もかさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

大学での出来事(2020年製作の映画)

4.7

長回し、登場人物ほぼ1人。それでここまで臨場感を出しているのがすごい!
ずっと緊張した、、、静寂がこれほど怖いなんて、思いもしなかった。。

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

こんなに深くて重い現実を、お説教にせず物語として世界に発信して、クスッと笑える伏線を張り巡らすその才能に脱帽。

品性と誇り、なにより勇気を持つこと。そうやって世界と戦う中で、自分は一人じゃないと思わ
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

5.0

見返りがなくても描き続けられるのか。
どんな事においても軸はそこで、つまりは自分のために祈ってる行為を他人が評価するかどうか。

才能あるものは"普通"の幸せは無理で、葛藤があるから息が出来ること。そ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.7

これになりたい切実に!
かっこよすぎ。大好き。自由とスリルに溢れてる人生!
ハリウッドの力やばいし、メットガラの衣装美しすぎて目の保養!!

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

カバン一つ持って、友人と旅に出たくなった。

大人になるにつれ色々な物事を学んで、それはそれですごく楽しいけど、やっぱり何も知らない「無知」ゆえの、感動とか成長って心にガツンとくる。

曲と映像の調和
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ワイズマンとのピクニック(1968年製作の映画)

3.9

ストップモーションの映像って、普通にカメラを回して撮った映像や高性能CGよりリアルに感じるのは何でだろうか。

ワイズマン=賢者、魔法使いとのピクニック。特別な力で無機物が想いをもったのかな。

アリス(1988年製作の映画)

5.0

不気味で不思議、原作に近いアリスだと思う。
完璧なファンタジーじゃなくて、ブラックジョークの効いたダークファンタジーで、より現実味のあるファンタジーというか。

発想や魅せ方がわくわくする世界だった。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.6

日常を送ること、日々変化していくこと。
特別じゃない私たちが生きていて、それぞれにとって大切なものを守りながら淡々と生活をする。

全ての繋がりが、小さなきっかけが、ゆっくり心に変化を起こし真っ直ぐに
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すべてのエヴァは、チルドレンは、今の私たちに続いてる。
それぞれの想い、願い、愛、弱さをちゃんと認めて自分から踏み出す世界が愛おしい。
素晴らしすぎて過呼吸になりました。涙が止まりません。この作品に出
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.4

その人の行動や考えにおいて、周りの環境や一緒にいる人々ってすごく大切だなって思わされる。。。
グレースに出逢ってなかったら、きっとみんな幸せだったよ、、狂わせる女ってこういう子のことを言うんだなぁ

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

4.1

この世界に住みたい♡インテリアも服も全部可愛い!絵本の世界を忠実に再現してて眼福…♡

フェリチタ!(2020年製作の映画)

4.2

音ってすごい。
音の遮断は外界と自分の遮断。
それは両親との関係や自分の身に起きてる全てのことを忘れたいって思いからなんだよね。
音を使って心の機微を詳細に描いていて素敵。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.6

大人がこれ創ったの!?すごすぎる!
現実すぎてリアルな中学生の心がまっすぐ、鮮やかに描かれてる。
ひっそり笑みが溢れちゃう瞬間も多くて、それは面白いとか可愛いじゃない、胸がキュッとなるやるせ無さで、笑
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ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

5.0

この2人の演技が本当に大好き!!
騙し騙され、悪い事してるのに憎めないキャラクターが愛らしい。
ドレス活用のシーン、つい笑顔になっちゃう。
底抜けに明るい気分になりたい時はこれ。

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

5.0

岩井俊二監督はどこまでも名作を作り出す人だな、と。
花とアリスから10年、成長した2人の役者さんが当時のキャラクターを演じる事に大切な意味がある。
日常生活の中で、ふっとこの作品のワンシーンが想起され
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空気人形(2009年製作の映画)

3.6

是枝監督の空気感がじっくり伝わる。
現実のようで現実ではない不思議な世界と、意思を持って生きる事の意味。
知的好奇心と愛が彼女を成長させ、美しいだけではない本当の世界を見せていた。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.0

これがストップモーションなの信じられない。技術が集約されてる。
ブラックジョークが効きまくってて、可愛さと皮肉さを摂取したい時に見たいな。

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.5

ティムバートンの世界観バッチバチで重いけど、ミュージカル調だからポジティブに観られる。

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.5

将来について悩んでる人にぜひ見てほしい!
優しくて明るくて仲間思い。仕事をする上で、こういった人々に出会えるかどうかはとても大事だと思う。
何歳になっても学び、諦めない姿勢を持ち続けたい。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

5.0

外見より中身が大事ってよく聞くけど、中身と外見が乖離してしまったら、個々のアイデンティティを保つ事が出来ないなんて皮肉だ。
愛は魔法ではないけれど、困難を乗り越える力を持つ魔法のようなもの、として存在
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.7

適当と完璧。どっちも正解で、それぞれが幸せになれるのであれば、押し付ける必要はないよね。
頑張りを見ていて認めてくれる人がいるって、かなり重要なことだと実感。。。

天空の結婚式(2018年製作の映画)

5.0

ハッピーになりたい日はこれを観る!

社会問題や閉鎖的空間における人間関係を深く掘り下げながら、最終的には全てを「ハッピー」に帰結するスタイル。元気出る!
ロケ地が美しくて絵画として飾りたい。

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.1

化学好きな人にこの映画とてもおすすめ!
観ながらケーキを食べてしまって、なんかチグハグ加減に笑ってしまった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

5.0

何を言ってるかわからないよ………ってなるよ、これは。
何回も見なきゃ分からないけど、何回でも見たくなる、くせになる、最高じゃん。。
前半のロボットアニメ感最強だよ、アニメと思えないリアルさとアニメにし
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

おもしろかった!笑った!元気出た!
今泉監督独特の台詞回しと、間の取り方が抜群に発揮されていて、一瞬で終わった気分。

中田青渚さんの演技が大好き。自然体だけど印象深い!

サッドティー(2013年製作の映画)

3.6

好きとか、正しいとか何なんだ??って思わされたし、最後まで明確に答えを出さずに(それこそが答えなのかもしれないけど)エンドロールに繋がる感じ好きだな〜!

今泉監督の映画は全部音楽がぴったりで台詞回し
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

5.0

笑ってみれる作品かと思っていたら、コミカルさを最大限に活かした深い深い作品だった。
他者と会話する時のテンポ感と、Aと会話する時のテンポ感の違いとかすごく現実の世界だなってなる。風景の切り取り方や1つ
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

4.4

イタリアの風!情熱!が全身で伝わってくる。
結局どこかで失敗しても自分の心や周りの想いを汲み取れば、上手いこといくんだよね人生。
viva!それぞれの人生!

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

5.0

信念とか愛とか、目に見えなくて誤解されやすいもの。変質し時には執着してしまうものが人には沢山あって、本質を見えにくくしてしまうけど、その根底にあるものは愛なんだと思った。
苦しいくらい泣いた。優しくて
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

5.0

歌謡曲や童謡という、幼い頃の幸せな記憶と結びついている曲を残酷なシーンで流すセンス。。。絶対忘れられない画になった!

ほのぼのシーンも多かったからこそ、大事な場面で心がごりごりに削られた。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

5.0

見たら自分は絶対にハマるんだろうな〜…と分かっていたからずっと避けてたけど、ついに見てしまった!

圧倒的映像美!怒涛の展開!意味わかんないのに観るの止められない!

私が初心者だからかもだけど、感情
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

5.0

大好きだった!何かもう色々ぐだくだ言うのなしで、ただただ好き!

カラフルレトロな世界観で写真や絵画的要素もあり、音楽もボーイスカウトっぽさやクラシックの優美さを活かしきってる。
ストーリーは愛に基づ
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あたしだけをみて(2016年製作の映画)

4.7

言葉が逆読みの日本語とかフランス語が混同していて、現実ではなく心的世界を表してる感じがした。

モルモットがスマホになった瞬間、うわぁ〜やられた…って思って、最初から何度も見てしまった。たしかに、スマ
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

5.0

ふわふわと可愛らしいキャラクター。子供向けの題材。そこで浮き彫りにされる社会問題と狂おしい心理描写。

羊も狼もみんな人間で、中身を表面的に表したらこうなるって事だと感じた。
守られ過剰なほど母を信じ
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