MACCHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

MACCHO

MACCHO

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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

本当に過去へ送り出されたのか、頭の中の妄想かと曲折しながら、ウィルスに迫っていく。

全体的に面白く見られるが、結末にあまり明確さがなくて締まらない。

どの作品でもそうだが、ブラッド・ピットがかっこ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.9

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田舎での生活、子供の純粋な感性、近所との付き合いや助け合いなど、作品全体に心温まる要素が溢れている。

トトロは可愛いし、話も病気で入院している母が軸となっていて、感動できる。

自分でもこんなに泣く
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

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強盗に入って反撃に遭ってるので、そもそも自業自得だというところを根底に感じてしまう。

盲目の老人がもっと驚異的な聴覚なのかと思ったが、並の印象。

娘を殺された償いに、人工授精で娘を産ませようとして
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県庁の星(2006年製作の映画)

4.5

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特に序盤の、官僚代表の野村聡と民間代表の二宮あきの衝突は興味深く面白い。

野村が自らも参加し相手を見ることで、スーパーの面々に受け入れられていく様は清々しく、最後にはヒーローのようになっているのは“
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

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視力が失われていることを隠しながら生活し、でも唯一告白したビルにはお金を盗まれ、挙げ句の果てにはセルマが殺人罪で死刑となってしまう。

切なくて悲しい物語。

最後に絞首刑が執行される場面は、ジーンの
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.8

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相手の素性が嘘ということも、現実にありえるよなぁと思いながら見始めた。

川原由加利と海原匠のやり取りが楽しく、ロードムービーのようでもある。
高橋一生より吉田鋼太郎の方が主役じゃないかという印象。
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友罪(2017年製作の映画)

3.5

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意図して殺人した鈴木秀人、意図せず殺人をしてしまった息子を持つ山内修司、間接的に殺人をしたという意識を持つ益田純一、暴力的な達也につけ回されて悩む藤沢美代子等、それぞれに嫌な過去を抱える人々が織り成す>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

4.1

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“JAWS/ジョーズ”と比べ物にならないぐらいの大きさと迫力。

ギリギリで助かったり助からなかったりする描写など、興奮するシーンも1つ2つではない。

トシが自分の命を諦めて妻への手紙を託したり、ジ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.2

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アクションとSFとホラーの要素があり、終始ドキドキワクワクしながら見られる。

人体実験による死者を出しているカールトン・ドレイクという悪を倒すための悪のようで、その外見と共に一般的なヒーロー像でない
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.8

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時間を巻き戻す意図も、話の主旨もよく分からなかった。
上手くいくように、失敗をやり直すために1日を繰り返しているだけだとしたら、とても浅い。

唯一、電車が海の上を走る描写は美しく、“千と千尋の神隠し
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来る(2018年製作の映画)

3.1

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ブログなどで対外的なイクメンぶりをアピールする田原秀樹と、そんな夫にイライラしながら奮闘する田原香奈という夫婦の日常は、興味深く見応えがある。

しかし、作品のメインでもある中盤以降の「来る」の展開が
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.4

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スカーレット・ヨハンソンが東京にいるのが新鮮で、何だか嬉しかった。

ボブ・ハリスやシャーロットが異国の地で感じる孤独は、切なくて寄り添いたくなる。

監督の意向なのか、この作品に藤井隆が出演している
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ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・トラヴォルタとヒュー・ジャックマンは、流石に存在感がある。

しかし、話としては分かりづらさもありあまり引き込まれない。
お洒落な感じはある。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ナタリー・ポートマンが出ているシーンだけは引き込まれる。

話の骨子もよく分からず、他に見所はなかった。

ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

不細工とハンサムを対比しながら、幸せについて問う内容。
作品の結論としては、小さな幸せ、一緒にいると笑って過ごせる相手が大切という結論。

星野寛子がブスーツを着て橋野本江になっていたというオチは驚い
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

2.6

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不死の世界で唯一残った死を迎える人間と、生死をに向き合えるような興味深い設定なのに、そのようなメッセージは特に感じなかった。

選択による違う人生という、これまた興味深い話についても然り。

全体とし
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

興味深いがありがちという内容。

“最高の人生の見つけ方”のような、振り切った感じや明るさはなく、人生を冷静に見つめながら家族のことを想った最期を過ごすという風。

唯一不倫をするのがアンらしからぬと
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャンルはホラーでも間違いじゃないと思えるぐらい、怖さとグロさがある。

レイチェル・ワイズが綺麗で、今の写真を見たら変わらず綺麗で2度驚いた。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作もホラー感は軽かったが、今作はよりホラー要素が薄まっている。

複数ある次元のどこを生きるか、今までと違う次元は自分ではない、過去に選択肢はない、前を向いて理屈抜きで思い切って飛んでみる、とポジテ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

あらすじを読んだ段階では、タイムループだしとあまり期待していなかった。

しかし、ツリーの戸惑いが徐々に増幅していく感じが良く、テンポも良かった。

そして、後半は音楽も使って明るさも出してきて、ホラ
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

反抗期の持丸双葉、そんな娘に手を焼きながらも大事に想う持丸かおり。
どちらにも感情移入出来、その細やかな心情の機微に度々泣かされた。

篠原涼子は綺麗だし、こんな料理を作ってくれるお母さんは良いなと思
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーらしい緊張感があり、ローズ・アーミテージとの恋人同士の甘さと、老人が黒人の体を手に入れるための策略という描写の緩急も良い。

アーミテージ一家の目的としてはSFのような要素もあり、倫理的に大問題
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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年製作の映画)

4.9

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個人的には、タイムスリップものとしては最高評価。

バブル時代の人々や崩壊に至らしめた総量規制の描写などは興味深いし、飯島愛、飯島直子、ラモス瑠偉など実際の人物を起用した上での現実に則したネタなどは面
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空気人形(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何も知らない空気人形が色々な事を覚えていく様は楽しいし、人形たらんというぺ・ドゥナの演技も上手い。

純一が、死にたいが為に空気人形を利用するのは切ないが、唐突な感じもあった。

終盤は、空気が抜ける
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

台詞にコノヤローとバカヤローがとにかく多用され、とにかく人が死ぬ。

話は分かりづらい。

キャストは豪華。

このジャンルでは、“犯罪都市”や邦画でも“虎狼の血”などの秀作があるので、そちらで十分。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

臓器提供の為の命という設定は、“アイランド”と同じ。

ただ、こちらではその運命を当人たちが割と素直に受け入れている印象。
最後にトミーが嘆くシーンはあるものの、そこが少し不思議であり、戸惑いを描いて
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

友人や異性関係や進学など、色々と模索しながらもがいている感じが正に青春。

クリスティン・マクファーソンとマリオン・マクファーソンの喧嘩の中で、マリオンがクリスティンに対して使ってきたお金のことを言い
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イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キャラクターの全く違う姉妹が、喧嘩し別れそれぞれに悩みながら、最後には昔気遣っていたエピソードなどを交えながら強い絆を確認する。

そのキャラクター、及びそれを紹介し印象付けるような前半はなかなか良か
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GOEMON(2008年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

織田信長を討った黒幕が豊臣秀吉だと判明し、石川五右衛門がその仇を討つ話。

母を殺された復讐で又八を討った小平太を五右衛門が叱る場面、雲隠才蔵が処刑される直前に
自らを石川五右衛門と名乗り天下取りの為
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ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

森田忍に不意にキスされたことから、花本はぐみがスランプに陥る。

キャストはかなり豪華な面々なのに、内容に魅力がなくて残念。

西田尚美が綺麗。

プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー・ノーラン監督の作品は難解なものが多いが、これは面白かった。

アルフレッド・ボーデンは舞台だけでなく私生活でも替え玉を用いていたという結末にも、素直に驚き感心した。

科学によりコピー
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

環境汚染の被害住民のために奔走するエリン・ブロコビッチがとにかくエネルギッシュ。

そのバイタリティーは見習いたいと思った。

下衆な話だが、正直ジュリア・ロバーツの胸に終始目が釘付けになる。

最後
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪い事が起きるのではないかというドキドキ感が強まっている。

そしてそれは序盤からあり、前作のように助走から始まるという風ではない。

前作にも出てきた時代とシーンも多く使われていて、作品を跨いだ伏線
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

あらすじを読んだだけで面白そうだと思ったが、実際全編隅から隅までずっと楽しく見ていられる。

相手からは正体を知られないまま、力になり関係を改善しようとするマイク・オドネルの姿が清々しい。

恋人の妊
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

前作のテンションそのままでありながら、舞台が高校ということで、より面白く、より泣ける。

高校生による聖歌隊の歌声も綺麗で、それだけでも感動する程。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤スーサイド・スクワッドの結成に至るまでは、アベンジャーズのようなワクワクがある。

ただ各々が地味、ストーリーがあまり引き込まれるものでない、などが残念な点。