かふちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

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ヨーヨーマが立ち上げたシルクロードアンサンブルのドキュメンタリー。ヨーヨーマはじめ各国の伝統楽器奏者たちの生きざまを取り上げた作品。

伝統音楽を新たな形に変化させたり、別の音楽とごちゃまぜにしてしま
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TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009年製作の映画)

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戦地で命を落とした兵士を故郷まで送り届けるだけのストーリー。

すごくアメリカっぽいというか、戦争の是非はともかくアメリカ万歳!的な空気に若干のモヤモヤはあるものの、ひとりの兵士を送り届ける間に、それ
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渇き(2009年製作の映画)

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ヴァンパイアになったソンガンホなんてパクチャヌクの世界観だから許されるって感じ。シュールさとファンタジーと官能と暴力のアンバランスさがとても好き。

前半は冗長だけど、後半は虐げられてきたテジュが生き
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

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みんな酒癖悪すぎだなぁ(笑)それがストーリーを展開させていくんだけど。

上司から酔っぱらう度に電話かけてこられたら結構キツイなと思ったけど、なんか憎めないキャラなキムレウォン。

無駄にドラマティッ
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修羅の華(2017年製作の映画)

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ストーリーがわかりづらくて、何に揉めてんの?ってなってしまい、話に入り込めなかった。なので生き別れの息子との再会とか、キムヘスとイソンギュンの過去の話にも乗り切れず…。

ひとりだけド派手なキムヘスと
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共謀家族(2019年製作の映画)

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過去に観た映画をヒントに完全犯罪を企てる家族の話。そんなうまく行くかいなって思いながら観てたけど、予想とは違う展開に。

犯罪サスペンスではあるものの、腐敗した権力に対するメッセージがこの映画のテーマ
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少年の君(2019年製作の映画)

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貧困、出稼ぎのため不在の親、そこから抜け出すための熾烈な受験戦争。ただでさえ過酷な環境にいるのに、同級生の自殺をきっかけに自分に向けられるいじめ。そんな描写が続きなかなか苦しかった。

お互いを想うが
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大人図鑑(2017年製作の映画)

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父親を亡くして独りぼっちになってしまった少女の前に突如現れた叔父はポンコツ詐欺師。お金のため、結婚詐欺?を行う叔父に協力するハメに…という作品。

血の繋がった2人の距離が縮まっていく感じとか、騙して
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モモ(2016年製作の映画)

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韓国の15分の短編。元恋人のネコ(モモ)を譲り受けるすごいシンプルなストーリーだけど、同棲する今の恋人はちょっと複雑な気分。モモがはっきり登場しないのがよかった。それだときっとモモが主役のネコ作品にな>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

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私もオードリーのオールナイトニッポンを聴いたので観てみた。

思っていた以上にファンタジー。子供のころ憧れた野球選手たちが現れ、引き合わせてくれる若き日の父親。疎遠だった父親とのキャッチボールは主人公
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

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1995年、高卒OLであるが故に、能力がありながらもお茶汲みなどの雑務しか与えてもらえない女性たちの下克上。気分爽快なストーリーだった。

人生の大半を費やす仕事の時間を、人のためになるように使いたい
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

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ソウルメイトと呼ぶに相応しい女性2人の物語。相手を思うが故にすれ違い、憎しみあってしまう歯痒さ。観ていて苦しかった。

2人の心情の変化をとても繊細に表現するストーリーにも関わらず、主演2人の熱演や、
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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モータルコンバットに続きまたしても大味な作品。個人的にはキングオブモンスターズのテンションアガる感じは越えなかったかなという印象。

とはいえ、めっちゃ不機嫌なゴジラになかば無理やり対峙させられるコン
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わたしたち(2016年製作の映画)

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残り5分までずっと苦しい。

誰しも少なからず経験があるであろう子ども時代の人間関係の難しさと残酷さ。小さな世界でそれがすべてだと思っていたから、なかなか逃げられず苦しかったのを思い出す。

でもいい
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情愛中毒(2014年製作の映画)

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うーん、これは無理。

とにかくソンスンホンが身勝手すぎる。結局不倫を自らバラしてるし、ラストの展開もタトゥーもドン引き。でもって、不倫相手に夢中なソンスンホンの目がバッキバキで怖い(笑)

パラサイ
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カオス(2000年製作の映画)

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中谷美紀好きなんだけど、中田秀夫監督ってことで怖そうで避けてた作品。もっと早く観ればよかった。ホラーではなくサスペンスで怖くないじゃん。

二転三転する展開はもう一歩って感じだけど、中谷美紀がとにかく
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

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とても雰囲気のある綺麗な作品。雪が積もる寒い地域を舞台に、常に寒そうな登場人物と真っ白な外。そこに映えるネオン。

セリフが少なくて中盤まで分かりづらかったりはするけど、あまりガチャガチャうるさくない
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ウィッチ(2015年製作の映画)

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宗教感の違いから村を追い出され、荒れ地で暮らし始めた一家に襲いかかる魔女の恐怖。

キリスト教に敬虔過ぎて逆に不幸になっちゃっている。家族の関係も希薄でお互いに疑心暗鬼。そんなに信仰って大事か~?と日
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無頼漢 渇いた罪(2015年製作の映画)

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ストーリーの割にちょっと長さを感じたけど結構好き。ノワールに期待するとイマイチなので、ラブストーリーと思った方がいい。

くたびれた気の強めなお水の女が似合いすぎるチョンドヨンが絶対幸せになれない空気
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

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人間界と魔界が長年モータルコンバットという大会で戦っていて、現在9連敗中の人間界。10連敗すれば魔界に征服されてしまうため、勝つために選ばれた主人公たちの成長譚。

…なんだけど、もう途中からストーリ
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プール(2009年製作の映画)

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やりたいと思ったことはやるべきという考えのもと家族を置いてタイのチェンマイでゲストハウスを営む母と、そんな母を訪ねる娘。寂しさを抱えていた娘は母と微妙な距離感で再会を果たす。

母親の考えはごもっとも
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

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パリで暮らすセレブな奥様が主催したディナー。出席者が不吉な13人になってしまったので、急遽正体を偽ってメイドを出席させることに…こんなあらすじでロマンチックコメディと銘打っていたので、てっきりドタバタ>>続きを読む

詩人の恋(2017年製作の映画)

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ヤン・イクチュンといえば、「息もできない」のいかついチンピラ役ですが、同じ人とは思えないゆるキャラっぽさ(笑)
ドーナツ欲しさに家を飛び出す姿が最高。

パッとしない詩人の主人公と家計を支えながらも子
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ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

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最後までコメディに徹しててなかなか面白かった。ストーリーはあんまり頭に残らない系だけど、キムヨングァンの愛らしさが炸裂。個人的にはRed Velvetのくだりがウケた。なにも考えなくていいお気楽映画だ>>続きを読む

グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

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豪華キャストとマッドマックス的な派手さがあるものの、いかんせんストーリーがつまらなくて、退屈だった。

ラストに意外な事実が明らかになるものの、アクションよりもうちょっと人間関係掘り下げて欲しかったな
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

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リメイク?オマージュ?ってこともあり、王道な展開ではあるものの、キャストの豪華さとド派手な演出で楽しめた。

結局一般市民かつ女性に持っていかせるのもよかったし、チャラくてアツい男クリプラのダイナマイ
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

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問題抱えまくりの3世代の女たちの物語。ぶっ飛んだ登場人物やストーリーはまずあり得ないんだけど、さも現実によくある話みたいに描くアルモドバルが好き。

問題はなんにも解決しないんだけど、女ってこんなにた
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国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

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うーん、かなり渋い作品。そして地味。

だけど、政治やマスコミ、利権も絡んで現実社会はこんなもんよね~というのをなるべく忠実に描こうという思いは伝わった。一般市民にはあんまり希望がもてる社会ではないけ
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

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かなり変態である意味ホラーな作品だけど嫌いじゃない。

でもアントニオバンデラス先生のやりたかったことが全く理解できないんだけど…。むしろあれで納得できるのか先生?
 

依頼人(2011年製作の映画)

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珍しくちゃんと社会人として仕事してるハ・ジョンウの作品(笑)。チャンヒョクも好きなので、野性味溢れる男たちの共演という意味では楽しめた。

法廷ものということで、めちゃくちゃ台詞が多くて、劇的なシーン
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2046(2004年製作の映画)

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トニーレオンは相変わらずのかっこよさだけど、、花様年華の続きだと思うとなんだかなぁという感じ。なんであんなに軽い男になっちゃったの、トニー!って気持ちになった。

役者陣はとても豪華で、私はチャンツィ
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レイダース 欧州攻略(2018年製作の映画)

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なんか評価が低いけど普通におもしろかった。アメリカをコケにするオチもいかにも中国という感じで…

さすがにトニーレオンに歳は感じたけど、びっちり整えた髪が乱れて前髪が顔にかかったりすると、セクシー!と
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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「この1分を忘れない。君とは1分の友達だ」なんてロマンチックなセリフをはくレスリーチャンだけど、なかなかクズな男。刹那的に生きる男とレスリーのもつ消えそうな儚さがぴったり。

ウォンカーウァイが表現す
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

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なんだか心がヒリヒリする作品。

恋人を亡くしたばかりのトムと、誰かを暴力で支配することでしか人と関係を築けないフランシスの出会い。

フランシスの回りに人が近付かないように、第三者から見ればかなりヤ
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EXIT(2019年製作の映画)

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有毒ガスから逃れるため、ただひたすら上に上に逃げていく話。山岳部出身の主人公たちが体力と知識を駆使して都会のビル街でサバイバル。

いろんな道具を使ってピンチを乗り越えていくのが観ていて楽しい。
有毒
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最後まで行く(2014年製作の映画)

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自分のせいだけど、時間の都合で半分ずつ2日かけて観てしまったのがよくなかった!せっかくのよいテンポに乗り切れなかった感。

そんなうまくいくかね?ってちょっとご都合主義的ではあるけど、不気味で不死身な
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