qpismさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.6

前作も観てなく、旧作も2までしか観ていないのだけど、フラッと観てみたところ…これは面白い。
まずスパイダーマンが馬鹿っぽい。よく喋る。旧作はもっとシリアスだった気がしたが、これはダサくて好感が持てる。
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

大好き!最初に観たのは小学生の時。妹がピアノで練習してて一緒に連弾した懐かしい思い出。

ポールニューマンは文字通り壁に鼻を擦りつけて寝てたり服のままシャワー浴びたりだらしないんだけど、いざ仕事となる
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.0

時代を感じますねー。四人の演技は素晴らしいと思いました。健さんがビール飲むとこなんてグッときました。あと北海道が綺麗でした。渥美さんはちょい役だけど存在感がありますね。日本人がみな大好きなのもわかりま>>続きを読む

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.0

仕事で鑑賞。
漫画を少しだけ読んだことがある程度の前知識だったので知らない登場人物だらけでしたが、ストーリーは難なく追えました。
ツッコミどころは多いが意外と破綻はない。冒頭のテンションが高くウンザリ
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プレイタイム(1967年製作の映画)

4.9

何だこのとんでもない映画は!初見だったけど映画館で観て大正解だった。やっぱり文明をコミカルに描いてはいるが、伝わって来るのは温かな人間愛…

前半はガラスを使った巨大なセットで大都会の奇妙さやすれ違い
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.5

大好きな映画がスクリーンで観られるなんて!大興奮で行ってきましたジャックタチ映画祭。犬がちょこまかと走り回るオープニングからニコニコしっぱなし!おじさんの住む家の可愛さと温かさに「ああ、映画ってなんで>>続きを読む

映画史特別編 選ばれた瞬間(2005年製作の映画)

1.9

バンクシーのドキュメンタリーでMr.ブレインウォッシュが意味不明の映像作品を作りますよね。あれくらい苦痛でした。もともとゴダールは苦手なのですが、これはお経を聞かされながら花畑と地獄変を片目ずつ見せら>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

この人の映画は一貫して「凋落」ですね。ニューシネマパラダイスでは映画館、1900では豪華客船とピアニスト、マレーナでは町一番の美女(断言しておいて他は観てませんが…)。

今回は鑑定士。彼は世界一の腕
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オーバー・ザ・ブルー・スカイ(2012年製作の映画)

3.6

ブルーバレンタインが重いから苦手な僕にとって、これも辛い映画だった。
極端な形で男女のすれ違いを描いてはいるが、実はこれって普遍的だよね。それくらい折れてあげようよ!と思いつつ、そうはいかないのが人間
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.5

このシリーズはアベンジャーズしか観てないのでキャプテンの過去もスタークとの関わりも「?」でしたが僕もスカーレットヨハンソンに蹴られたいですし空を飛ぶお友だちが撃たれないかハラハラしましたしロバートレッ>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.2

農場を去るシーン。ピントはソロモンの顔に合ったまま、残された人たちが霞んでいく。少女が倒れたように見えたのは気のせいだったか。
奴隷制度についてはおぼろげに知っていても、こんな誘拐が横行していたなんて
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.4

大阪がブレードランナーみたいになってる!
前半の伏線は回収しないのかあ!とか、あんだけ不正はダメって言ってたのにオチのアレはどうすんの?とか、思っちゃうわけですが。
でも日本勢の俳優がみんなカッコいい
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キューティー&ボクサー(2013年製作の映画)

4.4

涙を流しながら観た。愛とか、お金とか、生きること、表現すること、そんな普遍的な全てが頭の中で溢れ出し、優しい気持ちでいっぱいになった!

19歳の少女が41歳の芸術家に恋をし結婚する。その後40年間の
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.9

冒頭でネイビーシールズの超過酷な訓練風景が描かれる。加えてその後の通過儀礼的な新人歓迎の風景が、彼らの呪術的ですらある絆に説得力を与えている。だから奴らは強いし、仲間を見捨てないし、崖だって飛び降りら>>続きを読む

カイロ・タイム 異邦人(2009年製作の映画)

3.6

カイロ版ロストイントランスレーション。異邦人も現地の衣装(ヒジャブ)を羽織ればだんだんと異国にも馴染めるよ。外から見た社会問題と、当事者たちの思惑のズレも、しょうがないし当たり前なんだよ。大きいなピラ>>続きを読む

イヌミチ(2013年製作の映画)

3.8

催眠術にかけられたフリをして犬になったら意外と楽しいけどいつかは人間に戻らなくちゃ!って話なのかどうかはぜひ劇場でご確認ください。

途中から本当に犬に見えてきたし僕も犬になりたい!って思うよ。ある意
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.4

「自分を人間だと思い込んだロボットを作ってはいけない」っていう法律に驚き&ときめき!そしてその法の目をかいくぐってどんどん人間性を失わされる主人公!本筋には関係ないがステレオタイプな帝国主義が強烈なサ>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

2.4

Twitterを題材の一つに使ってるから一見、現代的に見えるが実はそうじゃない。話は藪の中(羅生門)だし。前半の主人公はTV関係者だし、つまりTwitterに呟こうがどうしようが「メディア」の一言で片>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.8

なぜショーンは手紙であそこまで褒めたのか。ウォルターの仕事に対する誠実さを、会ったことはなくても長年のやり取りの中で感じていたから。そして実際に彼の仕事ぶりを目撃したことで確信したから。

ウォルター
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土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

2.9

原作がメチャクチャなのだからしょうがない!
洗車は体を張ってて良かった。
山田くんはヤバい役が本当に似合ってて格好いい。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作はホラーにおけるスクリームのようなメタ・ヒーローものでありつつ、YouTubeやマイスペースを使ったゼロ年代的な新鮮さが面白かった(キックアスのヘナチョコ具合やヒットガールの可愛さはもちろんね)>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.3

思わずこぶしを握りしめてしまうくらい超かっこいい。なにこの胸アツ映画…マシューさん、ウルフオブ〜の冒頭も最高だったけどさ…なんなのよう!もう!
レイヨン役の人も儚くて綺麗で。テンポもよく目が離せないし
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.9

こういう人権もので泣いちゃうのは仕方ない。抗えません。
20年代〜現代のアメリカンダークサイド。在任中の云々は抜きにしても、オバマさんが選ばれたことには意味があったね。
シンメトリーやシーンの対比、所
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.6

一度も脇道に逸れることなく淡々と、それでいて緊張感MAXで進んでいくのは流石。
銃撃戦は相変わらず素晴らしい。
主役の刑事さんのカメレオン面白かった!
でもやっぱり放逐がいちばん好き。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.7

この監督は良くも悪くも優等生なんだと思う。プレイブックもそうだけど、意地の悪さや悪意は画面や展開から感じられない。正直そこが物足りない。充分に面白いんだけどね。欲を言うなら。

それにしてもジェニファ
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

ポンさんの映画が大好きすぎて期待が高すぎた。ってのはあります。
でも唐突な魚、斧、横移動とか、らしいなってのは気持ち良かったです。
松明には興奮したし、寿司は笑ったし、ティルダさんの怪演には拍手を送り
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.1

劇場にも結構いたけど、カップルで観るのに最適!


薬とセックスと金と犯罪にまみれ、マイクを握り音が割れるほどがなり散らす姿はロックスターかカリスマ宗教家か。
聴衆のうねりも狂乱もそう。
レオさん社会
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アイム・ソー・エキサイテッド!(2013年製作の映画)

4.0

ふらっと観たら大当たりだった時の喜び。
最後まで笑いっぱなし。
あんなドランク&ドラッグな飛行機には絶対に乗りたくない。
会話もカット割も気持ちよかったし音楽カッコよかったし、無人の空港に音だけがする
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.1

期待マックスで観た。
相変わらず会話シーンの自然さは素晴らしい。
食事のシーンなんて、あんな知的でユーモアに満ちた会話なんて有り得るか?と撮り方も含めて感服。
息子との関係の描き方も上手ですね、一緒に
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大脱出(2013年製作の映画)

2.8

突っ込みどころありすぎだけど細かいことはいいや。
わざとらしいシーンにはクスリとさせられました。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.2

これが日本最古の物語だなんて日本人は凄い(伝説や神話としてではなく、あくまでも物語として)。
こんなに反体制で反ヒューマニズムなフィクションが祖だなんて…と改めて驚き、日本人のアイデンティティに慄き。
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.1

意外と面白いというレビューを見て。途中だれてしまったのは残念だったけど、小ネタや俳優の使い方が面白くて笑った。委員長が団長シャツとか。ハマケンきもすぎ!
サカナクションどハマりだった。
広告代理店って
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

1.9

呆れるほど下らないC級映画だと感じながら二度も劇場へ行ってしまった!
戦闘シーンなんて飾り。まあいきなり宇宙まで行っちゃったとこは笑ったけど
それよりも会話シーン及び設定の破綻が楽しめた。怪獣も、裂け
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

福山パパが成長し、そして父になる。
この映画は縮図だな、誰もがリリーさんに憧れるけど、あれは理想論なわけで。
全ての家庭があんなに上手くはいかないよ…どんなパパも福山パパ的な要素を多かれ少なかれ持ちつ
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.0

レベッカがキーパーソンのはずなのに、途中からニッキーに移行しちゃうから話がボヤける。
法廷でこっちを向かない、ってそれだけなの?強引じゃない?と思ったけど、まあ予定調和じゃなくて良い、とも言えるのかも
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.2

2人が人間のことをゾンビと言うのが象徴的。
もしも現代にヴァンパイアがいたら、たしかにこんな感じなのかも…とニヤニヤさせられるシーンは多かった。
退屈ではあるけど全てが綺麗だった。
1/1 バウス