かふちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

呪詛(2022年製作の映画)

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ネット上でかなり怖いと盛り上がっていたので、ちょっとビビりながら観賞。

結論から言うと全然怖くなかった。確かにアジアンホラー特有のジメジメさと土着信仰からくる怪異に気味の悪さはあったものの、実際ビビ
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パイレーツ(2014年製作の映画)

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キムナムギルは好きだし、出演者も豪華、美術もそれなりにお金かかってそう、ストーリーもコミカルなアドベンチャーで好き。

でもCGのクオリティどうした!?って感じ。なんかそこにはお金かけらんなかったのか
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福岡(2019年製作の映画)

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韓国から福岡に旅行にやってきた韓国人たちのゆるーい散歩の様子。

作中、なにもかも多くは語られず、リアルとファンタジーの間を彷徨うような感覚。なにか大きなヤマ場があるわけではない展開も心地いい。とにか
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なまず(2018年製作の映画)

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結構共感できる物語だった。一度疑ったら今まで通りの関係ではいられないし、ちょっとダメな男によるラストのあの一言で「ほれみたことか」ってなる感じも女性監督らしい視点な気がした。

その諦念のような気持ち
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走れロム(2019年製作の映画)

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ベトナム貧困層の闇が深い暮らしぶりとその中で親もなく生きる少年たちの必死さを疾走感でうまく表現していたけど、いかんせん何が起きてるのかよくわからなかった。どうやら検閲が入っていて大幅にカットされている>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

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殺人逃亡犯となった男と、巻き込まれていく周りの人々。衝動的で本能のままに動いている感じだが、人たらしで逃亡先で出会う人には信頼されるしモテる。なんなら助けてもらえる。だからこそその相手をあっさり殺して>>続きを読む

羊飼いと風船(2019年製作の映画)

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輪廻転生を信じるチベットの宗教観と中国の一人っ子政策の間で翻弄される家族の物語。

まず風船ってそっちかい!というツッコミからスタート。厳しい言い方をすればちゃんと"風船"を管理してしっかり避妊しなさ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

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ソーの物語ってMCUの中でもかなり重くて悲しいと思う。それでもタイカワイティティがうまくおふざけにもっていってくれていてなんか救われる。ちょっとやり過ぎ感はあるけど(笑)

ガーディアンズの出番少なく
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ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

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開始15分で早速寝てしまったけど、改めて見直したら結構好きかもな作品。エンドロールのおかげでよい余韻が残る。

ジェームズディーンの夭逝は有名だけど、こんなに出演作も少なく活動期間も短かかったのか!そ
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

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自殺した親友の過去を辿る旅。

ちょっとクサいこのタイトルをそのまま台詞に使う感じは苦手だけど、仲野太賀がご飯を食べながら号泣するシーンはすごく良かった。

もし親友も崖の上でおじさんに出会い、ご飯を
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

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お金かかってそうだしどうやって撮ったんだろうと思うシーンがたくさんで、とくにカーアクションのシーンはハリウッドじゃん!と思ったくらいの大迫力。

ストーリーはお得意の南北問題が主軸。だけど、韓国の民主
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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元上司と部下という関係から生まれたある因縁をめぐるこりゃまた濃厚な男同士の物語でしたね。

なによりアクションが凄い。もうやりたい放題って感じで、犯人確保のために街中で激しすぎるドンパチやるのは警察の
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三姉妹(2020年製作の映画)

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前半パートが長く地味にキツい話でこのまま終わるのか?と思っていたら、続きがあって。長かった前半の謎解きをするかのように三姉妹の過去の出来事が紐解かれていく。その事実を知れば、三者三様の姉妹の生き方もど>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

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ゴールデンカムイを読み興味を持ったので。そちらはアイヌ文化を紹介する要素が強いのに対し、この作品はアイヌ文化を継承していくことの難しさにスポットを当てている感じ。

アニミズム的文化は民族の生活様式の
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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とにかく愛に溢れる優しい物語で、「家族」の定義とは?とかいろいろな問題提起もあったとは思うのだけど、何故だか感情移入できなくて、見終わったあとはうーん、普通…という感じ。仰々しくテーマを掲げた割にはあ>>続きを読む

ひかりごけ(1992年製作の映画)

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映画としてはすごく退屈。あらすじ通りの出来事しか起きないので。

ただとても考えさせられる作品。極限状態の中での自分の倫理観が問われる。仕方ないかなぁと思ったりもするが、遺族側の視点になれば、家族食べ
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デッドウォーカー・インフェルノ(2015年製作の映画)

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評価低いけどおもしろかった。まあかなりグダグダだが。とくに終盤。

それでも特殊部隊出身という設定の主人公チームなので、突然ゾンビが現れても一切動揺なし、そしてめちゃくちゃ強い。アクションも派手。大切
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黒い家(1999年製作の映画)

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大竹しのぶの狂気が振り切ってて、逆に笑ってしまうやつ。かなりのジメジメさと本筋とは関係なく聞こえる謎のジジジ…というノイズ、当時の荒い画質が今観ると怖い。

そして夫婦それぞれのイメージカラー?である
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

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芳根京子が好演してるのはよかったけど、めちゃくちゃヘヴィーな話なのにすごく薄い。芳根京子の話も北川景子の方の話も中途半端になってしまった感じで。あまり驚きの展開でもなかった。

ちょっと男性を悪く描き
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

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なにも知らずに観て、もしかしたらミッドサマーにめちゃくちゃ影響与えてないかこれ?と思ったらやっぱり元ネタとのこと。

こちらの方が、ご陽気なミュージカルさがありながらもサスペンス要素も強くておもしろか
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

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ある意味胸糞映画というか、他国の話とはいえ虚しさに心折られるドキュメンタリーだった。

ルーマニアに限らず世界中で同様のことが起きてるんだろうなぁと日本の現状も憂う。むしろここまで腐敗と戦ってくれる人
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シャンハイ(2010年製作の映画)

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なんかのっぺりしててこれといって印象的な展開もなく退屈だった。

エキゾチックな雰囲気とコン・リーだけが魅力的。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

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ちょっとずつ謎が明らかになっていくジワジワ加減がちょうどいい!

タイムリープものは複雑になりがちだけど、低予算が功を奏したのかコンパクトにまとまっていてわかりやすく、かつ面白かった。あの店員は何者!
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

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長年平和を守ってきたけど、不老不死が故の苦悩をかかえている影のヒーローたちの物語。人類の秩序を守ることがテーマではなく、彼ら人間の部分に焦点が当たった渋めなヒーローもの。

なんかいろいろ雑な気はしな
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配達されない三通の手紙(1979年製作の映画)

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長ーい前振り(伏線というほどのものじゃない)のお陰で、後半のドタバタ展開がおもしろかった。

豪華出演者のせいなのか、登場人物がみんな魅力的。とくに女優陣が個性たっぷりな役柄で、内容よりもそれぞれのキ
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朝食、昼食、そして夕食(2010年製作の映画)

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スペインの料理自体はあまり映らないのでお料理映画というよりは、食卓を囲んだ人々の会話からなる群像劇という感じ。共に食卓を囲むことによって生まれる人間同士の悲喜こもごも。

スペイン女性ってめちゃくちゃ
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ゾンビ・レックス 殺人ゾンビ恐竜 誕生/ゾンビ・レックス ~ジュラシック・デッド~(2017年製作の映画)

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探してるB級恐竜映画があるんだが、これでもなかった。

つまんなすぎて逆に面白くなってくるパターンのやつですねこれ。

予算なかったんだろうなぁと哀愁すら感じさせるチープなゾンビレックスがかわいい。
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国家代表!?(2009年製作の映画)

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長野オリンピックで日本が金メダルを取った裏で、韓国のスキージャンプの歴史が始まっていたことを初めて知った。

ドラマチックすぎるフィクションとはいえ、実話ベースのスポ根かつ素人チームの挑戦モノ、さらに
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オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

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せっかくの機会なので劇場で鑑賞。

何回も観てるしもちろんオチまで知ってても全然楽しめるのってすごい。

可憐なミド=童顔カンへジョンに羽根をつけさせて、暴力と憎悪渦巻く物語の中に唯一いる、まるで聖な
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江戸川乱歩の 陰獣(1977年製作の映画)

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推理モノとしても官能モノとしても中途半端だった。ただ不思議な世界観はクセになるので、もっとエロに振り切ってよかったような。

赤い部屋といい、ちょっと夢心地な空気感がなんかツインピークスみたい。

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

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もうホラー映画じゃんってくらいに怖い岸田今日子が、「お母さんの代わりにお父さんに復讐してね」って娘に言うところがピーク。継承される怨念。恐ろしや。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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ゾンビパニック映画と思ったら全然物足りないけど、たぶんそういう作品ではない。

こちらのゾンビは自分が生前執着しているものにのみ集まる性質で、自分だったらなにを探し求めて彷徨うんだろうと考えてみたり。
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

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弟との熱い信頼関係の話は有名な気がするけど、ゴッホの最期ってあんな感じなんですね。諸説あるようだけど知らなかった。

才能があるゆえに、人と感覚が違うゆえに感じる孤独がヒシヒシ伝わってくる。キラキラし
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

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「組織」がどんなものなのか、「博士」は何者なのか、少年少女たちはなぜゲリラとなったのか?そんな背景をほぼ描かないが故に、彼らの子どもらしい無邪気さ、不安や葛藤の部分だけに焦点があてられている。

彼ら
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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とりあえずジュード×マッツが観れたのでよし。序盤のレストランシーンから飛ばしてる2人の関係。

ストーリーも舞台がブータンに移ったりして派手さがあったので過去2作よりは面白く観れた。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

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うーん、2作目も盛り上がりにかけるなぁ。でも次のジュード×マッツのため…という思いで観た。