はにわ砂丘さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

はにわ砂丘

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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.2

☆能に繋がるプロットがよかったです。テレビドラマでみた横浜流星とはてんで違ってました。演技の幅が広くて、すごかったです。黒木華の影を秘めた表情がよかったです。ラストが惜しかったです。

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

3.4

☆テンゼルのちょこっとした笑いがいいです。イコライザーは最高ですが、若いときも無駄に目立たないのが味です。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.3

☆銃撃戦だらけ、アクションだらけ、おまけにカーアクションで、ストーリーはわずかですが、魅せます。観ていてすごく疲れましたけれど、歳のせいw

母性(2022年製作の映画)

3.6

☆最近みた邦画では一番。ふたつの隠し玉が利いていました。戸田、永野、高畑、それと子役の女の子、こっちに伝わる演技をしていました。高畑の声の地力がすご過ぎて他の俳優さんの声がかすんでました。演劇畑出身の>>続きを読む

オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.5

☆重厚な作りでよかったです。アイヒマンとの会話も説得力がありました。

ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~(2023年製作の映画)

3.2

☆音楽の使い方がおもしろかったです。でもあんまり効果的ではなかった。中佐のいかにもなタバコの吸い方に目が引かれました。ラストはあんなもんだろうと思いました。

ビューティフル・ライフ(2023年製作の映画)

3.3

☆映像美がいくつかありました。ふたりでピアノを弾くシーンがアングルといいライティングといい、素晴らしかったです。ミュージシャンや関係者の抱える光と影が見えましたが、時間の関係からか、深掘りには至りませ>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.4

☆粘る捜査がよかったです。あちこち聞き込みしながらの展開が楽しめました。ただ、推理そのものが分かりづらかったです。最後の報告がすごかったです。

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.0

☆売れない小説家の鬱屈とそのはけ口は伝わってきました。映像が暗くてざらざらしていたのが惜しかったです。このところ、邦画を続けて観てます。なんでだろう?

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.5

☆ほとんど家の中での物語で、登場人物たちの立ち位置が錯綜して、おもしろかったです。横山とし子(樹木希林)が家に入った蝶を追う場面が泣けるような、怖いようなインパクトがありました。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

☆久しぶりの邦画。出だしはよかったです。プロットのバランスがイマイチでした。阿部サダヲの表情と声は絶妙でしたが、若い頃のヅラはいかがなものか。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

☆目まぐるしいカメラワーク、フラッシュバックするボーンの記憶、カーチェイス、てんこ盛りなりに楽しめました。でも、ジェイソン・ボーンって誰?

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.8

☆殺るか殺られるかの世界だから、みていてハラハラします。ヴィトの生い立ちも同時に描いているので、こんなに長くなりました。冗長と思われるシーンもありましたが、CG漬けの作品とは別格なので、気になりません>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.9

☆ゴッドファーザーって、こんなにおもしろかったんですね。昔テレビでみたのは、ほとんど忘れてました。今夜はPartⅡをみます。組織のファミリーと自分のファミリーを守るのは大変なんですね。起伏のある展開が>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.9

☆前作は記憶ないのですが、これはすごくよかった。老いたゴッドファーザーの子どもたちへの思いや過去の後悔が分かりやすく描かれていました。再編集版ということですが、それなりに工夫をこらしたのだと思います。>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.0

☆本作品だけでは流れが断片的にしか伝わってきませんでした。ストーリーとしても起伏に乏しかったです。

羅生門(1950年製作の映画)

4.0

☆よかったです!豪雨、風、影と光、疾走する男たちと女。疾風怒濤みたいな映画でした。藪の中、が原作とは意外でした。三船敏郎の高笑いも凄かったけど、京マチ子のギョロ目と悲鳴も凄かった。スピード感あふれる、>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.0

☆スティーヴン・キングの恐怖ってなんだろう? と考えました。何作か続けてみているので。死への恐怖かもしれません。生きていることへの恐怖かもしれません。そこを乗り越える前に、人間は死んでしまうのかもしれ>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.7

☆いろいろな雰囲気を捉えています。家族関係、友人関係、敗戦という位置、孤独のあり方、そして何よりも器としての家。それらがピンボケすることなく、ぴたっと留められていました。秋に公開するから、秋刀魚の味。>>続きを読む

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.2

☆ミストもそうですが、人間の奥にある迷路がトール・グラスを通して描かれています。エンドレスの悪夢で、観ていて重い気持ちになりました。

1922(2017年製作の映画)

3.4

☆ドライブ・マイ・カーと同じく、小説で読むとまた違った味わいになるのだろうけど、これはこれで怖かった。殺人者にだけ見える地獄絵なのだろう。主人公がずっと冷徹そうだったのが◯だった。

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.9

☆さすがシャリーズ・セロン、目の表情だけでもすご過ぎ。正直、このひと誰?って思ってたんです。クレジットみて、びっくりでした。自己中のオーサーを痛快なまでに演じ切りました。

アンナ・ニコル・スミス:ユー・ドン・ノウ・ミー(2023年製作の映画)

3.2

☆マリリン・モンロー病みたいなものを感じました。アンナもマスコミをだましだまし利用し、マスコミはアンナの骨の髄まで貪りました。お互い様です。ドキュメントですが、中身は映画以上の出来事も多々ありました。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.5

☆「またね」「またね」がすごく効いてました。少年時代に多分感じていただろう、何かしらが確かにありました。サバ缶、食べたくなりました。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.4

☆恋愛と記憶の関係を探った作品でした。コメディなのかシーリアスなのか、曖昧なまま終わってしまいました。ジムとケイトの演技はさすがでした。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.2

☆スーパーマンの誕生秘話?でした。CGも紙芝居みたいでスタイリッシュでした。神経質そうなスーパーマンもよかったです。

ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.2

☆ゆうべ母の日に観たのでジャストでした。娘役の女の子がきょとんとした初々しさでした。身のこなしなど女暗殺者としては迫力に欠けますが、母性としての説得力はありました。粗いストーリーではありますが、お涙頂>>続きを読む

シャフト(2019年製作の映画)

3.1

☆さくさく観れました。
これはこれで、よかったです。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.7

☆孫会いたさのロードムービーかと思いきやとんだことになってしまいます。孫から見たらおとな関係のややこしさでしょう。捨て身のジョージ(ケヴィン・コスナー)は、ヤング・プロミシング・ウーマンの彼女を想起さ>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.4

☆これも切ない作品でした。この映画にふさわしい音楽・楽曲があったら、もっとよかったです。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

☆誤って削除してしまいました😭
再び→芯があってブレない彼女を支えていたのは友情です。捨て身の覚悟をした彼女の行動は壮絶にして切ないです。ハッピーになれそうに思ったのですが…。女性監督の目遣いが随所に
>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

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☆これでふたりのなり染めがわかりました。ゴージャス、愛のささやき、秘密深さ、いろんなものが彼女をとりこにします。反撥と執着がリフレインされます。ダーカーより緊張感がありました。キム・ベイシンガーが不在>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

3.2

☆彼女、悩みますね、彼のことで。彼、サディストなんですね。お金、持ってます。道具もいっぱい持ってます。コレクターなんです、すごいですね。揺れる彼女の出した答えは、あたしやっぱりマゾなんですぅ、なんです>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

☆この映画はカメラワークと音楽にこだわっています。とりわけ序盤と終盤にサイケデリック・ファーズのLove my wayを流したのには喝采しました。「リチャード・バトラー」と名指ししたのもよかったです。>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.4

☆ライアン・レイノルズが現れるだけで、なんか笑えます。その他の笑わせ度は深くありません。ちょこっと笑えます。ソニアの英語がヤバイですw

AKA(2023年製作の映画)

3.5

☆わたしもフランス版レオンとして観ました。殺し屋と少年・少女との繋がりがありました。背景に殺し屋自身の少年時代の影が見え隠れしていました。