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巧の車内での会話:
黛「柵を立てなくても鹿はグランピング場に近づかないかもしれないですね」
巧「じゃあ鹿はどこに行くんだ?」
高橋「…別の場所に行くんじゃないですか?」
表面上は地元のことを色々知り>>続きを読む
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死体の扱いがぞんざいな町田康が出てきたシーン、古い日本家屋の暗がりのの中でバイブが鳴動するシーン、サイコパスおばさんが急にディープキスしだすシーンで爆笑した
音もストーリーも良いがCGの出来が悪すぎる
各社ソロは流石に手書きのようだがCGの動きが人間味なさ過ぎで、人も費用もタイトな中で何とか仕上げたのかと邪推してしまう
いくら各パートが良くてもノイズが混じ>>続きを読む
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過保護ママの自己満足対象にされてしまって哀れなボーちゃん
母子関係は強権的かつ不可避なのでタチが悪い
ボーちゃんとセックスして腹上死するとことかデブが自分のライフルで肩連打されるとこなど、ところどころ>>続きを読む
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相変わらず信頼できる監督だ。
主人公二人の抱える病(PMS、パニック障害)に観客の目は行きやすいが、この映画の描きたいものはその範疇に留まらず、劇中で描かれる姉弟の死すらも超えて、何ら明示的な悲しみの>>続きを読む
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(原作のある映画なので全て監督に責任があるわけではないものの、原作が作る基礎の責任も一部引き取らざるをえないのも原作付き映画の宿命かもしれない。私が原作未読である責任から逃れるわけではないのだが、以下>>続きを読む
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ストーリーは突拍子もないけど何となく理解できるおとぎ話のような映画だった。マルチバースを経験しすぎて虚無に陥る娘とそれに当てられる母の気持ちもわかる。惑星の衝突になぞらえられた、母娘の繋がりが存在する>>続きを読む
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会長が医者にかかる時、女医さんが「問題が起きてからでは遅いんです。水滴が長い時間をかけて石を削ることがあるでしょう。」というようなことを言うが、この映画はその水滴の一滴一滴をつぶさに観察するような映画>>続きを読む
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セブからiPhoneを奪ってしまった後の夫婦の会話、「なんでこうなってしまった?」「分からない」、に表れている、誰しも(社会を含む)が何らかの責任があり、しかしその中には単一の真因がないという現実社会>>続きを読む
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3→1→2の順に好きだな。
香川照之が本を読むときの様子とか、彼が霧吹きで蒼井優を目覚めさせようとする距離感(の取り方)とか、竹中直人に水を差しだしつつ蒼井優のことを聞き出そうとする距離感(の詰め方)>>続きを読む
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まず冒頭から年いったオバハン(といってよかろう)の下下下世話なネタと、それに比例するかのように質量を増していきそうなパーマネントの描写で私は不気味さを感じる。この不気味な感じ感の大きさを覚えておいた方>>続きを読む