メモさんの映画レビュー・感想・評価

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後まで集中して楽しく観れたけど、悪魔が子供に取り憑いてるだけあってその所業が手ぬるい。殺ろうと思えばいつだってやれるんだぞ!という緊張感に欠けているためクライマックスの対決もいまひとつ盛り上がらず…>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

現実世界を粘り強く構築する作家的体力がすさまじくて宇宙一の表現者ここにありと興奮したけれど、ファンタジーに舵を切った中盤以降、画面で行われていることに関心が持てなくなってしまった。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

4.0

T字路で作業員の運んでいる扉に遮られたジェームズ・ウッズが、反射的にルートを変更する。何気ない場面だけど、自由意志を失った人間を表す導線としてこれ以上ない演出に思える。

ズームイン 暴行団地(1980年製作の映画)

4.0

アンモラルな描写を積み重ねると、女の肌に触れる刃物がまるで本物に見えてくる。そうした効果を見込んで悪趣味をやっているのだとしたら天才だ。おそらくそうではないだろうが……。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.0

拳銃、車、男女という映画的装置を天から与えられても映画にならない人生がある。男の頭の妙な長さが郊外暮らしの閉塞感を象徴している。

釈迦(1961年製作の映画)

2.0

釈迦が王家ではなく貧民の生まれだったら、悟りを開くことはできたのだろうか?

熟れすぎた乳房 人妻(1973年製作の映画)

3.0

メモ:マニキュア、車、料金メーター

クラブで流れてるBGM、他の映画で聴いたことあるけど何だっけ?

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.0

映画がゲームのようになってしまった時代に、直球でゲームの映画がやってきた。

殺人蝶を追う女(1978年製作の映画)

4.0

とてつもない傑作になりえる題材を、つまらなそうに撮っている。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

当然泣く。が、「きっとこうだったのだろう」という憶測を撮ってしまう態度には危うさも感じる。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

1.5

前作の挑戦を無かったことにして、才能は血筋によってもたらされるという優生思想的なメッセージに帰結してしまった。3部作通して何をやりたかったのか最後まで分からなかった。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.5

スターウォーズに乗り込んで血筋の物語を否定するのはえらい。でも、その意欲を面白さに変換できるかはまた別問題。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

映画は、つぎはぎだらけの不格好な姿をしている。やり直せない過去(フィルム)を寄せ集めて作られているからだ。では、過去をなかったことにして理想の姿を描いたら何になるのか?それがビデオゲームだ。完全攻略さ>>続きを読む

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