消えゆく声を浮き彫りにするように、言葉の残し方がたくさん刻まれている。それは慰めの数でも、諦めの数でもある。
背景はほぼ動かさず、身体や物体を一部ずつ動かす省エネなつくりだが、そのぶん筋肉の小さな動きの描写に仕事がこもっている。刀を返す右手、左手、顔。刀を鞘に納めようとする指、右足、肩。試し斬りのため座頭に近>>続きを読む
筋はリーナにしか共感できなくて疲れた
筋なんてどうでもいいですね、激ヤバおもろ最高ダンスの鑑賞会です
普通の夢/現ものではある。ただ歌の使い方はかなり面白い。図が地化し、地が図化する体験。
錦戸くんは顔がとびきり格好いいのに、どうしようもなく子供っぽい、というより小物っぽい。それが素晴らしい。植田紗>>続きを読む
YouTubeでみんな劇伴を勝手につけて公開している。正直音響次第ではめっちゃ面白い。
無音で見るか、または自分で劇伴を作る、というのが誠実なのかもしれない。
アイテムが出てくるたびに泣いてしまう
トイ・ストーリーの主人公はアンディだったのだ
ふざけた部屋、ふざけたネックレス、ふざけた銃撃戦、ふざけた台詞とふざけたキス、ふざけた邦題、ふざけた取調べにふざけた捜査、ふざけたマフィア演出、ふざけた部屋その2、ふざけたウインク。まじかっけえ。
Alice in wonderlandと
Alice in Alice’s wonderlandの映画。
領域を飛び越す文字。夢の国でなぜか回るカメラ。ライオンよりかくかく走るアリス。超面白い!
蒸気船ウィリーが視=聴覚のアニメだとすれば、
飛行機狂はかなり視>聴覚なアニメだと思う。
蒸気船ウィリーが画面の身体と同期する快感の映画だとすれば、
飛行機狂はたぶん画面の光景に没頭する興奮の映画で>>続きを読む
ツッコミ所は多い、でもとてもすっきりした映画。でも終盤ロスバンド。でも(だから)いい映画。
劇伴が鳴ることの、フランス語で語られていることの、核心を避けたような問いの、定まらない眼差しの、途方もない違和感
漫画みたいなカット割りと変なメガネ
「犯罪un crime」という返答の爽やかさ
全体的に、なんでこんなに気持ちいいんだろう
死が、ことん、と鳴るような静止として描かれる。それは日常的な生、という運動の終わりである。
静止と運動のあいだに、連続がある。「死とともにある生」という重なりによってこの生が際立つように、静と動の重>>続きを読む
面白い会話をさがしてさまよう霊になったような。
せっかく2人組を見つけても、僕が会話に満足する前に片方が席を立つので少し寂しい。浮遊しながら新しい会話を求めながら、さっきのテーブルに残されたもう片方の>>続きを読む
この作品で最も優れているのは邦題です。
内容はSteamboat WillieとThree Orphan Kittensを足して二で割って悪意を足した結果面白くなくなった、みたいな感じ。
ツッコミ>>続きを読む
シンプルなつくり。人間関係の深い所に突っ込まないから安心感がある。
人間たちのドラマを追い過ぎない構成には、リンダ・ロンシュタットの歌声だけで十分映画になる、という制作者の確信も見える。大正解だと思う>>続きを読む
Making Wavesという原題が素敵。プロの仕事をたくさん見れるのは贅沢で元気が出る。
音響部門における役割分担をちゃんと公平に追ってくれるから、自分が持っていた妙なこだわりが綺麗に抜けていく。>>続きを読む
頭使わせるくせに何も掴めなくて疲れるな、と思っていたが、
途中のバカみたいな画で頭が止まって、案外そこからは面白かった
面白いことがとにかくたくさん起こる
こんなもの作ってたら楽しくて仕方ないだろうな
怖がらせたいのか笑わせたいのか、いずれにせよとにかくアトラクション的。
キャラクターの動きは1、2、3次元から、そのつど選択されている。それでも全く混乱しないのはリズムの慣性か。
ピアノのシーンが超楽しいことは間違いないが、鍵盤と音が全く合ってなくて気持ち悪い
タイトルに反して、実ははっきりと主人公のいる映画
ぎくしゃくした言葉たち。観客こそが、少し自由で少し孤独。
エンドロールの、あまりにも映画的な作為がなぜかここに空気を残す。
言葉で語り直す必要が全くない。魅力は全て画面にある。
完璧!
主人公が最適解スラスラ男すぎて乗れなかったが、終盤で完全にやられた
綺麗な映画だな!
哲学書のおすすめを聞かれてはなぜか『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を推していて、突発性難聴になったことがあって、突発性難聴が治ったことがあって、高校でバンドをやっていて、自主映画の録音をよく>>続きを読む
言葉の外で技を研いでいる人が、
話してみると同じくらい洗練された言葉を持っている、
というのを見ると、無性に嬉しくなる。
内と外をつなぐ広告。その裏で動く資本。
生活と眼差し。筋書きと人生。
こんなにフィクションなのに、人間味を出すのが上手い。たとえばバーの客はどっちの味方なんだ、でも気持ちはよくわかる。
20th >>続きを読む