作の映画)

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臓器売買が絡むハードめ韓国映画っぽい内容ながら、韓仏合作で監督もフランス人のせいかどこか韓国映画と違う空気。

マジックが得意で英語を話すが主役としてキャラが立ってないユヨンソク。

ぼーっと観てたら
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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悲しみを乗り越える力と、弱者を誰一人取りこぼさないという気概、そして仲間との友情というヒーロー作品の王道に立ち返る集大成にふさわしい作品。泣いて笑ってやっぱり大好きですね。

クレイジーだったはずのネ
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

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MCUどんどん拡大していって付いていけない人間からすると、そうそうこんなスピンオフでいいのよ!と思える作品。こういうのほほーんとした番外編が見たい。

ケビンベーコン好き!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

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公開当時、映画館で号泣したのだけど、久々に見直してまた泣く。

でも邦題を「リミックス」にしたのだけはいただけない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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マーベルで一番好き。GotGだけはこれからも定期的に見直すと思う。シンプルに楽しいから。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

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黒澤明のオリジナルは観よう観ようと思いつつ未見のまま先にリメイク版を機内鑑賞。

まさに生きるとはどういうことかを問う映画。自分が楽しむことも誰かのためになるのもどちらも素晴らしい。

「死後まわりか
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