タイトルの通り善悪の境界について考えさせられる作品。内容として奥の深さもあるが、単純にサスペンスアクションとして観ても面白い。カルテルという麻薬組織の悪に対して、正義たる善として対峙しようとする主人>>続きを読む
この映画を観ても感動なんかないし、人の嫌な部分をこれでもかと凝縮したような陰鬱なシーンを次々と見せられる。「自分がこの主人公なら行く先々で何を思い、どう行動するか」を補完しながら観るとより没入できる>>続きを読む
「カメラを止めるな!」や「1917」のようなワンカットで撮影された、ノルウェーのウトヤ島で起きた悲劇を基にした作品(ただし登場人物はフィクション)。実際の銃撃はおよそ70分続いたとされており、その史>>続きを読む
実話を基にした映画。子の幸せを願ってくれる両親の基に生まれたことを心から幸福に感じたし、自分もこの映画のドンのようにはなるまいと誓った。
始めは演技のくどさが目立つし、小説の各章を順番に並べたような単純構成なのが気にはなるが、それでも名作と数えられるような感動作。特にエンディングは衝撃の展開だった。
実話を基にしたドキュメンタリー映画。20世紀後半のアメリカで双子、三つ子に対して非道とも言える実験を行なっていたという話。文明が発達していたはずの自由の国アメリカにも多くは語られない闇があるのだと知>>続きを読む
アカデミー賞受賞の感動ストーリー。
設定が飛び抜けてるとかそんなことはないのだが、細かな表現が美しい。妹のことを思いぶっきらぼうに突き放す兄。自分自身は聴覚障害により娘の歌が聞こえないのだが、周り>>続きを読む
原爆の父オッペンハイマーについて描かれた作品。
音楽や映像美はさすがはノーランと言った感じ。アメリカ人視点で作られてはいるものの、その枠の中では中立で表現されていたと思う。原爆についての話なので観>>続きを読む
アフガン戦争時の米軍と現地通訳者の取引・関係、そして仕事のためとは言え米軍に加担していることによる通訳者たちの現地での扱いに関する話。現地武装勢力のタリバンにとって通訳者たちは自分たちにとって裏切り>>続きを読む
鬼才アリ・アスターの新作。
幻覚症状を患っている人の頭の中を見せられているみたいで終始薄気味悪いような、不快なような気分にさせられる。観終わった後にネットの考察を読むと「あーなるほどな」と納得でき>>続きを読む
戦争の悲惨さや当時のユダヤ人への道理なき迫害の様子が描かれていて胸に来る内容だった。
期待通りの評価。
調和だなんだと一区切りついたような終わり方したし主人公エイデンの今後の英雄譚に繋がるような終わり方したけれど、劇中の活躍を見る限りエイデンは一番ハンターになってはいけないタイプだ>>続きを読む
サイコホラーかと思いきや中身はコメディテイスト溢れる少し笑えるホラー。世の中の過激な菜食主義者たちの活動に対しての風刺めいた内容もあって面白い。
ほどほどのストーリーを軽快なテンポとアクションで補っている、そんな映画。その辺は「パルプ・フィクション」に似ているが、こちらは少し好みが分かれるように感じた。
ディズニー百周年記念作品とのことで期待して観に行ったが、期待以上ということはなかった。面白かったのだがボリュームは少なく感じたし、舞台的に仕方ないにしてもフィールドが狭く、他作品で見られる冒険してる>>続きを読む
フランス革命期の英雄がいかにして英雄となっていたか、またその私生活はどうだったのかが描かれた作品。とても興味深い内容で面白かった。
上手くまとまっており非常に面白かったが、チャーリーとチョコレート工場のような歴史に残る名作といった印象は受けなかった。
途中から何がなんだか分からなくなるが、最後には割とスッキリできるわかりやすく楽しめる映画。上映時間も短く、サクッと観られる。「インセプション」ぽさを感じるが、トリックSFも違うのでOK。ラストはある>>続きを読む
ガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサムの黄金コンビの再来。内容としては「スナッチ」や「ジェントルメン」ほどコメディに寄っておらず、「キャッシュトラック」ほどシリアス寄りでもない、リッチー作品で言うと>>続きを読む
シリーズ4作目にして1番面白かったと思う。ガンフーアクションはもちろんのこと各キャラも個性が際立っていた。
前半は追い詰められたジョンウィックの戦いが見られて面白い。しかし後半はコメディ映画になる。ボスキャラが寿司店で働く日本人?のようだが、途中口走る日本語の発音がめちゃくちゃ。「ティファニーで朝食を」の>>続きを読む
実話を元にしたストーリー。
迫力あるレースシーンや包み込むようなエンジン音の臨場感は映画館での鑑賞ならではのもの。是非とも劇場で、特にIMAXやドルビーシネマの没入感の中で観たい作品。
シリーズ一作目。ジョン・ウィックというキャラクターの過去が深掘りされているわけでもないし、そういう意味でストーリーの深さはあまりないのだが、ド派手なアクションと殺陣は見ものだ。
映画というより、映像作品。一度観てその全てを理解することは叶わないし、監督もそれを期待していない気がするが、劇中の雰囲気を各々楽しんで飲み込むことが出来れば良いのではないか。
宇宙人。その異様さ>>続きを読む
一度観ただけで「これは良作だ!」と言い切れるほど全てを理解出来なかった。ただジブリで宮崎駿、劇中の細やかな表現は圧倒的だと思う。
ホラーチックとはいえ、蓋を開けてみればディズニーらしくとっても愉快なコメディ映画。
何も考えずに笑ってちょっぴり感動してって楽しみ方ができる。
ラストシーンに全てを持っていかれるような映画。
主人公たち4人の行動全てを肯定は出来ないけれど、それでも彼らの生い立ちや過ごした日々を思えば感情移入してしまう。
「人生は残酷」という劇中度々出てくる言葉が印象的で胸に残る映画。
たわいないやり取りや労働のシーンなどをもう少しコンパクトに纏められていればもっと観やすかったと思った。
未知のウイルスが蔓延し、多くの犠牲と混乱が生まれていく社会を描いた話。
ストーリーは非常に面白みが少ない。ただ2011年に制作されたこの映画は、現代の新型コロナウイルスが蔓延している社会のありうべ>>続きを読む
映画「エスター」の前日譚。
前日譚作品という事で、前作を知っているため大体のオチは予測出来ていた。しかし途中からの家族関係の変化などは完全に予想外で、いい意味で期待を裏切られた。前作同様、完璧なシ>>続きを読む
字幕版で鑑賞。
幾千と聞いたあれやこれのミュージックがハリウッドオーケストラで流れるのは、初めてゲームをプレイする時のようなワクワク感に全身が支配された。
ストーリー的に気になることがあったとし>>続きを読む