ゴジラ登場シーンだけ繋いで再編集したらスコア4.5はつけます。
冒頭のジュラシックゴジラのシークエンスは怖可愛くて、不謹慎ながらなんとなく微笑ましかったです。
その後の銀座登場の完成形ゴジラの恐ろ>>続きを読む
地震及びその後の混乱の描写が薄く、村民の生活も炊き出しの準備をしてる程度で大きな変化も描かれないので流言飛語に掻き立てられた人々にも切実な恐怖があったことは伝わってこない。
これではあの村民達が元々偏>>続きを読む
とにかく最高の、作られるべき、作られる価値のあった続編。
前作は公開当時でさえちょっと軽く見られていたというか良くできたMVのような扱いもあったと記憶していますが、それをこの36年を経て公開されたマー>>続きを読む
ウルトラマンは特に詳しくもないが最低限の基礎知識はあるという程度の距離感で鑑賞。
観る側の心得としてシン・ゴジラとは別物、という認識で臨んだけど結果的に制作側がむしろふっきれてないかなという印象。 >>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
白石和彌監督の作品の中でも際立って緻密に丁寧に作られた作品だと思いました。
多くの方が言及されている拘置所の面会室でのオーバーラップ映像の凝り方は言わずもがな、脚本も丁寧に作り込まれていたと思います。>>続きを読む
エグみとスタイリッシュさ、緩急、豪華な出演者達も過不足なく一つのお話にまとめきるさすがリドリー・スコットの手腕。
無駄に意識高い系に振らない観客の為の映画を創る潔さがかっこ良い。
アダム・ドライバー>>続きを読む
重い…しんどい…
一人じゃない、って言葉で言うのは簡単だけど、その人の孤独や自己否定感を拭うことは容易ではない。
楽曲もパフォーマンスも文句なしのハイクオリティだけど、内容の重さにダンサー・イン・ザ>>続きを読む
うーん、どうなんだろう。
お話はとてもエモーショナルで、どの人にも気持ちを寄せるだけの背景があり、やるせない気持ちになったし、何回か涙を誘われました。
ただ、決定的に実在感が感じられなかったのが残念で>>続きを読む
登場人物の、とりわけ主役2人の人物像の描きこみがすごい。
演じる古田新太も、松坂桃李ももちろん素晴らしいがこれは脚本や演出の成果なんじゃないかと思います。
昨今とみに邦画には粒よりの優れた作品が多いけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トレイラーのミスリードがアヴァンタイトルで気持ちよく裏切られる。
いくつかあるGメン75シーンはいずれも胸熱です。
ジェームズ・ガン、GotGでは優等生的側面を見せてくれてそれはそれで最高だったんだけ>>続きを読む
無駄な場面が一つもない。
演者さん全てがそれぞれの役割をそれぞれ全うしている。
結論ありきで「為にする」展開というものがなく、ミスリード含め全てが緻密に構成され、それなのに自然に崩壊へとなだれ込み、観>>続きを読む
トラウマの克服に対する描き方というか制作の取組み方が軽過ぎる。
十二人の死にたい子どもたちでもそうだったけど、堤作品は人の心の傷への向き合い方に真摯さが無いと思う。
単なるギミックの一つ位の扱いの雑さ>>続きを読む
役者さん達は皆さん素晴らしい。
お話もそれぞれの苦しさ、痛み、優しさを前後する時系列や同じ場面を異なる視点で描いて、かつ混乱させない構成も素晴らしい。
素晴らしいんだけど、所々のドキュメンタリータッ>>続きを読む
個人的に一番上がったのは「バケモンにはバケモンぶつけんだよ」シーン!
マッドマックスから始まってガーディアンズオブギャラクシーで終わる。途中も先述の貞子VS伽倻子あり、エイリアン、スター・ウォーズ?>>続きを読む
上質な演技バトル映画。
松岡茉優ちゃんの大泉洋さんに素手で殴りかかっているような気合いと、それをゆるゆるーと逃しながらも真正面から受けて立つ大泉洋さんの様子が速水と高野の関わり方さながらで面白かったで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
若くて美しくて眩しい2人の魅力、贅沢な“チョイ役”の皆さん、きちんと吟味された美しい言葉、確実で整った撮影や演出。
とても丁寧に創られた作品。
若い時の恋愛って麻疹みたいなものだと思う世代から観ると>>続きを読む
土屋太鳳の正しい使い方の見本のような作品でした。
彼女は美人だし人柄も真面目で誠実、常に一生懸命、しかも優しそう、そんな彼女なんだけどなんかこうなんとなく色々とtoo muchな感じ、意地悪な言い方を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
普通のサスペンスドラマとしては充分楽しめました。
でも気になる粗はたくさん目につきます。
高級ホテルのドアはあんな細い男の人の体当たりで開いちゃうのかな。
恐らく都会に住んでるであろう女性が地方でひ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
俳優陣の力がすごい作品でした。
綾野剛の違和感無く経年を感じさせる変化や繊細さと気弱さを内包した鋭さの絶妙なバランス、令和編での取り返しの効かない重ねてきた歳月への困惑や愛情を持て余す「軸」を失った>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
西川監督の作品に出てくる人物には完全な悪人も完全な善人もいない。主要人物も詐欺師だったり嘘つきだったりそこまでいかなくても小狡かったり卑怯者だったり。
この作品でも、服部君がアベ君を叱責するのはそれ>>続きを読む
ダメでした。
とにかく味の濃いものを混ぜ合わせて、それぞれの味は濃いんだけど全体的には味がぼんやりしてしまってどんな味かわからなくて、そんな思いでやっと完食してホッとしたら食べたあと胃もたれして翌日>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コンパクトに、でも過不足無くまとまった内容でストレスなく観られました。
ライトが消えたところで気配がチラつく辺り、ジャパニーズホラーにも通じる恐怖の掻き立て方、なかなかに斬新でした。
フラグ立ちま>>続きを読む
期待値が高くなければ普通に面白い作品なのだと思います。
しかし、個人的には平均点よりちょい低めかな、という評価になりました。
CGを多用し過ぎていて画質の良いゲームを見ているようでした。
カーチェ>>続きを読む
思ってたよりグロかった。
色々な物を過剰に「スタイリッシュ」に可視化してしまった結果、なんかダサい感じになってしまったように思えました。
シンセサイザー風の劇伴はキューブリック作品を意識してたのかな>>続きを読む
とにかく草彅剛さんの俳優力が圧巻でした。
オープニングの楽屋シーンはトーチソング・トリロジーへのオマージュもあるのかな。
草彅剛の魂のこもった演技はかの名作に恥じることのないもので、トーチソング・ト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
思ってたよりイデオロギー性の高い作品だった。
そこに関しては人それぞれなのでその内容の是非はレビューには関係しないのだけど、でも原作未読だからか私には繋がらない点がたくさんあって、んー?という感想。>>続きを読む
制作から公開にかけて何かしらの特別な背景のある作品の場合、作品単体としての評価が難しいのはあきらかで、今回のような極めて悲劇的な状況の場合は更に上向きに補正がかかってしまうことは人情的に仕方ないのだと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作未読ですが、恐らく小説向けであろうと推測される素材を巧みな脚本や編集で素晴らしく映画的に映像化した作品だと思いました。
序盤、別々の場所で2人がそれぞれに事件の足取りを探っているのが1点に巡り合う>>続きを読む
中野量太監督の作品を鑑賞するのは湯を沸かすに続き今回で2本目ですが、いずれも泣かせに貪欲な浪花節感とほんのり漂うロック感のバランスが絶妙だなと思います。
どことなく浮世離れした登場人物に、んなわけある>>続きを読む
こういうレビューで良かった方ならともかくネガティブな内容で個別の名前を出すのはあまり好きではないのですが、とにかく石田ゆり子がミスキャスト。彼女個人の年齢を感じさせない清楚さや可憐さは大好きです。素顔>>続きを読む
ノーラン作品で初めてシンプルに楽しいーと思って観られました。
メメントではもったいぶった語り口に無性にイライラし、インターステラーもインセプションも置いてきぼりにされ、ダンケルクではちょっと寝てしまい>>続きを読む
内容は薄っすい。
でも各キャラは立ってて人物像は掴めた、かな。
でも全く自分と発想も世代もかけ離れた人達過ぎて同年代の人が観ないと響かない作品かも知れないと感じた。
ラストシーンは良かった。
吉>>続きを読む
色々なサイトや映画系youtuberさんがおすすめしてるのを見聞きしていたので観てみました。
正直言って、よくわからない!
つまらないって言ったら負け、みたいな空気があるような気もしますが敢えて言>>続きを読む
映画として作品としてどうのと言うより、そもそもこの作品の制作陣と私の原作の解釈が違うんだなと思った。
私が原作から得た感想はとにかく乾いてる、ということ。
何かを求めることにも疲れてしまった、あるい>>続きを読む
妻夫木聡の屑は本当に胸糞悪い。最高です。
奥さんを破滅に追い込んだのは「あれ」ではなくお前だ。
黒木華さん、哀しくも壊れていく、壊されていく過程が素晴らしい。盛り塩パリンの笑顔は最高に美しく恐ろしか>>続きを読む
先日観たランボーラストブラッドより3倍辛い2時間強。
お話としてはやや冗長さが気になりました。
とにかく地獄のような暮らしが淡々と、かつこれでもかと執拗に描写されるのでもう少し簡潔にまとめられる場面>>続きを読む