フレーム内フレームとしての木々と、人が去った後のベンチ
はさまれる日記はリズムを変える
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見ることと見られることがシーンをつなぎ、ダンスのふりは感染する。
誕生日の突然告白は、ホームビデオとなってあらわれ、そのロウソクは花火に火を灯す。
尋ねても知人はおらず、家内はおらず、恋人はもういない>>続きを読む
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今の濱口にいたるすべてがつまってる。
リアルサッカーと空想サッカーの反復。
言葉が先に動いて後悔がやってくる。
私が意図していない言葉たちが溢れ出す。
濱口竜介普通に悪ガキでよかった。
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オールタイムベスト。
こんなにみずみずしいショットみたことないし、終わり方も綺麗。しゅんは裏で起こったことを知らない、それでいい。
それでいてメディア論的な映画でもあり、螺旋をめぐる映画でもある。DN>>続きを読む
邦題のせい庭園のレトリックはどこに??となってしまったが、製図にまつわる話だとしり納得。思いの外筋も追いやすく(爆睡したためわかってないが)、様式すぎることもない。
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ショットぶちぎまりすぎだけど、設定やストーリーがバタくさいし説教くせえなと思ったら原作東野圭吾なんか。東野圭吾は相変わらず陳腐やし、東野をこんなにおもしろく撮れる青山真治すごすぎる。
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うだつのあがらない主人公の男は徹頭徹尾受け身と逃げで描かれている。
この映画でアクションを起こすのは女と殺し屋である。そして1番の葛藤を抱えているのも癌をわずらい、余命いくばくもない殺し屋だ。
殺し屋>>続きを読む
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本当に慎み深い映画だ。
移動撮影がすばらしい。
煉獄編でオルガの死が知らされた後の、花の移動。
天国編における木々の移動から波辺へ。
人生は自分を被害者と確信するための戦いであるという言葉のなんと皮>>続きを読む
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おもしろい。
溢れ出す複数性を途中の交差点の長回しと、後半の収斂が支えている。
が、ラストの方で映画内映画撮影みたいなシーンがあり、あれが本当に蛇足だった。
それまでのチャレンジングさがあれで急に白け>>続きを読む
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(ハリウッドの)教科書映画
白人と黒人という構造だけでなく、トニーがイタリア系、ピアノマンが金持ちエリートという要素が若干の複雑さをもたらしてはいるが。ラストは普通にいい。
車、石、本という緑が調和を>>続きを読む
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コスタさんさあ、、
正直コロッサルユースよりは面白い。
コスタの映画は最初の5ショットくらいの連続はめちゃくちゃ面白いんだ。
二つ終わるべきところがあったと思う。
両サイドを壁に挟まれた道を何やら長い>>続きを読む
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相変わらず終わりどきに終わらせない130分(体感3時間)のヴィタリナを見終えて、ようやくお待ちかねの短編。とはいえどうせこのテンションのまま闇を見せつけてくるんでしょ?という諦めも束の間、スタンダード>>続きを読む
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修行??
やっぱシネフィルってドMですよね。
1ショット目、窓から家具がおちてくるその音に、音が鳴るとわかっていても体が驚く。
2ショット目、暗闇に浮かぶナイフをもった女が詩的に語り始める。
ここ>>続きを読む