QMさんの映画レビュー・感想・評価

QM

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ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

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地獄の黙示録と続けてみた。
マーロンブランドがイマイチ存在感なかったのはそういうことだったのかと納得。
原住民のところはリアルだったとは。ベトナムカルチャーじゃないところについてツッコミ入らなかったの
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.5

なかなか気が向かず長年見送ってきたが、ふと見てみたら時代だな〜!という内容で、ただの戦争映画じゃないところ、もっと早く見るんだった。エルトポ感。さすがに絵はずっとシックで美しい。全く意図しなかったがな>>続きを読む

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

4.5

岸本さんが話している姿はネットの対談的なコンテンツで何度かみていたけど区長ななる前の姿や普段の様子はこの映画で初めてみた。とても感じのいい人。ハキハキして爽やかで。真摯な言葉でまっすぐ伝える人。「使命>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

近くにいた上映前から厨二感溢れる会話で盛り上がってた若年男性数人が、照明がついた時に「俺ら君らをこんな映画で落としたことある?男下げすぎ〜」と言いながら出ていった。へぇ立地的にこのレベルの層も観にくる>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

3.8

20年近く前に外国のお土産やさんでこれのサントラCDの海賊版を見つけて買ったことがあった。埃被ったチープなやつ。映画は見たことなく完全にジャケ買いで。今日初めて映画を観てあの「シャイン」てこんな話だっ>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.3

いまさらかな〜と思いながらレコメン表示されたのをなんとなく見てみたが、今見ると公開当初とはまた違った味わいがありそう。これの拡大版みたいなことが連日報道されてるわけだし。滑稽な見せ方してくれてるけど事>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.5

"名作"なのにカラッと軽い終わり方なのは意外だった。「君の瞳に乾杯」がhere’s looking at you kidだったとは。乾杯のたびに言ってくるのはさすがにしつこいし、見るからに歳の差ある男>>続きを読む

聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

2.8

・「このアーサナはマハーバーラタに出てくる」とか「王様の行動が理解できず頭で立てばわかると思った家臣がこのアーサナをしたんです」とか、はじめの方に「インドは史実を確認するのが難しい」って言ってたのがす>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.5

途中までエプスタインの話とごっちゃになって見ていた。ワインスタインは生きてるのか。

犬王(2021年製作の映画)

2.6

「映像研」を見て以降湯浅監督のこれも見てみたいなーと思っており、アマプラに出ていたので視聴。監督は違うしなんの関連性ないとおもうが「平家物語」のアニメもめちゃくちゃ好きだったので、時代や琵琶法師の語り>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

"役立たず"であることとは?
ひよこの仕訳の時のオスの話やら、教会で白人の子どもがデイヴィッドの顔を見て言うセリフやら、ひやっとどきっとする、そんなこと言っちゃうのというシーンが結構あった。にも関わら
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

2.8

バービーに着せたウールのグレーのジャケットのラインが綺麗で素敵だった。過去モデルとして働いた一人がマルタンの手を褒めていて、まさにバービーに服を着せる手もそれだったなあと。

浮き雲(1996年製作の映画)

3.0

「チャイコフスキー6番って切り取りようによってこんな風に便利に使える曲だったんだw」というシーンが冒頭いくつかあったおかげで(せいで)シュールなものとして見てればいいのだと思ってたのだけど、途中から「>>続きを読む

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ナポレオンのような「英雄」のアイコンはこれからも時代の価値観に基づき芸術によって定期的に描かれ直されて然るべきものだなぁと。ホアキンフェニックスが主演の時点である程度人物像の方向性は想像できたけど、期>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.0

自分は映画館で何を見てるんだろう…と言う気分に何度もなった。
"バービーのプロモーションムービー"と言われるのもよくわかったし、バービーおよびメーカー側の言い訳みたいでなんだかなーという思いも。
映画
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.5

以前深澤まき先生が紹介されてた韓国映画のひとつを鑑賞。
青年期を朝鮮戦争とベトナム戦争の時代に過ごし、家族のため苦労して自分のやりたいことを諦めざるをえなかった世代と、戦後経済成長のなか不自由なく育っ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

風立ちぬ系かと思いきやファンタジー寄りで好きなジブリだった。塔に入って以降、あれ?今なんでここにいるんだっけ??どういう展開でここまで来たんだっけ???と物語を俯瞰して理解することが難しくなるタイミン>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

2.5

嘔吐系シーン多くてほんと気持ち悪い。あれ要る?素敵なラブストーリーなのかもしれないがその印象が常に付きまとってしまって無理。当時あれを何も知らずに食事してから映画館に見に行った人たちも沢山いるんでしょ>>続きを読む

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

4.0

今回の選挙結果にもいつもながら絶望したので見に行こう行こうと思っていたこれを見に行った。平日夜のポレポレだったので人はチラホラ程度。毎週配信のヒルカラナンデス含め、彼らのスタンスに思うのは政治家をいじ>>続きを読む

私の親友、アンネ・フランク(2021年製作の映画)

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お母さんが亡くなった時のお父さんの行動にぎょっとしたが、ユダヤ教では家族が亡くなったら上着に切れ目を入れるそう。ハンナの周りの女性たちは、よく危険を犯してまで協力してくれたなー。

ヘヴィメタル/ヘビー・メタル(1981年製作の映画)

1.5

ヘヴィーメタルがたくさん流れるのかと思って見始めたのでストーリー展開のしっちゃかめっちゃかさも相まって終始「???」だった。エログロのアメコミが21世紀宇宙の旅にインスパイアされたみたいな…最後とかナ>>続きを読む

メタリカ:真実の瞬間(2004年製作の映画)

3.5

最近十数年、というかほぼ二十年ぶりに(自分のなかで)メタルの波が来ていてあれこれ聴き直したり過去に苦手意識のあった古いバンドなんかを聴いてみたりして楽しい。で、このドキュメンタリーは以前見たビートルズ>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.0

自分はいわゆるラブストーリーにあまり感心しないタイプなのだが珍しくぐっとくる作品だった。ストーリーライン以外の要素がとても良いからなのか。その辺の原っぱみたいな風景が匂ってくるような美しさ。森に行きた>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.0

学生の頃ビデオを借りてきてみて以来だったが、おそらく当時は寝落ちしたか流し見してたんだろう。このはじまりと終わりは一度見たら忘れないだろうに記憶にない。。
200分越えも苦にならない、惹きつけられるス
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

2.8

デミムーアのこの世のものとは思えない美貌とあの有名なロクロ回しシーンを見る映画。いまだったらサム役にパトリックスウェイジは選ばれないのでは。

あのこと(2021年製作の映画)

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大晦日、朝一で年内に見ておきたかった本作を見に。さすがに座席には余裕があったが、割と年齢層が高く、かつ男性が多いことが意外だった。見た人から聞いてはいたが痛々しくて途中何度も目を背けたくなるシーンが…>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

2.5

映像と音楽がおしゃれ。
ストーリーは、、上映後何年か経ってからdvdで見た初回からかなり時間が経って再度見てみたが当時と同じ感想。集中力がもたない。。

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

2.5

1と比較してアダムスファミリー以外の人間が多数登場、屋外シーン増加。その分あのファミリーのお家の雰囲気は軽減されたかも?個人的には赤ちゃんのキャラがはちゃめちゃ過ぎてなんだかなーという感想。1の方が俄>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

4.0

子どもの頃ぶりに見たけどやっぱり好き。当時からウェンズデーが輝いてみえてた。ハロウィンであなたは仮装しないの?って聞かれた時に「殺人鬼よ。普通の人間と同じね」って(笑)

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.5

学生時代にもdvdで見て以来。当時もよくわかんな…と思ってたけど今回も大して感想変わらず。
直球の家族愛ストーリー。クリスマスというきっかけなしにはもう観ないだろう…。
ちっちゃいおじさんのシーンで流
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