コナンの地道な聞き込みと少年探偵団の活躍に反して捜査で後手を踏んだりと警察の見せ場がほぼ無い。目暮警部のお腹ぐらい。コナンがその正体を明かさない制約が足枷ではあるけど、やっぱり警察と共闘して黒の組織と>>続きを読む
絶対に後で小道具として使うだろと疑わずにはいられない唐突な元太のリコーダーコミュニケーションが最高。
コナンとソプラノ歌手のボート上での切り返し。遠く離れた受話器に向かって110番の発信音と同じ周波数>>続きを読む
長い。眠る→目を覚ますを繰り返すしつこさは良かった。あと生首コロコロも
再見。何度見ても凄い。
汽車で帽子をキャッチする出会いから再会のきっかけとなるパラソルと、風の表現がとんでもない。というか泣いた。本のページがめくれたり揺れる水面だったりの予感させるカットも抜群に上手>>続きを読む
あまりに盛り上がりに欠ける展開で、オープニングのとってつけたようなカーチェイスにも合点がいく。まぁその誤魔化しのアクションさえ不発なんだけど。蘭と園子の背中合わせの友情と信頼に向けてアクションを積み重>>続きを読む
毎回の事ながら怪盗キッドの回は変装過多でつまらない。登場人物の言動がなんでもありになって驚きがないから。日本刀集めと秘宝探しに時間をかけること自体はまぁいいとして、場面転換しすぎだし魅力的なのはロケー>>続きを読む
闇夜の砂浜、遠ざかる男女、ジョージ・C・スコットと車が同時に迎える最期!
間接的に夫の命を奪った男を許し愛することはできるのかという傑作メロドラマ。男女の間にある乗り越えるべき障壁はデカければデカいほどいい。中途半端に開いたままの扉と影にドキドキする。キャットアイフレームの>>続きを読む
刑務所内でセミプロの看守チームと元プロ率いる素人集団の囚人チームでアメフトの試合をする当て馬マッチアップ。勝ち負けでなく合法的に看守を殴れるという利害関係のみで集まる囚人たちが最高。過去の裏切り行為を>>続きを読む
アンゲロプロス初めて見た。すげー。黒沢清は相当アンゲロプロスの影響を受けてるだろうなと思った。
カメラの引きと人物が画面奥へ遠ざかるショットが多く奥行きへの意識が途轍もない。特徴的なのはやっぱ長回しで>>続きを読む
剣道部の男女の歪な青春恋愛映画。朝練を終えて下駄箱での「面入れられるの好きや」の台詞に完全同意。高校生のサドマゾを突き放したり茶化して笑いものにしないのが良い。変態的嗜好からの卒業を誓って燃やしたはず>>続きを読む
散りばめられた要素も寄り道しすぎな展開もこれといって機能するわけでもないのに、終盤の3階層と落下と複数人のアクションとが異様に面白くてノせられた。よく分からん魅力がある
再見。窓をフレームのように活用して映すボートの横移動がめちゃくちゃ良いのと、登場から不機嫌を隠そうともしない中嶋朋子の佇まいに萌える。オフで聞こえる「頑張れ!」の叫びにグッときた。音楽の多用は流石にく>>続きを読む
莫大な遺産を相続する条件としてその日のうちに結婚しなければならないバスター・キートンが、金目当てに集まった花嫁志願者から追われて逃げまくる映画で、とにかく走る走る。ボートに乗り込んでからネクタイにぶら>>続きを読む
哀川翔と菅田俊が道に迷い暇つぶしに石を投げる長回しと、単身で殴り込む玄関前の引きのショットが切なくて好き
傑作。渇ききった暴力にアクションと人物配置、照明、外さないロケーション。警察署の建物内部とかめっちゃ黒沢清。長回しより編集が暴力的でカットが変わることにめちゃくちゃ恐怖する。ハンマーを振り下ろしてから>>続きを読む
勘違いで女性の跡をつけるストーカー映画。カフェテラスで何人もの女性をジロジロと見つめる過剰な窃視からしてちゃんとキモくて良い。人々が建物を横切り画面内に現れては画面外に消えてゆく、それを眺めるのが気持>>続きを読む
再見。優秀な警察官の兄マーク・ウォールバーグと、兄や父親との間に確執のある弟ホアキン・フェニックスによる兄弟映画。音が良い。雨の中のカーチェイスや煙が立ち込める草原のショットといい視界を制限する画面が>>続きを読む
無賃乗車は殺してでも排除する車掌のアーネスト・ボーグナインとどうやっても無賃乗車する放浪者リー・マーヴィンの戦い。どちらの正義にも動機にも加担したくないが、汽車に乗り込みさえすればどうでもよくなるほど>>続きを読む
再見。不意の事態や状況への対応に振り回されてる間は不憫な気もするけど、幽霊に耐えかねてこっちだって被害者だ!と反転してから振るう暴力の容赦のなさ。幽霊をタコ殴りに、ドッペルゲンガーには灯油をぶちまけて>>続きを読む
再見。愛する柔道から逃避して無気力で生きることに消極的なルイス・クーと、彼とは対照的に夢追い人で前向きなアーロン・クォックとチェリー・インの3人が、投げられても起き上がる、捨てられても拾う、そうやって>>続きを読む
再見。シリーズ屈指の傑作。下宿人のペンギンに居場所を奪われたグルミットが怪しげな彼を尾行するスリラー展開。博物館前の通りの陰影、ダンボール箱からの窃視、メジャーの伸縮を活用したスマートな上昇と落下の運>>続きを読む
再見。やっぱり狂ってる。精神病、他人の内面の別人格が見える、餞別に自分の右耳を切り落として渡す、とかもあるけどそれよりもラウ・チンワンが存在しない妄想の妻を後ろに乗せて幸せそうな顔してバイク走行するカ>>続きを読む
再見。ラストの襲撃に当たり前のようにやってくるラウ・チンワンと車椅子を押すレオン・ライの叶うはずのなかった2ショットに号泣。こんなにアツく美しい友情は他にない。対立する裏組織にそれぞれ雇われた殺し屋の>>続きを読む
横一列に並んだ暴走族をドミノ倒しにするオランウータンの右折手信号パンチと、ジョン・クエイドからイーストウッドへの40ドルの受け渡し。助手席での手のアクションに清々しい気持ちになる。モーテルの隣り合う3>>続きを読む
再見。愛すべき緩慢さ。オランウータンの動きが可愛く、車内での肩組みや夜の街を手を繋いで歩くイーストウッドとの2ショットが忘れがたい。何度も繰り返される登場と醜態を晒す失敗に、暴走族がやってくる時の音楽>>続きを読む
光の表現や声援をさらに効果的にするゴール手前の暗闇。そこでの会話もまた良い。ゴール後の画面分割も痺れる
再見。超絶面白い。キャメロン・ディアスがスパイであるトム・クルーズの任務に巻き込まれてあちこち連れ回されるんだけど、とにかくスピード感がエグい。場面転換の数が異常で、南の島でビキニ着てたのがカットが変>>続きを読む
再見。投げること、キャッチすることに全てを託す真っ直ぐな活劇。糸電話の紙コップを2つとも渡してしまったあとのたまこの後退の動きが愛おしい。暗転→告白→前奏の終幕がズルすぎる。「どうぞ」に泣く。また映画>>続きを読む
ダム映画。評判ほど悪くはなかった。ちょっと長いけど。ここにきてようやく旅からの脱却、とはいえ漂流のイメージは残っている。明確に旅をしないのは本作と『ショーイング・アップ』くらいか。『ライフ・ゴーズ・オ>>続きを読む