SANSUさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

SANSU

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バービー(2023年製作の映画)

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ケンがバービー抜きの自分を考えられないように、自分が生まれたときからある価値観から抜け出して自己確立するのって本当に難しいと思った。そんなときにありのままの自分を何故か全肯定してくれる世界があったら嬉>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マリチェとお母さんの関係がかなり心に残った。自分の教えが娘を傷つけたことにようやく気がつくこともある。
字を読めないけど、言葉の違いとかにすごく敏感なんだ…赦しと許可が混同されるかも、とか…
教育を信
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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これぞ!恋だ!
何一つ忘れない、というのは別に大げさでも出まかせでもなく、彼にとって今後の人生の救いの一瞬になっていくのかな、と思う。
心は衰え、肉体はやがて誰も目もくれなくなる、というのはリアルだ…

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

親父〜きみこの共和党具合を許せるのかい〜?と思った…。私にはその素朴さと純粋さが怖い。
要点なんか知るか!が、この映画と人生のこと言ってるのかと思った。すごい良い。
内容は普通なのに、なんか不思議な感
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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この監督は突如眼を見えなくされることに対して性癖があるのか…?
ブルースに薫陶を受けるのが良すぎる。映画ってほんとに世界を開くよね。
ランティモスの映画に変なダンスシーンがあると嬉しくなっちゃう。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分たちを同じ宇宙の元のものとして捉えようとしたり、三者に身体を任せようとしたり、やっぱりどうしてもぶっ飛んでるように感じてしまう。けど、そういうわかり合えない感覚って人間同士でも普通にあることで…>>続きを読む

プリンス・オブ・エジプト(1998年製作の映画)

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やっぱり砂の描写ってめっちゃいい。壁画のアニメーションも好きだった。
天の目から自分の人生を見る、というのはいまの自分はなかなか感じない価値観だ。
何かを見捨てないってことは、何かを見捨てるってことだ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まずこの最高の妹がいるということがいいですね。最高に可愛い。
初対面で具体的に口説きまくるのおもろい。
この人がいない人生に興味がない、と言えることがもう幸せだよね。
ビル・ナイ優勝です。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初っ端からトムがかわいすぎだろー!デトロイトビカムヒューマンのコナーの如し。
ベランダから視線を辿るようなシーン、2回ともすごく好き。
このラストをどう考えたらいいんだ…そこに心がない、対話がない、結
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JSA(2000年製作の映画)

5.0

あっちょっとやばい、これは…
いま観るのは辛すぎる、しかし好きすぎる。
パクチャヌク、最終的には人間個人の感情の交換に着地するのだね。そして画面がずっとかっこいい。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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家族も宗教も親愛もグロテスク〜
カメラがぐるっと回るのがすごく良い。
マミーの身体能力やばすぎて逆に面白くなってしまった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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すごすぎて狂気…違う作画が混在してて全部こだわられちゃうともう何をみていいのかわからん!すごすぎ!
グウェンが相変わらず素敵だし、ホービー好きになってしまう…

怒りの日(1943年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もろDies Irae
シャイニングの冒頭しかり、ですね。
無垢な女性を強要するも、そんな人間は存在しない。
離れているとき、近くにいるとき、死を願ったって、すごいセリフだ。涙の向こうにあなたが見える
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ロブスター(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

みんなが1人でダンスするシーンがすごく良かった。
2人で森から逃げているシーンも、奇妙で歪なダンスを2人で踊っているようだった。
共通点が愛になるのか、愛が共通点を探すのか?!

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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画力と眼力のすごさが…画面の圧!
映画ってこうよ、これがいいのよ

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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この父親の娘がすごいませてて大人びててでもまだ子供なの、すごい納得する。
親も人間だと気付かないうちは子供でいられるよな…
最後のショットが今年ベスト級かもしれない。バビロンと並ぶ。

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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複雑な映画だ〜
戦争による狂気と執着?恋?による狂気、乱立する人間関係、色々名言しなさすぎて含みがすごい。
過去への後悔が人を動かす、と言う面もあるのか…?
デヴィッドボウイのオーラすごい。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

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TAR観たから観たけど、如何ともしがたいです…
マラ5とレハールがたくさん聴ける。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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音楽良!!!
漫画とは全く別物として観るなーこれは…単品で見たとき概念的なこと多すぎる。鉄雄撃ってやったぁ!はないだろ金田!これじゃただのあほじゃん!
大友克洋の絵が動くと全く違うものになるの、面白い
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ザ・セル(2000年製作の映画)

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ビジュが強い。
最初の砂漠のシーンもいいし、最悪だけど死体が水に浮かんでいるのも、腸を巻き巻きしてるのも良い。
羊たちの沈黙的なテーマ感じる。でも虐待云々の話はいまいち納得できない。

砂の器(1974年製作の映画)

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生まれてきたこと、生きていることが宿命か〜〜親子の宿命って本当に逃れようがない。家族って結構気持ち悪いものなんだな…
どうしても子どもが欲しい人、どうしても欲しくない人、両方の気持ちがあり得る。
しか
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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ケイトブランシェットのかっこよさに隠れているけど普通にパワハラ気質なTAR、でもこの世界で上に行くためにはこの振る舞いって自然なんだよなーー勝利者の振る舞いというのは存在する…それにしてもかっこよすぎ>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

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15年の監禁は、己を顧みることを期待していたのかなぁ
ただ忘れただけって罪思いよなーやられた方は一生忘れん

浮雲(1955年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エゴでお互いの人生を消費させてる感じ、仕事に熱意がない風立ちぬ…でもそれが愛なのかなぁ?
屁理屈に屁理屈を重ねる会話でなにか大事なことを避けてる感じがズルい〜
一緒にいるひとが勝ちなのか…

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

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本当に一生自分のした殺人が罪だと思わずに人生を終えるひとがたくさんいるのかもしれない。その構造から一生抜け出せないのかもしれない。自分が抑圧されてることにも気づかない妻。自由にものを考えるということが>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

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これは映画を観るための映画という感じで良いな〜
延々紅茶淹れて、ずれてくれ…の帽子屋が好きだった。

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

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このストップモーション最高!気持ち悪さがいい!食欲が失せることこの上なし!
息子よ…のとこは謎の感動があった。
ダシに使わないで、も最高だった。家族観ぶち壊しよ!
魔弾の射手がいい味出してるね〜

パリタクシー(2022年製作の映画)

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人生に含蓄ありまくりのばあちゃんってなんでこんなに良いのか。
青と茶色の組み合わせ好き。
泣いてるお客さん結構いてそれも良かった。

私の20世紀(1989年製作の映画)

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画角とかあからさまに音を別撮りしている感じとか、なんか良い。
この女優の魅力で一本映画撮ろう!ていう感じ、結構好きだなー突然語り出すチンパンジーとかもなんか良い。
女性への抑圧が当たり前すぎてつら…

はちどり(2018年製作の映画)

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誰といても孤独だ…
自尊心を守れるのは自分だけだと教えてくれる人がいたのは唯一の救いだなぁ
間がすごく好き

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

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登場人物全員怖い!!眼で語る感じは絵的にすごく良いけど、メッセージ性が特殊でなんとも言えない気持ち…
それにしてもカルトっぽすぎるというか、この監督なにかに駆られて映画作ってる感じがある。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

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ビル・ナイ映画だった。
いまこのメッセージ性(?)をリメイクする意味とは…となったけど、前半とか最後はすごい好きな感じ。
仕事はかくあるべし、言うが易しだ…

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マックスリヒターが良い!
そんでこういう設定が私は大好き。小川洋子にこういう設定の話あったなー
音が消えたときはこれで最後までいくのかな?と思ったら違った。それはそれで良い気がする。
嗅覚を失うときに
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少年(1969年製作の映画)

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お父ちゃんもお母ちゃんもいない宇宙人に憧れる少年、漢字も読めない少年、キリスト生誕も知らない少年よ…
ひたすら画が良い

月世界旅行(1902年製作の映画)

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わちゃわちゃごちゃごちゃで可愛くて、自分が好きなものの原点って感じ!
月におしゃれして行きたいもんだ