RyoWatanabeさんの映画レビュー・感想・評価

RyoWatanabe

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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

クリストファーノーランのSF感性とハンスジマーの重厚なサウンドに脱帽。相性良すぎ。

時間の逆流を使ったストーリーはとても難解で、考察サイト観て⇒見返して⇒考察サイト観て⇒見返して⇒考察サイト観て・・
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.5

主演のアン・ハサウェイがとにかく美しい。
パーキンソン病を患い、相手に迷惑や同情をかけられないよう、恋仲ではなく、体だけの割り切った関係を求める役柄。

映画前半の大胆な脱ぎっぷりと、映画後半の繊細な
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

初めての4DX体験。
マリオの動きに合わせて、座席が揺れて、動いて、風吹いて、敵が飛び出してきて。。。
USJのアトラクションを並ばずに1時間半乗れると思えば、良い体験だと思う。

つまりは、映画とい
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

5.0

日米両方の視点から硫黄島の戦いを描いた稀有な作品。

アメリカ側からの視点で描写した「父親たちの星条旗」と大日本帝国側からの視点で描写した本作「硫黄島からの手紙」。 

本作の魅力の一つは、二宮和也や
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

25年続いたエヴァンゲリオンシリーズの映画最終作。
庵野監督の集大成だと思う。

以下ネタバレを含みますが、
エヴァンゲリオンの無い別世界を創生"ネオンジェネシス"し、そこでシンジ達は別の人生を歩み始
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TAXi2(2000年製作の映画)

4.5

TAXI2は、爆走タクシー運転手のダニエルとマルセイユ警察のエミリアンが、日本の防衛長官を誘拐したヤクザの陰謀に立ち向かうカーアクション・コメディ映画。
TXAIシリーズは、合計5作くらいあるけれど、
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

「ファイト・クラブ」 タイトル通り、暴力にまみれた作品。
20世紀最後の1999年に公開されたこともあり、世紀末観が漂うのと、ラストシーンの絵力がカッコいい。
(皆さんがレビューするようにブラットピッ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

村上春樹の世界観を表現した傑作。
※映画「ノルウェーの森」が好みでなかったので、いい意味で驚かされた映画。

舞台俳優であり演出家の家福悠介(西島秀俊演じる)を中心に織りなされる物語。
家福は妻の音と
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トップガン(1986年製作の映画)

3.0

トップガンマーブェリックが上映されたのは既に1年半前。

今更ながら、第1作 トップガンを鑑賞。

アメリカ海軍のエリートパイロットを養成するトップガン学校を舞台に、トム・クルーズ演じるマーブェリック
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

1995年に公開された超ダークなミステリー映画。
シリアルキラーが「七つの大罪」を犯罪現場に残すことで、それぞれの罪を罰するという恐ろしい連続殺人事件。

それに立ち向かう モーガン・フリーマン と 
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争の甘美な幻想を教え込まれ、
戦争に勝つと疑わない青年たち。

教師や父親など、戦わないおっさん達にそそのかされ戦場へ。

今までの知識は忘れろ。
将来のことなど考えるな。
一人前になれ。

過酷な
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

聴覚障害者(聾者)の娘が主人公。
家族で唯一人の聴者が、歌の才能を見出していくサクセスストーリー。

同情を誘うようなストーリーになりそうな所を、適量のスラングや下ネタが、カジュアルなストーリーにし
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.0

映画というよりは、純粋なドキュメンタリー

Michel のために
Michel と同じ舞台で踊るために
Michel と同じ舞台で歌うために
世界中からダンサー達が集まる

さすがKing of P
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

戦時下に市民など存在しない by アドルフ・ヒトラー

ソ連軍が迫る首都ベルリン。
絶対的に追い詰められる中、総統ヒトラーは戦況を正しく認識できず、300万の市民を市街戦に巻き込んでいく。

何のため
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U・ボート(1981年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦ドイツの潜水艦Uボード乗組員視点の反戦映画。
Uボート部隊は、第二次世界大戦で1131隻建造され、そのうちの849隻を損失したそう。。
4人の内3人が戦死する過酷な戦場。

特筆すべきは
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.5

舞台は18Cイングランド。
美しき田園風景とピアノ。

女にとって結婚が「全て」という文化の中で、母と娘達の奮闘が興味深い。

題名通り、「プライドと偏見」によって、お互いすれ違いつつ、少しずつ擦り寄
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

京大吉田寮のようなカルチェラタン。
自由な気風を持つ高校生達の若々しい眩いエネルギーを感じれられるだけで、この映画は観る価値があります。
理事長と学生達の会話が特に好き!

主人公2人の声(長澤まさみ
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

舞台はシオラレオネ。
希少資源ダイヤモンドの利権を巡り、政府軍と反乱軍が争う内戦地帯。

主人公である密売人アーチャーと家族愛溢れる漁師ソロモン、キレ物ジャーナリストマディーが、ぶつかり合いながら信頼
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娼年(2018年製作の映画)

2.5

人生に冷めた青年リョウが娼夫の仕事を通し、性の多様性、欲望の根源に魅せられていく。

様々なお客様と出会う度に、自身を見つめなおしていく。

小説では文字で細かく伝わる心理描写も、映画の短い描写では、
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オアシス(2002年製作の映画)

4.5

究極の「純愛」

これに勝る「純愛」なんてあるのだろうか。

素行の悪い落ち着きのない主人公に、兄は言う
「大人になれよ
大人ってのは、自分がどう見られているか分かった上で行動するものだ」

挙動不審
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.5

陽気な人柄に惹かれ、自然に人が集まり笑いが絶えない人気者ジョージ。
彼には、生まれ故郷から飛び出し、世界中を旅して仕事をするという夢がある。
しかし、父親が倒れ、家業を継ぐことに。。

金にがめつい悪
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世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

4.0

ゴッホの複製画作製を生業とする男性のドキュメンタリー。

舞台は、油絵の街中国大芬。

今や世界No.2の先進国となった中国だが、狭い工房の中で半裸の画家たちが、筆を振るい続ける姿には、「豊かさ」は無
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「もののけ姫」はこうして生まれた。(1998年製作の映画)

5.0

【全体感想】
最高。
クリエイティブな仕事の凄さ、こだわりを、これでもか!!ってくらい密度濃くしかも5時間詰め込んだドキュメンタリー。
1990年代後半の仕事場風景を知れたのも面白かった。
親や上司た
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ネズミ」が主人公の映画。
裏切り、裏切られ、終盤には「THE DEPARTED」として関係が精算される。
ラストシーンで権力の象徴である議事堂と、本物のネズミが一匹映し出される。


ジャック・ニコ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

皆さんの講評通り、いやそれ以上に、鈴木亮平の「狂人」としての演技、迫力が恐ろしいヴァイオレンス作品。

この作品を観るまでの鈴木亮平は、変態仮面や俺物語など、ガタイの良さとは裏腹に、心はピュアな役の印
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

どこか笑える感じのド派手ダンスムービーではなく、超クール×溢れ出る若いエネルギー×最先端HIP HOP なボリウッドムービー!

インドが抱える格差社会や宗教的差別の中で埋れている若者の胸中から解放さ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.0

完全におっさんずラブ。

不器用なお父さんが必死にゲームする姿がかわいい。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大手銀行が、こぞって投資を続ける中、住宅バブルの崩壊に掛けた主人公たち。

リーマンショックにより、大手銀行が債務不履行を抱え破綻する中、莫大な利益を得ることになる。

しかし、それは800万人が仕事
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「奇跡の脱出劇」と題したノンフィクション感動作。。。


であるが、脱出劇と言うには、あまりにもたくさん人が死に過ぎる。

「感動」部分はラスト10分くらいで、最初から最後までずーーーーっと死がいつ迫
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「正気でいるというのは選択できるものではない。思い込んだら克服できない。」
精神科医コーリー(シャッターアイランドの管理人)の一言に、全ては集約されていた。

私達聴衆は、主人公テディの目線こそ正しい
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

アクション映画の傑作!

ブルース・リーの細く引き締まった筋肉!繰り出される少林寺拳法!滴る血と汗!

個人的に超好きなのが、他のアクション俳優には無い狂人的表情!
まばたき1つせず敵を見据え、
トド
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.5

会社が倒産し無職になった中年2人が、Googleのインターンシップに挑戦する!
リズミカルで楽しいし、Googleのワクワク感が伝わってきてよい!

バケモノの子(2015年製作の映画)

4.0

腕っ節は良いが独りぼっちのバケモノ熊徹、
心に闇を抱えた人間レン。

2人の出逢いが、互いの足りない所を埋め会う。

熊徹(役所広司)の不器用な父親感がオススメポイント。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

水中アクションの映像がカッコいい!

ギリシャ神話やローマの歴史も盛り込まれており、心躍る!

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

殺さない殺し屋というのはコメディーの設定としては良いと思った。

岡田准一の引き締まった筋肉 0.5点

山本美月の天然な可愛さ 0.5点

その他豪華俳優陣の演技 0.5点

岡田准一の可愛い
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