MACCHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

MACCHO

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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.0

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依頼主のノックスが黒幕という、意外な展開。

キャメロン・ディアスの笑顔が眩しい。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.6

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現実と遡っていく記憶とを行き来しながら進行していく。
突如空間が変わったり、非現実的な映像を真面目に流すあたりは、バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のような演出。

忘れたいと思ってい
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.3

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俳優陣の歌唱力に圧倒される。

リーダーをどうするだとか、マネージャーの意見で動かされる部分だとか、男女の関係など、芸能界の裏側が見られるのも興味深い。

ジェイミー・フォックスの髪には、違和感があっ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.4

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インファナル・アフェアのリメイクだけあって、面白い。

俳優陣も豪華なので、尚見入ってしまう。

警察とマフィアの両組織の全てを知り、動かし、最後まで生きるのはコリン・サリバンかと思ったが、結局は死ぬ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

2.9

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殺し屋に追われる様を描いているが、静かに進んでいくため、余計に緊迫感がある。

また、それを助長するいかにも悪役然としたハビエル・バルデムの存在感が圧巻。

ただ、後半はやや話が分かりにくくなる。

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.4

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ナレーションで進行していく部分が多く、説明的になっている印象。

地理を活かして善戦するも、抜け道を知られて結局は敗北。

ただ、その後話を聞いて4万人の兵士が立ち上がり、戦地で死ぬことを尊ぶスパルタ
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.4

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論理的な頭の良さとユーモアを兼ねている点、ロバート・ダウニー・Jrはアイアンマンに似たキャラクター。

ブラックウッドの、魔術と称した化学による手品をシャーロック・ホームズがタネ明かしをする。

可も
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

4.2

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天才同士の対決ということで、互いの仕掛け合いに唸らされ、脚本の素晴らしさを感じる。

サスペンスらしい緊迫感は前編から衰えることなく、時間の長さは全く感じず、通してみてほとんどけちをつけるところはない
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

4.1

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犯罪者を裁くということで、最初は議論の余地がある問題のようだが、徐々に罪のない人にも手を加えるようになっていく。

犯罪のない世界にするという、理想を達成するために邪魔を排除しているとすると、夜神月当
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.6

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ストーリー自体が、起伏があってつい夢中になってしまうということはないが、扱っているテーマが良い。
もっと言うと、最後の復活祭での神父の説教のためにある作品という印象。

人間の価値は、何を拒否するかで
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

2.7

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金のある男と愛のある男の間で揺れる女。

きみに読む物語に近いようでもあるが、ミュージカルなのもあってかやや退屈。

最初は馴染みのある音楽やコミカルな動きなど明るい雰囲気だが、徐々にシリアスになり、
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舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

3.0

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終始阿部サダヲの独擅場で、それを楽しむ作品。

話自体にはあまり中身がない。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.3

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聞き馴染みのある曲が多く、テンションが上がる。

ストーリーは、父親が分からない女性が結婚式に候補3人を招待するというドロドロしたもの。
それでも、音楽と役者のハイテンションで爽快さの方が前面に出てい
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

2.5

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あまり共感できる部分がなかった。

同じような作品で言えばキューティ・ブロンドがあるので、そちらの方が断然良い。

マーク・ダーシーが新しい日記帳を買ってあげるラストは良かった。

英国王のスピーチや
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ミスト(2007年製作の映画)

4.4

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緊迫した状況に、序盤から一気に引き込まれる。

虫が窓にぶつかってきたり、隣の薬局に行った時の緊張感の中での物音だったり、びっくりさせられる場面もいくつかある。

また、混乱した状況の中で人々が簡単に
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.7

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2人の男の間で揺れる恋という、生々しさが良い。

認知症の妻に寄り添うデュークは切ないが、正に誰にも負けない愛というものが感じられ、一緒に死ぬラストは綺麗。

ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクア
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.0

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コクリコ坂からもそうだが、宮崎吾朗監督の作品は、やや大人向けのテーマを扱ったジブリ作品という印象。

死があってこその生、死から逃げることは生から逃げることなど、もはや哲学的。

手島葵の歌声は美しか
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.7

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施設内のドラマということで、何となく17歳のカルテが想起された。
とは言え、世界観への入り込み易さや人間関係の厚みがよりあって、特に前半は心地良い。

後半は、共に父からの虐待があったグレイスとジェイ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.1

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空港で、サクがどうしても今日オーストラリアに行くと強く訴えるシーンが1番感動。

死んだら忘れられると言い、写真を撮ったり恋人の未来を想ったりする広瀬亜紀の言動には、考えさせられる。

ただ、全体とし
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.7

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お互いに好意を持った松崎海と風間俊は実は兄弟だった、かと思いきやそうではなく、親は親友同士で風間俊の両親亡くなったために松崎海の親が面倒を見たということだった。

今では想像できない、戦時の複雑な親子
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.8

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2階の理髪店で殺した客を1階に落とし、焼いた上でパイにして売るえげつない男女。

最後は復讐を果たすも自身の妻も気付かず自ら殺し、騙したパートナーも殺した上で、雇っていた少年に自分も殺されるという衝撃
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黄泉がえり(2002年製作の映画)

3.4

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僅かな時間しか出ない人も含めて、役者が豪華。
それで多少はポイントが上がる。
竹内結子、石田ゆり子は綺麗だし、哀川翔は若いし、山本圭壱はガッツリ出ている。
その他も、ほとんど名の知れている俳優陣。
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

不器用だけど、素直で実直なビクター・ナボルスキーのキャラクターを堪能する映画。

それが如実に現れる、ヤギの薬を持ち込んだ者を助けた時や最後にニューヨークへ入るため空港を出る時の周囲の騒ぎようには感動
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終始殺し合いで、グロテスクな映像のオンパレード。
その凄まじさは、18禁でも良いのではないかと思うほど。

ドキドキと怖さと気持ち悪さと共に、完全に映画の世界に入り込まされる。

素直に殺しに走る、自
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

こうならないようにという戒めの一方で、なってしまいがちだという共感もできるだらしない毎日からスタートする。

深い思い入れもなく始めたボクシングは、やる意味があるのだろうかと、思うほどのキレとやる気の
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.7

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アクション映画ながら、ドラマもしっかりしている。

金庫を引きずりながらの圧巻のカーチェイスというのは、おそらくこの作品でしか見られないだろう。

ただ、10トンの金庫を乗用車で牽引できるものなのかは
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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

10万本の矢を敵から集める、水軍の要である人物を裏切り者に思わせて曹操に切らせる、風向きが変わることを計算した火攻めなど、孔明と周瑜の作戦がハマっていく様が楽しい。

前作よりも長さは感じず、ほとんど
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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

劉備軍の将軍や周瑜の圧倒的な強さが光るアクションが良い。

八卦の陣などは面白みもあるし、人数の圧倒的に多い曹操の軍を蹴散らしていく様が気持ち良い。

それだけでなく、孔明が孫権と周瑜に働きかけ、協力
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ピンポン(2002年製作の映画)

2.9

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アイキャンフライの元ネタがあったことを、初めて知った。

途中からギアを変えて練習に励むペコとスマイルには、熱いものを感じる。

ただ、キャラクターが独特過ぎるからか感情移入があまりできないのと、スト
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.5

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ミュージカルはあまり好まないのだが、この作品は面白かった。

殺人者になっても、逆にその事実やマスコミを上手く使ってのし上がっていくというストーリー。
それもさることながら、俳優陣の歌や踊りが力強く元
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

話の筋にしてもそうだが、人類の終わりを思わせる極限状態はインデペンデンス・デイを想起させられる。

当時スティーヴン・スピルバーグ史上最高の制作費をかけただけあって、地割れやビーム、混乱し逃げ惑う人々
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

5.0

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上の句と立て続けに鑑賞。
初めて1日2回映画館で見たのは、作品の魅力に依るところも大きいかもしれない。

何のためにかるたをやるのか、その目的はひとつじゃなくてもいいのではないか、上手くいかない時は1
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

5.0

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初っ端千早のかるたを取るシーンで、一気に引き込まれる。
その想像以上の激しさと、広瀬すずの全身全霊を込めた演技に圧倒される。

広瀬すずは海街diaryの大人しさからは一転していて、演技力の高さが光る
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

現在の息子が過去の父に指示を出して事実を変えていく、その様はバック・トゥ・ザ・フューチャーのよう。

無線機で繋がる場面はワクワクする一方で、死んだはずの人と話せるということへの感慨深さがあった。
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

2時間半、ここまで一瞬の間延びもなく見させてくれる映画はそうないと思う。

アントマンやスパイダーマンも出てくる豪華さで、そんなメンバーでの、空港の仲間割れバトルはワクワクが止まらない。

かなりシリ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤は、前例のないウサギの警官になるべく、そしてなってからも駐禁の取り締まりを1日100件じゃなく昼までに200件こなすなど、ジュディ・ポップスの奮闘ぶりが熱い。
ただ、どこか冷めた目で見ている自分が
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