ゆうさんの映画レビュー・感想・評価

ゆう

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

韓国ドラマとか韓国映画ってこういうえぐいところあるよね、って思った。久々に韓国作品を観ました。

特に今作は階級社会が各所で鮮やかに対比されて、どん底はどこまでも落ちていくし、逆に上の世界はずっと綺麗
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何者(2016年製作の映画)

3.9

これは私自身の思い出というか感想なのだけれど、就活って本当に人間性が出てしまうものだと思う。

色々悩むことはあれど、素直に状況に応じて頑張れる瑞月のような姿がある意味1番理想的。
無邪気さとその勢い
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.8

木村拓哉×検察官、といえば迷いなく『HERO』が浮かぶ。正義に真っ直ぐで、公平な視点を持って突き進むその姿に憧れたこともある。
そんなイメージが、180度変わった作品だ。

『HERO』とキャストが被
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.9

AIはどこまで人間に近づくことができるのか。感情を抱き、愛を生み出すことは可能なのか。
壮大な自然に囲まれた別荘の中で淡々と進んでいくストーリーが、SFっぽい感じから若干のホラー感を纏いつつもさらっと
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.8

主人公が訪れた「シャッター・アイランド」。
そこで繰り広げられるストーリーには違和感がそこかしこにあって、色々考えながら観ることができて楽しい。
不穏な空気、何かを隠している人たち、おぞましい中にも美
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.8

なんというか、赤井ファミリーは要素が多すぎてちょっと詰め込み感は否めなかった。元々濃いものが沢山あるはずなのに、中和されてそれぞれ印象が薄まってしまった気はしたので、そこがちょっと残念だったなと。>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

キッドと京極さんなら何でもアリな気がして、何が起こっても平然と観られる不思議。
シンガポールに行きたいです🇸🇬

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.8

「正義」のあり方をとは。
江戸川コナンもとい工藤新一の正義と、安室透すなわち降谷零の正義と。重なる部分もあれば、相反するところもある。

サスペンス系で警察組織が絡むと裏の話が出てくるというのはあるあ
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.0

コナン映画の最近の作品の中では1番楽しかった記憶。
安定のあり得なさはあれど、キャラクターの見せ場がそれぞれあって嬉しい。連携プレイが観ていてワクワクするよね。
天海祐希のゲスト起用を決めた人に全力で
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

熱い2時間だった。
原作やキャラクターにそこまで思い入れが無かったのだけど、ただただ熱量に圧倒されていた。

ここまでアニメ作品が社会現象化したことに驚き、そして映画も大ヒット。
ジャンプをはじめ、漫
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

キャスト・スタッフの面々からして想像できる内容の通りという印象。良くも悪くも。
絶妙に煮え切らない感じが映画の尺と規模だとちょっとしんどいなと。大泉洋は安定の大泉洋でした。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

大好きなシリーズ。
ダー子さん、結構ギリギリな橋を渡るもんでハラハラしながら観ていた。
謎解きでスッキリ!爽快!な感じというより、ハートフルな印象。続編も楽しみにしています。

天気の子(2019年製作の映画)

3.6

新海誠だし劇場で見るか、から鑑賞。
やっぱり大画面で見る画が美しい。
綺麗で、吸い込まれてしまいそうな奥行き感。

個人的には「君の名は。」より好きかな。
リアルと現実が交錯した世界観というか。
ファ
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怒り(2016年製作の映画)

4.2

サスペンスとして、は圧倒的に原作を読んで欲しい。
刑事組の描写も映画だとごっそり無いので。

けど、「怒り」という感情はやっぱり映画ならではの描かれ方だなぁと。
役者さんたちがどの方も凄い。複雑な感情
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PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

PSYCHO-PASS 3期と劇場版からの延長戦なお話。完結編と言い切っていいかは謎。
一区切りはついてるけど、色々伏線残ってるよね……?
OPから高まる。好き。

ラスボスが小物感は否めないよなぁ…
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.4

映像がひたすら美しい。壮大なスケール感と、音楽が融合した世界観がとても好みです。

映像美と音楽にとにかく圧倒圧倒されたので、他は正直印象に残っていない。。
ストーリーはまぁ、良くも悪くも分かりやすく
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

あと少し早かったら。
別の道を通っていたら。
他の人と出会っていたら。

日常でも偶然と選択の重みはもちろんあるわけだけれど、「戦争」という状況の中ではその重みが全然違う。
紙一重のことが文字通り命取
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.2

幼馴染の主人公たちが、両片思いで延々とすれ違っていくお話。
ラストはハッピーエンドとはいえ、途中は切ない……。

なかなか波乱万丈な人生だけど、ロージー演じるリリーコリンズがとにかく可愛い。強い女の子
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.7

華やかで色鮮やかな映像、頭に残るテンポ良い音楽、それでいて夢と現実を描いているという盛り沢山な映画。
映画館のスクリーンで観て良かったTOP5に入ると思う。

ミュージカル好きにはたまらない!
色々な
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ラストのライブシーンが圧巻。
それだけで映画館で観た価値があったと思う。
聴き馴染みのある曲たちが、どんな経緯で作られていたのかが興味深い。多少の脚色はあるんだろうけども、あまりに予想の斜め上すぎて。
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.5

概念が奪われる、という奇妙な状況。
その中で現れる“散歩する侵略者”とは?
最後に見つけた、愛するということとは。

……この辺りのことが面白い、気になる、と思ったらぜひ舞台版を見て欲しい。
映画を観
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

面白かった!
安定の三谷幸喜作品、な感じ。

面白かったけど、「記憶にございません!」のインパクト以上のものが無かったのがちょっと残念。

予告編のスピード感と、誰も信じられない中で生き残らなきゃいけ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.8

観終わった後、優しくて幸せな気持ちになるお話。
所々、有名な映画のオマージュが見えるのも楽しい。

映像がとっても綺麗だし、綾瀬はるかは可愛いかった!ちょっと(?)ワガママなお姫様がぴったり。
北村一
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