MACCHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

MACCHO

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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

永野芽郁の演技力もあり、要所要所で泣けるシーンはあった。

ただ全体としてはやや退屈。

「もういない人に会うのは自分が生きているしかない」という台詞は印象に残った。

シイノトモヨがブラック企業で奮
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人物関係やストーリーなどが掴みきれないが、それなりに楽しめた。

坂口健太郎より、もう少し迫力のあるキャストの方が合ってるような気もした。

金田哲やMIYAVIが俳優業をしていることは知らなかったが
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

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耳は不自由でも家族仲良く明るく暮らしている家族、それが見始めてすぐの印象。

徐々にルビー・ロッシが、家族のために自分のやりたい歌を犠牲にしている構図が鮮明になっていく。

ろう者の話し方でいじめられ
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

“バクマン”、“キャラクター”などに劣らない、漫画を題材にした良作。

かつての自分のような人達のために仕事をしたいという斎藤瞳や王子千晴はもちろん、支えるスタッフも皆それぞれが信念を持って働いている
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

バスター・ムーンをはじめとして、逆境に負けない不屈の精神が随所に感じられて、大きなテーマになっていると感じる。

手段を選ばず無茶をし過ぎとも思うが、そんな姿に勇気をもらえる。

馴染みの曲を含めた様
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

4.8

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冠婚葬祭、相手方の家柄、それに付随した親族との意見対立、会社の倒産、親の世話など、人生で起こりうる様々な問題を取り扱っていて、自分に置き換えてとても考えさせられる。

しかし最後は、資金の問題はあって
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

結婚について相手探しや結婚後の生活や相手の家族との関係づくりなど、色々と考えさせられるテーマを取り扱っている。

それだけでなく、同じ東京内や同じ大学内など同じ場所にいる人でもそれぞれの階層があること
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

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“シン・ゴジラ”の庵野秀明と樋口真嗣のコンビで、コンセプトは同様に現代社会、特に政治下においてウルトラマンはじめ怪獣などが現れた世界を描写している。

“シン・ゴジラ”より、台詞の早さや内容など多少は
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

話が分かりにくく、人物など名詞も分からなくなる。

これは自分の理解力の問題もあるだろうし、要所要所は見応えある映像だったりもあるので、あくまで自分の評価ではあるが低評価。

オールド(2021年製作の映画)

4.1

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30分で1年歳をとる、その設定に負けないほど早い展開で次から次に様々な出来事が発生する。

真相は、製薬会社が一生分の治験を1日で終わらせるために利用していたというもの。

終盤、ガイとプリスカがこの
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

回を重ねるごとに現実離れしていく映像は今作もその通りで、遂に宇宙まで到達した。

ここまでくると少しコメディの要素も感じる。
それと共にローマン・ピアースの存在感も増している。

ただシリーズのストー
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

現実に起こりうる事件、緊迫の展開、ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの存在感など、なかなか引き込まれる作品。

ホリー・ジョーンズが真犯人なのだろうが、ボブ・テイラーは何者なのかや犯行の動機
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

サンドラ・ブロックの潜入捜査前後の変化だけ見ても、さすが大女優という感銘を受ける。

自身がミス・アメリカ・コンテストに参加して、親友が出来て持っていた偏見も変わったというグレイシー・ハートのスピーチ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.7

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良くも悪くも前作と同じように楽しめる。

怪しい人が何人もいて犯人は誰だろうと思いながら見られる、ミステリーとしての正統的な醍醐味がしっかりとある。

お客様に幸せな時間を提供するには全員を信じるしか
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.4

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ハッチ・マンセルが平凡な男で感情移入出来るような作品を期待していたが、どうやら元々プロの殺し屋のようで、予想とは違った方向性だった。

そうなると話に新鮮味はなく、並のアクション映画という印象。

余命10年(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ありがちな作品だが、この類が好きな自分とっては直球ストライク。
良くも悪くも期待通りの展開。

高林茉莉も言っていたが、余命宣告としては長いのか短いのか、他の同ジャンル作品と比べると印象としては長い。
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

生活保護をテーマとした作品。

もはや保護を受ける必要もないのに引き続き受けようと画策する人、逆に申請することを迷惑がられると思い躊躇する人、なるべく申請を受理したくない役所の人など、様々な関係者が出
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

現実にはないであろう、曜日で人格が異なる設定。

ただその中でも、もし記憶が途切れ途切れになったらどうだろう、この主人公と比べたら自分は7倍生きていることになる、など何となく考えさせてもらうことはあっ
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

猟奇的な殺人鬼の山内照巳がフォーカスされ、前半は気持ち悪さを全面に感じる。

その殺す対象が自殺願望者と分かるにつれ、安楽死への問題提起の作品と感じるようになってくる。

結局は原田智も犯罪者に成り下
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追憶(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

岡田准一のパリッとした演技に、何だか背筋が伸びる。
それが1番の印象という作品だった。

川端悟は、義父の会社を守るために金策に走り苦心していたのに、正にその妻と従業員によって保険金殺人をされたという
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予告犯(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

悪に犯罪で制裁を与えることの是非を問い掛けるような作品だと思っていたが、着地点が予想外に感動の方向だった。

奥田宏明ら4人の犯罪行為は、例え悪人に対するものであっても駄目なことに間違いはなく、個人的
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

新しい土地での新しい学校での新しい生活に慣れない様から始まる前半はなかなか興味深く見させてもらえる。

徐々に、過去を見られる超能力のようなところにフォーカスされていく。

荒唐無稽さにちょっと置いて
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

時系列的に遡っていく構成なので、別れる結末から段々と初々しい関係に物語が進んでいくのが切ない。

マスクや消毒などコロナ禍を反映しているのも、未だにあまり見ない描写だと感じた。

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

事前に読んだ荒唐無稽なあらすじと、冒頭の不破瑠衣がたいむすりする映像からB級感が強いかと思ったが、そんな不安はすぐに吹き飛ぶ。

序盤からぐいぐい戦闘が始まり、それがまた想像以上にグロい。

高校生な
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

姉の死を伝えに行く、本人と勘違いされて結局本人のふりをするというのは、ちょっと現実的ではないように感じた。

しかし青春時代をベースに今も続いている、その子供も含めたそれぞれの人生の描写は、今風の言葉
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前半はポップな恋愛ドラマの様で、サスペンスの感じは一切ない。

結婚してしばらくし、泉澤ヒカリの不審な行動が現れる様になって雰囲気は一転していく。

その様はサスペンスというよりホラーに近く、少し“エ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

菅田将暉の演技と音楽の効果で、大和建造費用を計算するという目的に向かう様は、こちらも熱くなるような勢いがある。

そして日本の未来を考えてのことという背景が、一層のめり込ませてくれる。

本物の戦艦に
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

好き故に自分が身代わりになろうとした、男の話。

真実は最初に分かり予想外の展開はなさそうだと思ったが、自身も本当に殺人を犯してダミーの死体を準備したという真相が潜んでいた。

自殺しようとしていたと
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地獄の花園(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

現実にはあり得ない設定と映像からも、明らかにコメディー。
田中直子の語りのように、正に漫画のような内容。

仲間を思いやりながら喧嘩する様は何だか熱くなって泣ける。

また、北条蘭や田中直子が相手を薙
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

相手のステータスだけを求めて結婚相手を次々に探す梨花。血のつながらない親と暮らす青春時代を生きている優子。それなりにありふれた人物像の2人がどこかで交わる物語だろうと思いながら進んでいく。

男をお金
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

吉岡里帆が主演ということで、もう少しライトな内容を予想していた。
思った以上に本格的なサスペンスであり、緊張感があり、グロテスクなシーンも結構あった。

視力が無いことが、より緊張感を高めている。
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディでありながら、桜井武史が悪いことをしていることによる緊張感もある。

お金があることが幸せではなく、それ以上に大切なものがあるというメッセージ性もある。

香川照之は、記憶を取り戻す前の服装や
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全く同じ話は現実にはないと思いたいが、辛い家庭環境という意味で同じようなことはあるだろうと思うと、心が苦しくなる。

そういったひとつの話、ひとつの世界を疑似体験するという意味では、映画として及第点で
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

親次第で子供はどのようにでも育ってしまうことや子育ての責任の大きさを痛感させられる。

堕落していると思っても自分の親だからと大事にする周平を見ていると胸が詰まる。

(2020年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

高橋漣と園田葵のラブストーリーだと思っていて、確かにそうなのだが、それぞれの人生を歩んでいき最後に糸が結ばれる展開。
これは少し予想外だった。

様々な苦難と、それを前向きに乗り越えていく人間臭さ、人
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

鳥飼なほみが危惧するように現在進行形の事実であるように思わせて、実は違う結末かと思ったが、どんでん返しはない。
と言うより結末の要点が理解出来なかった。

訴えたいことも分からなければ見所も分からず、
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