くじら12号さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

くじら12号

くじら12号

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春のソナタ(1989年製作の映画)

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泊まらせてもらった家に花を飾るって素敵!と思った。
ハムを切ることに集中しながらも女性の哲学トークにもちゃんと食いつく男性はモテる気がする。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

5.0

夫婦で食べるお茶漬けもさることながら、節ちゃんとのんちゃんが食べるラーメンがとっても美味しそうだった。
なんだかとっても感動してしまった作品。
余談ですがパチンコ屋笠さんに嬉しくなる。「小早川家の秋」
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

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男の人たちからは不純さばかり感じてしまうのだが、一途でも浮気でも女の子からは潔さを感じるのよね。
第2話《パリのベンチ》で彼の浮気を目撃した彼女が自分の浮気相手に「彼がいないならあなたなんて必要ないわ
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

5.0

中盤の森のシーンで溢れる思いが愛しくて切なくて泣いた。双方向の熱い視線は、喜劇と格言シリーズの中で唯一ではないだろうか。
ラストの勘違いと色違いに笑って幸せな気分でこのシリーズを締めくくった!
この作
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緑の光線(1986年製作の映画)

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女の子は占い好き!万国共通で嬉しい。
ラッキーカラーの緑に啓示のように引き寄せられていった、もしくは自分が引き寄せた?
大勢がバカンスを楽しむ中で1人寂しさが際立ったけど、自分を信じたデルフィーヌに人
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

クイーンズギャンビットでも思ったけど、アニャの独特な顔立ちには引力があって、手足も細いし着せ替えて色んな姿にしてしまいたい!というクリエイター魂に火をつける魅惑的な俳優さんだなあと。
ホラーが苦手で途
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偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

軽やかだなあ。それでいて3話共にキラーワードを入れてくる。その際に構図やカメラ位置がこちら刺さるように的確に計算されている。
第一話でぐみちゃんからカーの話聞いた時に、会社経営してて投資もやってる人怪
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

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触れたい、触れられない。でも実は触れてしまえば簡単なこともある。
見終わった後に、心の中にフラストレーションが溜まっている。
映像を通してこちらまで抑圧された気持ちになる。それが憎らしくてとても良い。
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やさしい女(1969年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゆれるイス、ふわりと舞うストール、血を流して倒れる女性。
冒頭のこのカットのつなぎ方でこの映画の見方を提示されているようだった。
下降していくストールは白く綺麗だなと目を奪われたが、この物語全体をも暗
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田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版(1951年製作の映画)

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赴任してきた頃の瞳の輝きは次第に薄れて、顔はやつれ、日記の字は活力を失っていった。司祭が村の外れで倒れる寸前の画は、死そのもののような気がした。助けてくれたセラフィータは彼にとってのマリアか?彼の死に>>続きを読む

冬の光(1962年製作の映画)

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俳優たちがカメラに真摯に捉えられ、眼差しが見ている側に強く刺さる。
映像に緊張感があったのに不覚にも寝入ってしまったのが悲しい。。

満月の夜(1984年製作の映画)

5.0

明るい太陽ではなく、満ちては欠ける月のような彼女。黒い服や室内のグラデーションのグレーに蛍光色がよく似合う。パスカルオジェの魅力にやられました。
34,Elli&jacno

スウィート・シング(2020年製作の映画)

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あの時現れた鹿とか、マリクが海に浮かんでるあの生々しさとかビリーが歌うちょっと悲しげなスウィートシングがのちに辛い記憶よりもに鮮明に浮き上がるだろう。
34, van morrison

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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テルマとルイーズがどんどん解放されていく様がかっこよかった!出発時点ではこんなハードボイルドな展開全く予見してなかったので驚き。
ジミーとルイーズの関係性にグッときてホロリとした。ラストシーンも最高!
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ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

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映画館にはご年配の方が多く、映画のオープニングのBe my babyをトリガーに一昔前にタイムワープしているのでは?と考えるだけでノスタルジーを共有した気持ちになった。そういうムードのある映画。
スト
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

壮大なる序章!
今のところ教母最強な気がする。そしてジェシカも強い。ベネゲセリット恐るべし。
ハルコンネン男爵の入浴シーンちょっと笑う。
シャラメは美しかった。フレメンの生き方気になる。パート2楽しみ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

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終始ハラハラした面持ちで観ていた。誰かが傷つくのが怖かったんだと思う。ロールの母の立場に近かったのかもしれない。
木々のざわめきがこころの揺れを表していた。ジャンヌvsリザの女っぽい感じも良かった。
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美しき結婚(1981年製作の映画)

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ポスターとタイトルからは想像できないサビーヌの恋愛劇。感情に任せて周りの人達もばさばさ傷つけてくし、赤い服でエドモンの職場に乗り込み、終始イタいたしい。サビーヌを見て勉強せよということか
34 Que
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

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画を見てるだけでパリに行きたいなという思いが掻き立てられる。
フランソワとリシューの探偵の件とか最高に面白い。アンヌよりお似合いに思えたけど、恋ってうまくいかないもんね
34, On se saur
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

5.0

エリックロメール初見でしたが、とても面白かったし、好き!
ポーリーヌがアンリに蹴りくらわしてて最高。どうしようもない人ばっかだけど、みんな自分に正直で憎めない。
ひと夏ってことで最後の結びも軽やかでフ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

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思春期の閉塞感とそのエネルギーが台風とともに自分の内側や外側へ放出されていく様。ダンスシーンは引きの構図で最高なんだけど、見てはいけないものを見た気にもなる。ちゃんと家に帰ってた明と外に出て戻ってきた>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

初めて家福と出会ったときのみさきの凛とした佇まい、ラストの晴れやかな顔。ソーニャの指の先。たくさんいいシーンがあったけど、ふいに思い出すこれらのシーンは気持ちを明るくさせる。
34, deep div
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

5.0

言葉はもちろん映画中に洪水のように溢れているけど、ワークショップを通過した後は、身体的に触れるシーンを意識的に見てしまう。
5時間を通して彼女彼等を少し知り、自分についても考える。
人生には退屈がつき
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親密さ(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

夜から明け方橋の上。
空が明るんだ時に2人が繋がっていることがわかる。
交わしたのは言葉ではなく心だったのではないかとさえ思う。
親密さとはそういうこと、そういうことだと思った
34, distanc
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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コージーが音楽に体を揺らしてるだけでなんかいいんだよね。カタルシスもなんもないんだが、銃を撃つシーンが全部好き。夏にいいもん見たなー
34, light summer blue

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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背景にショベルカーと貨物列車を背負ったシーンが異様に気になった。重機を奴らめがけてぶっ飛ばしそうな無敵感。ナースも最高にきまってた。ネイルした指先、ああプロミシング・ヤング・ウーマン
34, ;)

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

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時の狭間を進むような夕暮れの干潟のバスシーンがきれいだった
妄想全開でせわしないシャオチー。最後の涙が可愛くて可愛くて。
34, oh oh

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

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不在を色濃く感じた。映画の後も、佐藤伸治の気配が漂っている。

34, 10 years later

いとみち(2020年製作の映画)

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自然といとちゃんを応援する気持ちにさせられた。言葉は少ないけど、一挙手一投足に惹きつけられ、彼女が涙すると込み上げるものがあった。
三味線のシーンはどれも素晴らしくてグッときた。ばぁちゃんも最高。
3
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コロンバス(2017年製作の映画)

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目に優しい映画。
三番目に好きな建築の前でケイシーがお母さんの話した時の長いカットがとても良かった。彼女をずっとみていたかった。
34,cigarettes with

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

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真面目に見ていいのか、笑ってみていいのか悩ましかったのだが、
テオを殺した時に坊主二人が倒れ込んだところは笑ってしまった。
34, persona

熱帯魚(1995年製作の映画)

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アケンがツーチャンとワンくんにご飯食べさせてるシーン好き
王道のボケをかまし、チープでコミカルに「夢見る」感じを描いている。あの娘は切実に現実を生きている。ちょっとビターだけどユーモアが勝ってる映画。
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